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スパークス・日本株式スチュワードシップ・ファンド ウオッチ #120 / スパークス 『アジア厳選投資』 『少数精鋭』ウオッチ #24 (2024年11月末) 

僕が毎月追加取得している3つのファンドの月次定点観測です。

スパークス・日本株式スチュワードシップ・ファンド「対話の力」は2014年12月から、スパークス・新・国際優良アジア株ファンド「アジア厳選投資」は2021年2月から、スパークス・少数精鋭・日本株ファンドは2022年1月からお世話になっているファンドです。

まず、とても残念なお話からです。

スパークス・少数精鋭・日本株ファンド 繰上償還

https://www.sparx.co.jp/news/doc/20241218letter.pdf

受益者の一人としてとても残念に思いますが、致し方ありません。今保有している口数は解約せず、繰上償還まで保有を継続するつもりです。

それでは、受益権総口数からチェックしてみます。


受益権総口数の推移

対話の力

2024年11月は前月末比で受益権総口数が減少、ファンドからの資金純流出となりました。2ヶ月連続の資金純流入は実現せず。

アジア厳選投資

こちらの11月は0.01億口の増加。受益権総口数増=ファンドへの資金純流入です。2023年3月以来、20ヶ月ぶりの資金純流入となりました。

少数精鋭

こちらの11月も受益権総口数が増加、ファンドへの資金純流入となりました。3ヶ月ぶりの資金純流入です。でも、もうすぐ繰上償還です、、、

投資先・ポートフォリオ

対話の力

業種別の組入比率の推移を眺めてみます。

業種別で入れ替わり、順位の変動はありません。

投資先数は前月末から増減なしの15社です。

運用コメントは こちら です。

投資行動について特にコメント見当たらず。

投資先の #EIZO  さんの投資見解、対話内容が紹介されています。

当ファンドは、同社はバランスシートマネジメントによる資本収益性に改善余地があると考え、2022年初頭からROE向上に関して、経営陣と対話を続けてきました。
 その後、同社は2022年5月に自社株買い(40億円)および、買収防衛策の廃止を発表するなど、資本市場への向き合い方に少しずつ変化が見られておりました。より明確な変化として、2023年3月期決算説明会の場にて、ROE8%以上を資本収益性の目標として、総還元性向の目標水準を70%に設定し、株主還元を強化する方針を掲げました。2025年3月期は、欧州でのオフィス向けモニターや、中国での医療用モニターの需要減速に苦しみ、通期業績予想を下方修正しておりますが、総還元性向70%+αを維持する方針を、当ファンドは高く評価しています。

投資先の上位5社です。

前月末です。

前月末と見比べると、メンバーに入れ替わりはありません。

1年前、2023年11月末の上位5社です。

上位5社では、#SHOEI さん、 #全国保証  さん、 EIZO さんの3社は1年前も上位5社に入っていました。

2024年11月末基準の月次レポートです。

https://www.sparx.co.jp/mutual/stw_202411.pdf

アジア厳選投資

投資先の数は前月末から1社減で27社。

1年前との比較では9社が入れ替わっています。

「組入期」の列にある数字はファンドが投資開始したと推測される決算期を入れています。「7」は2023年5月開始の第7期です。現在、第8期です。

https://www.sparx.co.jp/mutual/ags_202411.pdf

月次の運用コメント では、 アジアでの投資機会、韓国の防衛産業について詳しく述べられています。

例えば2019年から2023年までの期間で、時価総額が5億米ドル以上、米ドルベースで100%以上のリターンを記録した銘柄は世界全体で2,186銘柄です。このうち、642銘柄は米国、313銘柄は西ヨーロッパ、868銘柄はアジアの企業でした。上表が示すとおり、少なくとも過去7年間の統計を見る限り、アジアには当ファンドが求めるリターンを生み出せる投資先が潤沢に存在していることが分かります。

詳しくは↑のリンクからご確認ください。

少数精鋭

上位10社、このファンドは2024年10月末のものです。

1年前、3年前と比較しています。こちらの組入期の列「11」が2024年8月に終了した第11期です。現在、第12期。

1年前との比較では2社、3年前との比較では7社 入れ替わっています。2024年10月末の上位10社に組入期「1」の会社が3社含まれています。長期で株式の保有を続けているのが見て取れます。

業種別の推移です。

前月末と見比べると、食料品の順位が上がりました。

運用コメント では #SBIホールディングス  さんが詳しく説明されています。ファンドの第11期からの投資先です。

当ファンドでは、同社の長期的な利益成長に期待し投資しています。金融業界の基本的な収益構造において、収益に大きく影響するのは預かり資産残高とフィー(手数料)料率です。この2つのポイントを軸に、同社の成長を考えてみます。

詳しくは↑のリンクからご覧ください。

月次レポートです。

https://www.sparx.co.jp/mutual/sss_202411.pdf


パフォーマンス

対話の力

ローリングリターン を見てみましょう。今回から追加のグラフもあります。

5年です。


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