コムジェストさんの月次レポートを読む！ #18 （2022年10月末）
コムジェスト・アセットマネジメントさんがファンド運営に携わっている3つの #アクティブファンド の月次レポートを読んでみる
コムジェストさんの月次レポートを読む！
前回はこちら。
3つのファンドとは
ニッセイ／コムジェスト新興国成長株ファンド（資産成長型）【愛称：エマージング・セレクト（成長）】
ESGフォーカス コムジェスト・クオリティグロース・日本株式ファンド
ESGフォーカス コムジェスト・クオリティグロース・世界株式ファンド
3つのファンドの投資先の選別、投資判断を行なっているのが
コムジェスト・アセットマネジメント さんです。
ニッセイ／コムジェスト新興国成長株ファンド（資産成長型）【愛称：エマージング・セレクト（成長）】
2017年10月に設定されたファンドです。
主に新興国の会社に投資しています。
純資産総額、受益権総口数の推移です。
2022年10月は前月末比で受益権総口数が増加、ファンドへの資金純流入となりました。前年同月末比で口数は2％増です。
投資先の概況はこんな推移となっています。
投資先は前月末から1増、37社です。
業種別では生活必需品がトップになりました。
1年前と比べると、インド、ブラジルのウエイトが増える一方、中国のウエイトが大きく減っています。
2022年10月末、ファンドでの比率 上位10社です。
前月末との比較では1社が入れ替わりました。
ウェグ はこの定点観測では初登場のようです。ファンドのコメントです。
工業用電気モーターでブラジル国内にて約75%のシェア。海外展開にも積極的で売上高の約6割は海外 市場。充実した製品ラインアップ(1,500以上)と、質の高い製品を武器に構築したブランド力を有す る。充実したメンテナンスサービスにより、顧客の囲い込みにも成功。再生可能エネルギーやスマート グリッドの普及という長期トレンドによる恩恵を受けると考える。
ファンドの保有期間は長く、マザーファンドの第9期（期末は2016年12月）以前からの投資先と推定されます。
1年前、2021年9月末との比較では6社が入れ替わっています。
パフォーマンス。3年リターンの推移。新興国株式のインデックスファンドと比較してみました。
ここまで0勝25敗となっています。
ファンドの月次レポートです。
ESGフォーカス コムジェスト・クオリティグロース・日本株式ファンド
2021年3月に設定されたファンドです。
日本の会社が主な投資対象です。
純資産総額・受益権総口数です。
2022年10月は前月末比で受益権総口数が増加、ファンドへの資金純流入となりました。7ヶ月連続です。
投資先の業種別推移です。
2022年10月末の投資先は前月末から増減なし、44社。
順位の変動はありません。
2022年10月末の上位10社です。
前月末から2社入れ替わりました。オービックさん、オリックスさんがカムバック。
組入期はマザーファンドの決算期です。2021年12月の決算期が「6」です。
1年前、2021年10月末との比較では、7社入れ替わっています。
ESGフォーカス コムジェスト・クオリティグロース・世界株式ファンド
2021年3月に設定されたファンドです。
世界中（日本含む）の会社に投資するファンドです。
純資産総額・受益権総口数です。
こちらも前月末比で受益権総口数が増加、ファンドへの資金純流入となりました。
5ヶ月連続の純流入です。
投資先の推移です。販売用資料を参考にしました。
2022年10月末、投資先は前月末から増減なし、37社。
上位10社です。
2022年10月末、前月末から2社入れ替わっています。
エシロールルックスオティカ、ASMLホールディングが初登場（のはず）。
1年前、2021年10月末からは4社入れ替わっています。
投資先紹介は、これまでのバックナンバーが紹介されています。
日本株式ファンド
世界株式ファンド
が紹介されています。
3つのファンドの投資先の会社を眺めていると好奇心が刺激されます。
来月も楽しみです。
以降、有料パートにさせていただきます。
ご了承ください。
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