アクティブファンドがスキ❤️ #すきは無敵だ
愛するFC東京のホームスタジアム、味の素スタジアム。 去年6月にnoteに投稿した写真です。
その僕の写真を使って記事をつくったよ、という通知がnoteから届きました。
今日は幼稚園から大好きなFC東京について。
幼稚園からFC東京がすきな高橋さんが僕の写真を使ってくださいました!
嬉しいです。ありがとうございます。
かく言う僕は、2010年シーズンにFC東京と再会(最初の出会いは2002年でした)し、そこからじわじわとハマっていきました。長男が深川のFC東京サッカースクールに通い始めたのが、きっかけです。
高橋さんが書かれていたイベント
2004年ナビスコカップ優勝
2009年ナビスコカップ優勝
2010年J2降格
2011年J1昇格、天皇杯優勝
2019年優勝争い
僕が体験しているのは2010年のJ2降格以降。ナビスコカップの2回の優勝は「自分ごと」ではありませんでした。その優勝を知るファンの皆さんが羨ましい。
先日、J1昇格を果たしたアビスパ福岡について書かれたこちらの大塚さんの記事、大変印象的でした。
中でも印象的だったのが
「アビスパの親かなんか」
という言葉。「親かなんか」。だんだん、そういう風になっていくんですよね、ハマっていくと。6年前のちょうど今頃のことです。
はじめて西が丘に行きました。FC東京がタイトルを目の前で獲った瞬間をはじめて味あわせてもらいました。
それから3年後。
高橋さんが ”弱かった。大久保やウタカといったリーグを代表する選手がいたにもかかわらず不甲斐ない姿だった” と評された、2017年シーズン。辛いシーズンでしたが、希望の光をもたらしてくれたのはU-18チームでした。
この試合もスタジアムで観戦してました。めちゃくちゃ寒かったです。でも、めちゃくちゃ誇らしく思いました。
このタイトル獲得を味わえた2試合ともに出場、PKで得点したのが品田愛斗選手です。その品田選手。今季、リーグ戦で何度も出番を得ました。一番感慨深かったのが味スタでの広島戦。
品田選手ほか、FC東京のアカデミー出身の選手の活躍で勝ちとった試合。昨季までU-23の試合を西が丘、夢の島で何度も見ていた選手たちの躍動がとても嬉しかった。これが「親かなんか」という感覚なんだなあ、と思ったわけです。
昨日はライブ配信でこちらの試合を見てました。
めちゃくちゃしんどい試合でしたが、PK戦をなんとか制して次のステップに進めました。今日も何とかして勝ち切って欲しいです。
FC東京のことばかり書いてしまっていますが、高橋さんの記事で知ったのが
という企画の存在です。
些細な好きもかけがえのない好きも、尊重し合えること。
好きで安心感を持って繋がれること。
そんな文化を、「#すきは無敵だ」という言葉をもとに作っていきたい。
よっしゃ!、いっちょ参加してみよう!というのが今回の記事です。
カレーやラーメンなら「これは苦手」というのは珍しいけれど、アクティブファンド の場合はちょっと違うかも
カレー、ラーメンが好きです。大体の場合、カレー、ラーメンで「これはアカン、苦手」というものに出会うことはあまりありません。
アクティブファンドがスキ❤️ というタイトルにしました。
が、全てのアクティブファンドがスキというわけではありません。「これはアカン、苦手」というものの方が実は多いかもしれません。スキ❤️と言いながら、好き嫌いが激しい、、、「これはアカン」というアクティブファンドは、をここで書くのは #すきは無敵だ の趣旨と違っていると思うので差し控えます。
とはいえ、アクティブファンドがとても大切な役割を担っている、そう僕は信じています。
どんな役割か。それは、
「株式投資って素晴らしい!」
「株式投資が未来をつくっている、株式投資で未来を変えられる」
って考え方を世間の常識にするという役割です。
アクティブファンドとは?
ところで、アクティブファンドって何? という疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。アクティブファンドとは、投資信託の一種です。
投資信託とは、こんな風に説明されています。
「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品」です。
「集めた資金をどのような対象に投資するか」は、投資信託ごとの運用方針に基づき専門家が行います。
現在、ネット証券等では最低金額100円から投資できる商品も数多く存在しています。そうした環境があるおかげで僕もこんなことが出来ています。
FC東京の試合結果にあわせて投資信託を買っています。上の試合は負けちゃったので200円分しか買っていません。投資信託、200円で買えるんですよ。
この投資信託には2種類あります。一つがインデックスファンド、もう一つがアクティブファンド。
日経平均株価ってありますよね。あの数値は日経新聞社が選んだ225社の株価から算出される株価指数と呼ばれるものですが、この株価指数は「インデックス」と呼ばれます。「インデックス」は日経平均株価以外にも様々なものが存在します。日経平均株価は日本の会社が対象ですが、世界中の会社を対象にして算出される「インデックス」も存在します。
インデックスファンドとは、この「インデックス」の動きについて行く、連動するように運用される投資信託のことを指します。「インデックス」はどの会社に投資するのかを最初に「人」が決める(定期的に構成する会社を見直します。もちろん、見直すのも「人」です)わけですが、それぞれの会社をどれだけ買うのか、持つのか、というのが機械的に決められるのです。それを決めるのが「市場」です。毎日、市場で付けられる価格、株式の場合、株価で、それぞれの会社をどれだけ持つのか持たないか、が決められるのです。また、ほとんどのインデックスファンドは投資先が非常に多いのも特徴です。数百、多い場合は、数千の投資先が含まれています。
インデックスファンドを保有すると、その「インデックス」に合わせた投資成果を得ることが出来ます。例えば、今年3月19日に日経平均株価に連動するインデックスファンドを10,000円買ってそのまま昨日まで持っていたら、昨日の時価は16,300円くらいまでふえていたことでしょう。今年1月21日に日経平均株価に連動するインデックスファンドを10,000円買っていた場合、3月19日には6,900円くらいまでへっていました。日経平均株価の動きで、資産の時価が左右されるわけです。
これに対して、アクティブファンドは、何に投資するのか、しないのか、また、投資すると決定したらそれをどの程度買うのか、持つのか、それらを「人」(ファンドマネジャー)に委ねることになります。
インデックスファンドでは、一旦、「この会社は対象ね」と決まったらその会社の株式を市場が決める割合で買わなければなりません。「この会社に投資していいんだろうか」とか「この会社の株価、高過ぎない?」とか、そういうことはインデックスファンドではNGです。買わないとインデックスと似た動きが出来なくなってしまうからです。
では、「人」が投資先を選び出すアクティブファンドが良いのか、良い成果が出るのか、というと、必ずしもそうではありません。
「アクティブファンドの8割はインデックスファンドに勝てない」
という話があちらこちらで聞かれます。アクティブファンドが成績の面でインデックスファンドに負けがち、というのは事実だと思います。そこは否定しません。
ただ、それでも、アクティブファンドがスキ❤️なんです。
その理由です。
理由その1 : こんな会社があったのか!という出会い、こんな会社だったの?という発見
僕が毎月買っているアクティブファンドに 「結い 2101」があります。このアクティブファンドが投資している会社のことを紹介しているページがこちらです。
こちらで紹介されている会社の中には、このファンドの投資先だからその存在を知ったという会社が沢山あります。「結い 2101」は年に1回、受益者総会®️という大きなイベントが行われます。そこには投資先の会社の皆さんも沢山お越しになって、ブース等で会社の紹介をしてくださいます。社員の皆さんのお話をお聞きして、「こうした会社の皆さんと関係を持てているんだなあ」と実感することが出来ます。
投資先の中には、「よく知っている」つもりの会社もあります。でも、投資信託を通じて違った面を知って「実はこんな事業をやっているのか!こんな歴史があったのか!」と気づかされることも多々あります。
理由その2: 会社をどう見るのか、を知ることが出来る
僕が毎月投資しているアクティブファンドが毎月発信しているレポートの一例です。
投資先の会社をどのように評価しているのか、非常に詳しく説明されています。なぜこの会社に投資したのか、その判断の根拠が具体的に示されています。
こちらも僕が毎月投資しているアクティブファンドのレポートです。こちらはさらに1社、1社、詳しく、丁寧に、投資先の会社をどんな視点から分析、評価して、投資するに至ったかが説明されています。
息子二人のために、毎月買い増し続けているアクティブファンドのレポートです。
短期的に株価が上がりそうな会社、それとも、長期の目線で持続的に価値をつくり続けられる可能性がある会社を探しているのか、こうしたレポートから、僕たち投資家は感じ取ることが出来る。そう考えています。
なぜその会社に投資したのか、その判断に至るまでを、丁寧に、具体的に説明し、伝えようとする発信。
この種の真面目な発信をしてくれるアクティブファンドがスキ❤️なのです。
実は、この種のアクティブファンドはまだまだ少数派、圧倒的な少数派です。
しかし、よく考えてみてください。「人」に投資先の選別を任せる、委ねるのがアクティブファンドなんです。であれば、どういう価値観で、どういう基準で、投資先を探して、選んで、判断しているか、お金を預かる、託される側のファンドマネジャーがそれを伝えるのは当然だと思うし、また、アクティブファンドを選ぶ側、投資家もそれをしっかり確かめた上でお金を預けるか決めるのが至極当たり前でしょう。つまり、そんな当然、当たり前のことがアクティブファンドでは「圧倒的な少数派」というのが実状だということなのです。
アクティブファンドが大切だと考える理由
くそつまらない店で買い物すればくそつまらない街に一歩近づくし、くそつまらない政治家に投票すれば、くそつまらない国に一歩近づく。同じように、くそつまらない企業の株を買えばくそつまらない社会に一歩近づくだろう。
ヤマザキOKコンピュータ. くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.744-746). Kindle 版.
今年読んだ本の中で、最も印象に残った一冊です。
何に投資するのか、どれだけ、いくら投資するのか、たくさんの人たちのその判断、行動。それが積もり積もって、何重にも何重にも重なって、未来がつくられる、ってことです。そういう意味で今の判断、行動、どんな投資が実践されているか、が5年先、10年先、100年先を決めているのかもしれないんです。投資って、素晴らしい未来をつくる可能性を持っていると同時に、ロクでもない未来だってつくり出すこともある。お金が、資産が、ふえた、へった、ってことだけでは済まない面があるとさえ思います。
株式投資、投資信託を買うと、ふえたかへったか、気になるのは当然だと思います。ただ、それを見るだけでは勿体ない!そう思うんです。
ふえたへった、と一緒に、投資先の行動がどうなのか、その投資先を選んだ人たちはどうやってその判断に至ったのか、そういうことにもっと関心を寄せても良いんじゃないか。そういう関心が高まっていくことで株式投資に対する考え方が徐々に変わっていくんじゃないか、そんなことを僕は妄想しています。
その妄想の主役になっているのがアクティブファンドです。もちろん、投資先をどうやって探してきたか、どうやって分析したか、その結果どう判断したか、それをしっかりと、具体的に説明、発信してくれるアクティブファンドです。
この記事がきっかけで、株式投資、投資信託、そして、アクティブファンドに関心を持ってくださると、非常に嬉しく思います。
以上 僕の #すきは無敵だ でした。