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コモンズ30ファンド ウオッチ #24 2024年11月末
コモンズ30ファンド の月次定点観測の第24回です。
前回の定点観測はこちらです。
月次レポート「コモンズレター」です。
https://www.commons30.jp/pdf/fund30/report202411.pdf
巻頭で伊井さんがセブン&アイ・ホールディングスの件に絡めてこんなコメントをされています。
今後もM&AやTOBは増加傾向にあると思います。コモンズ30ファンドはじめ各ファンドの投資哲学、投資スタイルを堅持し、こうした買収合戦に対しても適切な対応を続けて参ります。
大型、超大型の話がこれからも出てくるんでしょうね。
ポートフォリオと上位10社
2024年11月末のポートフォリオ、上位10社です。
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月次レポート 「ピック!」のコメントから:
#味の素
業績好調の主な要因は、半導体電子材料事業と海外の調味料・食品事業の成長です。半導体電子材料事業では、PC市場の緩やかな回復やサーバー/ネットワーク向
け需要の改善に加え、生成AI向け需要の拡大が寄与しました。海外の調味料・食品事業では安定した成長が続き、事業利益率はコロナ禍前の水準を上回るまで回復しています。
直近の決算説明会の発表資料からです。
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今月の動画でも紹介されていますね。
#クボタ
前回予想から売上高▲1.7%、営業利益▲6.1%の下方修正予想としております。主要販売地域である米国では競合他社のボリュームゾーンである大型トラクターの出荷台数でも2桁のマイナス成長が継続しており、クボタの小型についても依然厳しい事業環境が継続しております。また建設機械においても需要は堅調なものの一部機種では一服感も出ております。
ちょっとしんどい感じなんですね、足元は。
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#ユニ・チャーム
会社側の説明によると、シェアを大きく落としているなどということではなく、既に必要な打ち手は打っているとのことで、ここからの巻き返しには自信を示していますし、株式市場の反応がやや大きすぎた面もあるとは思っていますが、それでもこの先、数四半期はこれまで以上に丁寧に業績を見ていく必要がありそうです。
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毎月の「ピック!」から、株価(価格)ではなく、投資先の会社が実現している「価値」をしっかりと追究している、メンテナンスしてくださっている姿勢を感じ取っています。
受益権総口数の推移
受益権総口数は、投資信託に資金が流入しているか、流出しているか、を示しています。
資金が流入する、継続的に資金が流入している=受益権総口数が継続的に増え続けている投資信託は、その投資家(受益者)からの信頼を継続して得ている、その信頼が深まっていると推測することが出来ます。
コモンズ30ファンドの2017年12月末以降の月次の推移です。
![](https://assets.st-note.com/img/1733523444-ZwfOuHe2X1TdgEYpAbj9MzCK.png)
2021年3月以降2023年4月まで26ヶ月連続で受益権総口数が前月末比増加、つまり、ファンドへの資金純流入が続いてきました。しかし、2023年5月は減少となりました。27ヶ月ぶりのファンドからの資金純流出でした。
2024年11月は1.01億口の増加でファンドへの資金純流入となりました。
18ヶ月連続の資金純流入です。
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