『投資信託事情』最新号に、”「貯蓄から投資へ」が起こらない理由”を寄稿しました!
1958年創刊の国内で最も長い歴史を持つ投資信託専門誌、『投資信託事情』に今月も寄稿させていただきました。貴重な機会を頂き、大変光栄に思っています。
今回は
「貯蓄から投資へ」が起こらない理由
について、最近感じていることを書きました。
税金をまけてあげるから株式や投資信託に投資してよねー、
それを老後資金の資産形成のきっかけにしてよねー、
というストーリーで「貯蓄から投資へ」が実現するのだろうか????????
という疑問がそのベース、根っこにあります。
そんな折、鎌倉投信の鎌田さんのこんなツイートを見つけました。
私も、非課税制度のNISAについて、こんな記事をつくったところです。
とりわけNISAは、制度をグチャグチャに複雑化する道を突き進んでおり、シンプルで分かり易い、とは程遠いのが実状です。その結果、どの制度が有利か、どう使えばどれだけ節税できるか、といった小手先のテクニックを探す(実際には、そんなものは無いと思いますけど)ことに誘導しているようにしか思えません。
「投資家の思想」を社会に植え付けて、根付かせない限り、「貯蓄から投資へ」なんて起こるはずがありません。
この状況を課題として捉えて、私は #瀧本宿題 に取り組んでいます。