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日本株式インパクト投資ファンド を月次定点観測する #9 (2024年10月末)

↑の記事で眺めてみた 日本株式インパクト投資ファンド 月次定点観測です。


受益権総口数

2024年10月末で 9.64億口。前月末比 0.27億口増 です。口数が増加しているのでファンドへの資金純流入です。

2023年5月以降 18ヶ月連続の資金純流入です。

投資先・ポートフォリオ

全体感

まずは普通の投資信託でみられるものから。

前月末と比べ投資先数に2社減です。

上位5業種のメンバー、サービス業が順位を上げました。

そして、このファンドならでは、の課題領域別の分布です。

前月末と比べると、「中小企業の経営改善」が3社から1社に。このテーマでの投資先2社が全売却されたものと推測されます。

上位10社

少しデータを追加してみました。

上位10社でファンドで51.8と集中度が高くなっています。組入期の列はどの決算期に組入になったか(推定値)です。

日立製作所さんはTOPIXの上位10社に入る大型企業となりますが、それ以外の9社でTOPIXでの順位、最上位は住友林業さんとなっています。

前月末と比較すると上位10社のメンバーの入れ替わりはありません。

レポートで詳しく紹介されているのは #ソラスト  さんです。

月次レポートのコメントからです。

ソラストは、医療・介護・保育などの社会福祉領域における人材の育成と、その人材が活躍する場の提供を事業の根幹に据え、一貫して業界の発展を支えてきました。現在、グループ全体で約3.4万人の従業員がそれぞれの現場で活躍しています。

当ファンドでは、人材の育成を経営の根幹としながらも、ICTの先進的で柔軟な活用を通じて、人材のさらなる活躍を目指す同社の姿勢に共感し、今後の展開に期待しています。長期志向の投資と建設的な対話による「長期伴走」を通じて、同社が目指す「安心して暮らせる地域社会」の実現を後押ししてまいります。

「長期伴走」に期待しています。

パフォーマンス

ローリングリターン を1年で。

ローリングリターン 1年

まだまだこれからですね。

定点観測を始める理由

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