最高だと思える日の夜に。

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最高だと思える日の夜に。
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あいみょんと同い歳であることをいまさっき知って驚愕しております、95年生まれの大学院生です。数曲しか知らないけど、その数曲を通学中に口ずさんでいたこともあるので、さすがにびっくり。そろそろ同年代のスターなる人たちがどんどん世に出てくる頃かと、なんだか虚しくなります。毎日こんな調子でブログを書いていますが、僕だって負けてられません。頑張ります。

さあ、あいみょんのせいでタイトルが台無しになってしまったのですが、現在時刻はノルウェー時間の22時半を少し過ぎた頃。お腹いっぱいになって、ちょっと薄めの食後の紅茶を片手に久々に買ったチョコレートを摘んでいます。めっきり冬になったので、夜になると星型のライトを光らせながらカタカタと打ち込んでいます。北欧の家庭ではクリスマス前に星型のオーナメントを光らせるんですが、僕はせっかちなのでもう光らせてます。あれってなんて名前なんでしょう？知っている方いたら教えてください。

どんな1日を過ごしたら最高だったと思えるかのかを最近よく考えます。毎日が最高である必要はないけど、「最高だったな」って1日を振り返った時に思える日がたまにあると心が落ち着きます。もちろん最高の形は人それぞれ違うし、僕にだっていくつか最高と思える瞬間を持っています。今日はそんな僕が感じた最高の日の話です。清々しい日曜日の朝にお届けするのは少し重たいかもしれませんが、よければお付き合いください。

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メモするまでいかないにしろ、明日はどんな日にしよう、何をしようか、そんなことを寝る前に考える。起きてからまた、半分寝てる頭を掻きながらその日の予定を頭の中で繰り返す。

今日は7時半ごろに起床予定だったけど、少し遅れて8時前に目が覚めた。若干の遅れを取りながらも、眠たい目をこすりながらラジオ体操をする。外はまだ暗い。体操を終えると、軽くシャワーを浴びる。ノルウェーに来てから朝シャワーを浴びることが増えた。なんだかシャキッとするから意外と良い。さっぱりした後は、朝ごはん。すっきりした味わいの北欧らしいコーヒーを一杯と、バターとジャムを塗ったトースト。ヨーグルト。それから昨日買ったマスカットを皮ごと。まだ日は昇ってないから星型のオーナメントを照らしてみる。コーヒーをすすりながら窓の外をぼんやりと眺める。

あいにく太陽の姿は見れなさそうだ。どんよりとした天気の中服を着替えて、図書館に行く準備をする。今学期の授業は昨日終わって、本格的に課題期間に入った。今日もやるぞ。ポンポンと左胸を叩いてベッドに戻りたい気持ちを抑える。

外は寒い。マフラーに手袋は必須になった。

大学に着くと早速課題に取り掛かる。ここ一週間くらい集中的にやっていた課題がやっと終わりそう。今日はお昼時までに終わらせる、これが今日の目標。これまで読んできた論文をまた読み返したりしながら、行ったり来たり。予定より結構時間がかかったけど、とりあえず全部書き終えた。あとは明日読み直してブラッシュアップして完成かな。

外は相変わらずどんより。お気に入りの曲で気分を上げながら家へと向かう。今日は課題終わりにジムに行くとを決めていた。軽食を少し取って運動着に着替える。ジムといっても今日は水泳とサウナが目的。絵に描いたような水色無地の海パンを履いてその上からジャンパーを羽織る。

バスが来る時間に合わせてバス停に向かう。数分揺られながらジムという名のプールに到着。さすがにちょっと寒かったので、まずサウナで体を温める。あ、そうそうここのジムのプールは屋外にあるんだ。

ポカポカにあったまってからプールに飛び込む。ひたすらに泳ぐ。最近運動してなかったけど、意外と体力は大丈夫そうだ。泳いではサウナであったまり、あったまってはまた泳ぐ。これを繰り返す。土曜日は6時にジムが閉まるので、それに合わせてシャワーを浴びて着替える。以前サウナでご一緒したおじいさんとまた会った。覚えてくれていて話しかけてくれた。自分のことを覚えてくれてるってすごく嬉しい。こういう人は大切にしなきゃいけないね。すっかり暗くなった外をすっきりした体で歩くのはすごく気持ちが良い。僕がサウナに入る理由は１つここにある。またバス停で少し待って家に帰る。

家に帰ると、疲れた体をベッドに倒したいところだけど、すぐにシャワー室へ。今日は何回さっぱりするんだろうと思いながら濡れた髪の毛を拭く。お腹が空いたので、キッチンへ。僕が今日一番楽しみにしていたことだ。北欧の情報を発信してきて半年以上が経って、記事数も80近くになった。それでも、北欧の食文化についてはよく知らない。秋葉原にある『KIELO COFFEE』のオーナーと仲が良くて、そこのインスタグラムで最近上がっていたサーモンスープ（lohikeitto）を作ってみることにした。

枕詞になるくらいノルウェーのイメージになっているサーモン。まだちゃんと食べたことがなかったな。早速グーグルでレシピを調べて作ってみる。簡単。具材を切って牛乳で煮込むだけ。すごく簡単だからクリスマスのスープにでもオススメしたい。

自分でもびっくりするくらい美味しくできたサーモンスープをすすりながらホッと一息。「今日はなんだか最高な日だな」

よくよく考えてみると、僕は今日これといって人と話していない。話したのはサウナ友達のおじいさんとスーパーの店員さんくらい。それでも最高って感じるのはなんでだろう。

朝起きた時にやろうと決めていたことを全部できたからかな？美味しいご飯を食べたからかな？これっていう理由は１つに選べないけど、僕が最高だと感じたことは紛れもない事実。サーモンスープをすすりながら目を閉じる。この幸せを誰かと共有できたらどんなに幸せだろうか。なんでもないけど、なんでもないものの中に幸せはあるはず。幸せを掴もうとするのではなくて、幸せを見つける眼、それから幸せを感じる心をこれからも養っていきたいなと思った。

明日はどんな日曜日になるかな。

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ここ数日、写真の説明がなかったです。ブログの型的に体裁が崩れそうだったので、あえて説明はつけませんでした。さあ、今日の一枚です。自信作のサーモンスープ。構図がめちゃくちゃですが、これはお椀が欠けてるからです。本当に簡単に作れるので、ぜひトライしてほしい！Norrの方でブログを上げる予定です。またお知らせしますね。とにかく牛乳と生クリームが濃厚で、最後に添えるディルの爽やかな香りがなんとも北欧らしい。これまで知らなかった北欧の新たな一面を垣間見れました。

良い日曜日を！

今日の話で出てきた秋葉原の『KIELO COFFEE』さんのインスタグラムです。僕の代わりにサーモンスープ食べに行ってください！！
https://www.instagram.com/p/B4d8TVLhqeB/