自分で作る楽しさ
友達が作ってくれたご飯に入っていたピーマンらしきものが実はチリで、舌がどっかにいった松木蓮です。
#料理されるとチリはピーマンと化す
今日は「自分で作る楽しさ」と言うタイトルで、広告費に頼ると言うことについてお話ししたいと思います。
僕自身、ゴリゴリにビジネスをやっているわけではないのですが、どんな風に社会が動いているのかと言ったことには敏感です。僕は自ら行きたいと思って北欧の大学院に進学したのですが、皮肉なことに最近はとっとと日本でビジネスやりたいと思っている次第であります。とはいえ、ビジネス回りのことに興味を持つきっかけは留学したからこそのことなので、時々不甲斐なく感じることもあります。
ビジネスと言っても、僕がよくアンテナを張っていることを世間的にビジネスと呼ぶのかは分からなくて、どうやって集客するのか、どうすればコミュニティーを作れるのか、みたいなことに(特に)目が向いています。
#〇〇が △△を買収したみたいなニュースは追えてないです
さて、今日すごくすごく面白いなと思うリツイートを見かけました(Twitterは月一のジョギング感覚でやっています)。どうやら近々、雨上がり決死隊の宮迫博之さんとオリエンタルラジオの中田敦彦さんがコラボしてYouTube上で番組をやるようです。
予告編を見るからにテレビ番組に限りなく近く、ゲストを招いてトークする番組のよう。
ポイントは「お金」の出処で、スポンサーがバックについているかまでは分かりませんが、自分達で企画を考え、自分達のお金(番組制作費)でもって動画を作っているんだと思います(推測です)。
テレビのビジネスモデルはいわゆる広告費で、スポンサーが決定権を持っているといえます。スポンサーは自社の商品のPRのために制作費を出しているわけで、番組制作側からするとお金を出してもらっている手前、視聴率を気にせざるを得ないんですね。それに付随してテレビタレントも同様に、番組に起用されるには、下手なこと(本音)を言えないし、言ってしまうと番組に呼ばれなくなる(仕事がなくなる)と言うジレンマにあります。
つまるところ、番組出演者(特にタレント)は忖度して、時として”嘘”をついてまでも番組にでて生計を立てていかなければならなくなる。他人の不倫問題なんかに対して、本音では「人の色恋沙汰に口出して何になるんだろう」と思っていたとしても、それを言ってしまっては仕事がなくなるので、グッと我慢して「いや、不倫はよくないですよね」と言わざるを得ない。「美味しくない」と心で思っていても、テレビでそんなこと言えないので何でもかんでも「美味しい〜〜」になる。
これはコメンテーターやタレントが悪いと言うよりかは、構造上の問題だと思っています。
本音が言えない環境と言うのはかなり危なくて、この辺は付和雷同を美徳とする日本社会に黄色信号が点滅している証拠です。
(コロナの影響も相まって)こんなわけで芸能人のYouTube進出が一時期爆発していたと思います。ジャニーズ出身のスター達が退所して、YouTubeなどの自分の箱を持ち始めたのはその典型です。
誰かに忖度して、誰かの言いなりの元で働くことの理不尽さに流石に気づいたはずなので、この流れは良いと思います(逆に言うと、時代の流れを露知らず従来の路線を貫く人々は淘汰されるだろうと思います)。
が、時代の流れはやっぱり速い。昨今のような社会情勢なので、昨日の常識が今日の非常識に成り下がるのは日常茶飯事で、YouTube内でもその流れは来ているんじゃないかなと思っています。YouTuberの事務所がいくつかあると思うのですが、そこから独立する人もボチボチ出てきたと思います。それからYouTubeで言うと、「メンバーシップ(有料動画)」も出てきました。
ここで、「自由」が大きなポイントになってきます。
芸能人がテレビを離れ、YouTubeで自分の思うように活動するのも、ジャニーズのスターが事務所を退所して、本音を言うようになったのも、YouTuberが事務所を退所して、自分(あるいはチーム)で全てやると言うようになったのも、「自由」がキーワードだと思います。
最終決定権を誰かに握られてしまうと、当たるかわかんないけど突飛であることに手を付けられません。広告ビジネスの厄介なところはここだと思います。お金を回していかない以上、そのお金の出処が第三者であると言うのは、毎回ツーアウトから始まるみたいな感じで、失敗できないんですよね。
新しいモノ(文化、革新)が失敗の積み重ねによって徐々に達成されるモノだとするならば、失敗すらさせてもらえないのはだいぶ辛くて、可もなく不可もなくと言う味のしないガムみたいなものばかりに頼っていては社会は前に進みません。この辺のシステムはしっかり理解しておいた方が良いと思っています。
人の習性として(おそらくこれは日本人に顕著)「知らない=嫌い」になりがちなので、公の場で一般的に知られていないこと(失敗するかもしれないこと)を口にしてしまうと、叩かれ、潰される。
そんなわけで、社会を前に進めるには逆に内外の線引きの必要があって、最近で言うと「オンラインサロン」やYouTubeの「メンバーシップ」の参加人数が増えてきたのだと思います。
だから、村化が進んでいるんですね。自分と波長が合うような人とくっつきあって、自分達でお金を出し合って自分達が良いと思うものを作る。
この辺はミリ単位で正確に押さえておいた方が良さそうです。
最後に、僕がやっていることについて当てはめてみます。学業以外でやっていることですが主に、
・北欧情報メディアNorr
・北欧留学大使
です。
北欧情報メディアNorrについては、サイト内で広告を張っているのでお金は生まれています。が、もちろんここでマネタイズするなど1ミリも思っていなくて、このサイトをフロントエンド(集客装置、試供品的なもの)として扱って、あくまでもその奥にある本丸に傾倒しようと考えています。ここには「売れるモノ」がなきゃバックエンド(本当に売りたいモノ)として機能しなくなると思って絵を描き始めました。北欧で学んでことを絵本に落とし込むと言う脳作業をずっとしています。
北欧留学大使については、(ちょっとややこしいですが)インスタアカウントはフロントエンドとして使って、その奥にある「大使村(詳しくは昨日のブログ)」に流すのが目的です。インスタの方はその内(フォロワーが数千人規模になったら)広告の声がかかる(多分保険会社など)と思うので、お金は生み出せると思います。大使村でのマネタイズの方法が思いついていないのですが、これはあくまでもコミュニティーの作り方を学ぶと言う姿勢でコツコツやっていこうと思っています。
やっぱりどう考えても、意思決定者と同一人物がお金を動かせた方が良いので、こっちで色々と考えていますー!こんな感じです。
今日は広告費をテーマとして「自由」を獲得することの大切さについてお話ししました。最後までありがとうございました。
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■北欧情報メディアNorr:
https://norr.jp
■北欧留学大使:
https://instagram.com/norr_ambassador