【VUCAの時代に必要なもの】

美容院の営業停止が当分続きそうなので、このまま人生初の長髪にしてみようかと考えている松木蓮です。

今の時代の流れをVUCAといった形で形容することが多いと思います。一応確認ですが、VUCAというのは英単語の略で、

V：Volatility（変動性）
U：Uncertainty（不確実性）
C：Complexity（複雑性）
A：Ambiguity（曖昧性）

を意味しますよね。つまるところ、明日時代が変わってもおかしくない昨今を考えてどうやって生きていくのかということが巷で語られています（僕調べ）。

まさに今そういう状況だと思っていて、なかなかの長期戦になるということはそれだけ失業者が出るということです。ここでの対応で大きく差が出て、それぞれのリーダーの力量が問われているんじゃないかなと思います。現に、此の期に及んで軽率な言動をするインフルエンサーが大炎上しているようです。

僕は、このVUCAの時代に必要なものとして「手札の数」だと結論づけてみたのですが皆さんはどう思いますか？

言うは易し行うは難し、ではありますが、その人がどれだけ守備範囲を持っているかが大切になってくると思っています。

実際問題、観光業で働く方の多くは文字通り頭を抱えて困り果てている（そもそも人の動きがないと売上が発生しないので）と思うのですが、他にも飲食業などもそう。自動車業界なんかもやばいそうですよね、絶対車売れない。その道一本で頑張っている人が一定数いる中で、じゃあ今回のような事態を前に何が出来るか。

結構しんどいと思います。

明日事業を走らせられなくなる可能性がある中で、いまだに「副業・複業NG」なんかやっている会社に入ることなんかリスクでしかなくて、そう言うところからどんどん人が離れていくはず。リモートワークもしかり。

むしろ、他の分野でも羽を伸ばしてそこでも活躍できる人の方が重宝されると思います。そんな訳で、これまで副業している人に対して、「結局お前は何をしたいの？」と肩書きばかりにしがみつくガラパゴス人間は淘汰されていくはず。

今回の一件はある意味で、僕たちにそんな警鐘を鳴らしているような気がしています。プランAがダメになる可能性が多分にあるから、一応プランBもできるようにしておこう。これ以上にない、ピンチはチャンスでは？

ポケモンでいうと、これまでは草むらをウロウロしていただけなので、火炎放射でボワァーっと燃やしておけばよかったのですが、これからRPGを進めていく中で水上を移動しなきゃいけなくなる可能性がある。そんな時にこれまでの火炎ばかり放射していては効果はいまひとつになる。ここで電気ショックくらいの技を持っていればその場を凌げるかもしれない。

そんなセーフティーネットが複数ないと結構厳しいと思いました。

これはあくまでも悲観的観測に基づく考えではありますが、逆に考えても同じ。本業はそこそこ楽しいけど、何か物足りない。であれば、興味の赴くままに新しいこと（誰もやっていなことであれば尚良い）を始めるべきで、巡り巡ってそれに命拾いする可能性もありますよね。むしろ、そこで何かを掘り当てる可能性だってある。

副業なんて探せばいくらでもあるし、ブログなり、メルカリなりその辺に転がっています。まずは頭と手を動かそう（と僕は思うし、僕は動かす！）。

もちろん、一つの事業を走らせているとして、それの業態変化を容易にしておくことも大切ですよね。デオキシスのフォルムチェンジみたいなね（ジェネレーションギャップ？）。対応力、即答力がものを言いそうだなぁと思います。

間違いなく今後も同じような事態がやってくるので、せっせと手札を集め始めた方が良さそうな気がします。

なんだ、これって中世ヨーロッパで当たり前だった、二毛作じゃん。鎌倉時代でもそうだったけ？
つくづく歴史は繰り返すものです。