JO1・KIZUNAツアー〜有明オーラスの奇跡〜
10月25日の夜。
よなさんの誕生日の
お祝いツイートを読んでいる。
ふとバッグに目を遣った。
23日に使ったペンラがまだ入っている。
なんなら電池も入れたままだ。
早く出さなきゃと思うけど
ずっと出せずにいる。
電池を出したらオーラスの夜が
本当に終わってしまう気がして
2日間放置している自分が
おかしくもある。
終わったのに違いないのだから。
そうだ…夢の時間は
もう終わってしまった。
今回のレポのタイトルを
「有明オーラスの奇跡」
にしたのには意味がある。
これを読んでくださっている方々は
ご存知の方も多いと思うが、
私には有明のオーラスに参加する権利が
前日までなかったからだ。
全てのチケットの抽選に落ち続けて
前日のリセール最終抽選12時になっても
私には何の知らせもなかった。
前の日の晩、仏壇の前で
「いつも守ってもらってるだけで
ありがたいけど
有明に行けるように
ちょっとだけ力を貸してくれん?
ご先祖さま、笑うかもしれんけど
今、私を癒すのはJO1と蓮くんなんよね。
子孫、この歳でこんなお願いして
本当ごめなさいなんやけど
自分でも笑っちゃう、ぷっ」と
笑いながらつぶやく
だいぶホラーな夜を過ごしていたww
しかし、どうやらご先祖さまから
ストップかかった様子。
「いいんや、別に…。福岡は行ったし贅沢や…」
何時の新幹線に乗るかも調べてないし
伸びっぱなしの髪も切りにいかなきゃだし、
行かない方がいいのよと
自分に言い聞かせながら
Zoomで韓国語のレッスンを受けていた。
そのレッスン中に当選のメールは届いた。
ご先祖さま、奇跡を子孫にくれた。
即時決済され、実感ないままに
チケットを受け取り
そこからは当たった喜びもそこそこに
嵐のように準備をした。
案の定、気持ちも準備も整わず
行きの新幹線の中は
震える手で蓮くんのアクスタを握りながら
有明アリーナへの経路を間違いないようにと
確認するのに2時間を要した。
小学生レベルのおでかけであるww
段取り命の私にとっては
ハイレベルな道中だった。
寿命を削る気持ちで東京に着いて
待っていてくれたのは
大好きな仲間達だった。
顔を見てホッとしたのは
言うまでもない。
会えるのは来年だと思っていたのに
福岡から1か月で会えるなんて奇跡だ。
会うのは2回目なのに
親鳥に会った雛鳥の気分。
やっと巡り会えた光 エルドラルドww
そして有明だからこそ会える
JAMさん達とも会えた。
これも奇跡。
福岡の時よりも
パニクってはなかったものの
それでも自分から話しかけるのは
至難の業だったし
そっけない自分が本当に申し訳なかった。
怒っているのでなく戸惑っているのだ。
私を「川西ロータス拓実」と呼んでくれ。
ファンサを求められても
恥ずかしくてできないたっくんだと
思ってくれたらありがたい。
さて、自分語りはこれくらいにして
いよいよ奇跡の扉を開けよう。
有明アリーナのゲートをくぐる。
立ち見でも後ろ向きでも
何でも良かった私には
もったいないほどの良席だった。
2階スタンド席だが、
センステが20mほど先に見え、
私とJO1を遮るものはなかった。
実際、生ヘソも肉眼で見えたぜ…。
ふいに隣の方が声をかけてくれた。
純蓮推しのベレー帽をかぶった
あたたかい笑顔のお嬢さん。
🎵お〜シャンゼリゼという曲が
脳内再生された
裾が切りっぱなしにカットされた
蓮丈のGジャンを着たイカついおばさんに
よくぞ声をかけてくれたものだ。
私なら絡みたくないwww
お互いの沼落ちのきっかけを話したり
参戦したライブの話をしたり
優しい語り口に話も弾んだ。
ライブなんてものはスタートが遅れるのが
当たり前の世代なので
まだだろうと思っていたら
始まりを告げるウィオラが
時間通りに響き始めた。
ペンラを振りJO1の登場を待つ。
リセールに出してくださった方、
ご先祖さま、おとうさん、おかあさん
娘よ、ありがとう。
蓮くん、この道を目指してくれてありがとう。
(まだ始まってない)
爆発音と共にJO1に
眩しいライトが当たり
JO1が浮かび上がる。
私は思わずペンラを頭より上に
振り上げてしまった…
ハッと我に帰って手を引っ込める。
有明にいるはずのない自分がここにいて
それが不思議だったし
それ以上にうれしくて
体が素直に反応してしまった。
ごめんなさい…。
そんな私をよそに
純喜の声は初っ端から天井ぶっ壊す勢いで
ムブソをスタートさせた。
ここで有明オーラスのセトリを
紹介しておこう。
福岡のセミファイナルから1ヶ月。
期待通りのセトリチェンジがなされていた。
宝物のパフォーマンスを
全て振り返りたいのはやまやまだが
膨大な量になりそうなので
自分が福岡と違う感覚を覚えたところだけ
書き上げることを許してもらいたい。
そして、実はあまり覚えてないのだ。
それで何がレポだって話だけど、
「見る」と「覚える」の機能が
同時に働いていなくて
一瞬足りとも蓮くんから
目を離さないでいたら
何も覚えていなかった。
本当面倒くさいわ、私…。
好きな人の顔を覚えられない特性を
もっているところから考えると、
私、相当JO1のライブが好きみたいだ。
それでも覚えているのは
JO1が進化し続けている姿だ。
ライブをすることそのものが
トレーニングになっているかのように
パフォーマンスの線が
太くなっている感じはした。
ペース配分やどこで力を入れて
どこで抜きの部分を作るかなど
こなれた感じがする。
あれだけの長丁場だ。
全て全力で
パフォーマンスしていたら続かない。
この振りをこのフォーメンションで
する時は60%の力で十分映えるとか
ライブの中で自然と身につけた技とか
ある意味余裕みたいなものを感じた。
もちろん、その余裕は
有観客のライブを
こなしてきたからこその
精神的な部分の余裕が大半で
振りに抜きの部分を作ったとしても
体力的なものに余裕はなく
消耗するエネルギーは
相当なものだっただろう。
そして観客を前に
パフォーマンスするJO1は何より強い。
強いのよ、本当。
ムブソで始まるライブは
心拍数が上がる!
オープニングを
変えないでいてくれたのはよかった。
そこから駆け抜ける
怒涛の5曲連続の
パフォーマンス。
本当このセトリは
誰が言い出したんだと
あきれながらも
畳み掛けるような波動風を
待っていた自分もいた。
特にYOLO-kondeは
蓮くんの振りつけの
音ハメや緩急が気持ち良く、
繊細さと豪胆さという
蓮くん特有の二面性が
振りに秘められていて
蓮くんの内面を覗いている気分だった。
スキズ先輩が作曲しただけあって
ワールドワイドなステージでも
通用する楽曲だと感じる。
ライブで毎回聴きたい。
強烈な波動風を受けて
心のおデコ丸出し状態でMCへ。
キュンやクスッを交えた話で、
JO1の良い意味で玄人くさくない
部活の帰り道みたいな話の数々。
JO1の性格の良さに癒され、
少し気持ちが落ち着いた。
その後、たっくんの曲ふりで
シャイナライが始まる。
舞台演出の映像が美しいので
DVDが出たら確かめてみてほしい。
小さな小さな無数の光を背に歌い踊る姿を…。
一昨年の11月発売の
「The STAR」に収録されたリード曲だ。
発売当時、
歌とは裏腹に世情も
JO1の置かれた状況も
暗くて先が見えなかった頃、
JO1もJAMも必死に
明るい場所を探して前を向こうとしていた。
私はあの時本当は辛かった。
こんなに素敵なグループなのに
歌番組に出してもらえなかったこと。
ライブが出来なかったこと。
Twitter上では気持ちを
ポジティブに変換できるように
言葉を重ねるようにしていた。
悲しんだり怒ったりすると
集団心理が働いて
みんながその負の感情に
染まってしまう。
水は低きに流れやすい。
それでは彼らを押し上げてあげられない。
そして辛いという自覚も
私自身になかったと思う。
でも頭は覚えていなくても
五感が覚えているのだ。
辛さと結びついた
冷たい冬の空気を思い出した。
あの時閉じ込めた気持ちが
一気に涙になって溢れ出し
ペンラを持つ右手は動かなくなった。
涙がこぼれ落ちないよう
泣いていることがバレないよう
指で目尻に封をする。
なのに「今を待ってた やっと届いた」と
晴れやかにうたうから止まらなくなる。
辛かった思い出の涙から
途中から涙の種類が変わっていったのだが
そのことはまた後で述べたい。
ふと背中があたたかくなった。
ベレー帽のお嬢さんが
背中をよしよしするように
撫でてくださっていた。
私より年若い彼女に甘えるように
私はまた泣いた。
いつも私は誰かの背中を撫でる側で
撫でてもらうことなんか
なかったし、拒んでもきた。
不思議な感覚だった。
そんな感覚を味わったのも
奇跡だったと思う。
そしてそのままの流れで
「僕らの季節」へ。
“凍える冬よりも先に会いに行くよ”と
いう歌詞にまた泣ける。
「本当だね。来てくれたね。」と
心でつぶやく。
二曲のあたたかな曲で
私の心は武装をやめて
すっかりあかちゃんのように
なってしまっていた。
VCRは福岡の時より少しバージョンアップ。
タロットカードの内容が違ったり
会場のJAMを巻き込んだりする構成。
占いの館のシチュエーションは
変えずに少しだけ変化させて
飽きない仕様になっていた。
正直泣き疲れて
ほとんど覚えてないのだけどw
ここからユニットステージへ。
福岡ではICARUSバージョンだったので
Runningバージョンを見られたのも
私はラッキーだった。
Runningはとにかく汐恩が秀逸だ。
今後ライブやアルバムで
個人の楽曲を出すとしたら
汐恩から出してほしいと
思ってるくらい!
汐恩には自分をどう表現していいか
迷うような少年性があるのだけど
その影が声にちゃんと現れていて切ない。
そして時折よなさんや蓮くんに
確かめるように送る視線が柔らかで
本当純粋に2人を
信じているのだろうなと感じた。
次はGet Inside Me。
明るい曲調にあわせて
たっくんが本当に軽やかにステップを奏でる。
いつかタップもやるといいなと思った。
ファンサをほぼしないたっくんは
こういう技を見せてくれたら
それがファンサになる。
最後はアレですよ、アレ!
クンチキタッ!ヤッ!
クンチキタはやはり景瑚のものよ。
すごく印象深かったです。
何曲かののち、
セトリチェンジで
初めて登場した流星雨のイントロが流れた。
私は流星雨の
景色や心情が見える歌詞が好きだ。
繊細なスカイの歌だなぁと思う。
今回パフォーマンスを見られて
すごく感動した。
優しい恋の歌。振り付けも優しい。
蓮くんの「永遠に君といたい」は
私に言ってるんじゃないですよ!
わかってるんですよ!
でも錯覚するのっ!しちゃったの!
ごめんなさい!
錯覚はしたんだけど、
ふと…思った。
流星雨の“君”は
恋愛対象の相手のことじゃなく、
このライブのステージのこと
なんじゃないかな…と。
とりわけ蓮くんにとっては。
サビ前の“夢は叶った”なんてそのもの。
歌詞を読めば読むほどに、
蓮くんが“永遠に君といたい”と願うのは
JAMであり、追い求め、渇望してきた
ライブのステージなのではないだろうか。
自分に言われているという錯覚よりも
胸が苦しかった。
永遠なんてこの世にはないけど
蓮くんには永遠をあげたいと
強く願った流星雨だった。
素晴らしい数曲を割愛するのは
心苦しいが
一気にラパパパンまで
飛躍させていただく。
ラパパは福岡でも見られたのだが
今回は席が違う。
センステの真横だ。
どうしてもしっかり
目に焼き付けたい箇所があった。
蓮くんが忍者のように高速で
バックするとこ!
初めてのKCONのプラクティスを
見た時に画像が編集されているのでは?
と思うほど瞬間移動感がすごかった、あれ。
結論から言うと
とんでもなかったです…。
初めて鳥肌が立ちました。
下がっている時に
結構な距離をステップを
踏みながら高速で
下がってるんだけど
下がる度になんか一瞬一瞬
止まって見えるのよ…。
わずか1、2秒の間に何回も…。
人間じゃないみたいな動き。
かっこいいではなく
凄すぎて怖くて
早く人間国宝にしてほしかったです。
いやー凄かった…。
そしてライブ初披露のRose。
KCONのRoseの躍動感がすごかったのは
やはり観客の有無が大きいのかも。
ライブもすごかった。
サビ前の「Rose!」の
バラを形作る手の振りは
離れて見てても
花びらが何枚もあるように見えるんだよ!
小技が効いてる感じ。
あと「ろーず」じゃなくて
「ぅろぅず」みたいな発音でしょー?
Rの発音に弱いんだよねー…
名前をRoseに改名したいくらいだった。
欲を言うとRoseだけに
照明が赤くて、
雰囲気はそのものなんだけど
細部の振りまで見たかったなと…。
うねる蓮くんのお腹は
肌の色で見たいんですけど…。
世界観と見やすさが両立する
照明はないもんですかねー…。
次のスピライはちょっと余談。
今回バックダンサーさんが入って
13公演を共に
駆け抜けてくださったわけですが、
1人ね、黒髪のツーブロックで
パンツ丈が、蓮丈の方がいたんです。
キレキレで全力で
「きっと蓮くんのこと好きなんだろうな」
と思わざるを得なかった。
その方が目に留まったのも何かの縁。
次、どこでお目にかかれるだろうか。
楽しみではある。
あと衣装を着る順番が
福岡の時と違って
オエオをするこの後半は
前回蓮くんは
青のスカジャンの衣装だったけど
オーラスは
おへそが見えやすい(見えやすい)
ブルーベースの
あのライダースタイプの衣装。
ジャケットの胸元が振りに使えないので
ジャケットひらひらも
バニバニも手の振りだけでやるという
オエオの女の辞書に
新しい1ページが刻まれて
嬉しかったです。
何かの記事で
「グラマスを花道に1列に並んで踊りたい」と
瑠姫くんが提案したって見たけど、
福岡で見た時
「エっっモ!!」となったのは
そこだった。
瑠姫くんはいろんな意味で
視野が広く洞察力もある。
顔がどうとかじゃない
賢さ・美しさ両方あるアイドルだなと
グラマスを見ながら確かめた。
瑠姫くんが冠る王冠は
キラキラなだけでなく
もっと深い金色だと思う。
さて、もうREALだ。
とりわけ豆ちゃんのREALが好きだ。
センターを熱望しているような
ガツガツ感がなくても
自然と曲の中心にいることが
当たり前に感じ、ハマる感じ。
これぞ豆原の主人公感。
マンネがあれだけの
芯の強さと安定感を醸し出すなんて
JO1はきっと怪物になるに違いない。
そう思わせてくれる
漢・豆原のREALでした。
アンコールです。
私、この時いつも
「ウェーブしたいなぁ…」って
思ってるんです。
人見知りなのに周りの人に声かけて
やり始めたら絶対できるから
やりたいんだけど
演出に差し障ることは
しちゃいけないのかもと思って
おとなしく拍手してるという余談です。
バンドメンバーさんの紹介があり
KIZUNA Barが開店。
バンドメンバーさんとか
バックダンサーさんは
公式に表に出てくれる
JO1のスーパーサポーター。
お顔が見られて
拍手で感謝が伝えられるのは
ありがたいこと。
メンバーはステージに登場したあと
それぞれがJAMと
コミュニケーションをとっているのが
バーにいるお客さんの自由感っぽくていい。
アンコールのJO1らしい明るいメドレー。
きまちゃんの
「みんなで言うよ!Dreaming Dreaming Night」はかわいかったし、
蓮くんのSTAYの「覚えててねー!」は
胸にぐっときた。
ラナゴーの最後の瑠姫くんの
ロングトーンは恒例になりつつあるが、
すごいと思いつつ、
瑠姫くんの舌が
ロールパンみたいに
ぷっくりしてて丸くて
瑠姫くんかわいいなぁと
思っていた不届者は私ですwww
そして最後の挨拶まできた。
挨拶全文については
あまりにも長く覚えてないので
モデルプレスさんの
記事をご覧ください。
豆ちゃん
豆ちゃんの飾らない挨拶は
本当に誠実さを感じた。
5年後、10年後
JO1がステージに立っていられるか否かは
今のJAMにかかっていると
気持ちがぐっと引き締まった気がした。
豆ちゃんから宿題をもらった。
しょせ
目を潤ませながらの挨拶。
以前は自分の力のなさを嘆いたり
迷路に迷いこんだ困惑の涙だったりしたが
今回の涙は力強く、
しょせの奥底に眠っていた
ダイヤモンドが
いよいよ地上に出てきたという
えも言われぬ美しさだった。
ここに来れなかった人も
来られるように大きいところへと願う
しょせの繊細な優しさにふれられた。
蓮くんの挨拶。
周りからはすすり泣きが聞こえる中
私はまたも泣かずに挨拶を聞いた。
表現し難いのだけど
蓮くんが泣くといつも泣けなくなる。
「泣かんでええんよ、大丈夫やから」
という気持ちになるし、
何もかもから守らなきゃと思えて
自分は泣いている場合じゃなくなる。
だけど、今流す蓮くんの涙は感謝の涙。
ありがたい気持ちってなぜか涙になる。
だから一生泣いてろって思う。
ありがたいと思えることが一生続いて
泣く時はJAMの前でだけ泣いててくれ。
ありがたいことだらけにしてやるぜ。
続いてスカイ。
結局スカイはドラマティックな
人生を生きている。
ドラマティックな彩りある人生だから
苦楽が色濃くなる。
今回スカイは
そちらの人生を選んで
生まれてきた。
だからこそ母子家庭の家に生まれ、
やんちゃもし
JO1である道を選んだ。
そしてお母さんも
一本柱でスカイ達を育てる人生を選んだ。
だから母子家庭の
母の方である私から言うと、
母だけが苦労したという
切り離された存在ではなく
母と子がお互いに選びあって
お互いの運命の糸を絡ませ合って
生きているのだから
申し訳ないなんて思う必要はないと
思うんだよね。
息子が人生を輝かせていたら
必然と母の人生も輝く。
それは世の母みんな一緒なんだよ。
ドラマティックに生きて、スカイ。
次は汐恩
汐恩はおばあちゃまがいらしていたそう。
汐恩が家族の話をすると
JAMはいつも幸せな気持ちになる。
年若い頃に汐恩を授かった
ぱぱおさんとままおさんを支え
汐恩がここまでそだったのは
おじいちゃまやおばあちゃまの
影のお力あってのことだろう。
最後に地声で「JAM大好き」なんて
厨二病もそろそろ終わりかなww?
瑠姫
常に11人が万全の体制で
ライブできるなんてことは
本当に奇跡なのだし
瑠姫がもしライブに参加できなかったとしたら
きっと別の色になっていたはずだ。
瑠姫の存在感、
このツアーでますます強くなった。
きまちゃん
きまちゃんは毎回地声で話してくれる。
「なぜそうするのだろう?」と
思えて分析したんだけど、
マイクを通して歌ったり
煽ったりしているきまちゃんは
きまちゃんではあるけど、
“JO1の木全翔也”だからこそ
できることなんだと、
すごくきまちゃんは
冷静に自分を見てるのかもしれない。
マイクをはずして地声なのは
素のままの木全翔也で
JAMに語りかけてくれているのだと感じる。
そしてマイクを持てなかった
初心を忘れないように、
さらに「声が聞こえるほど近くにいるよ」と
JAMが実感できるようにという
思いやりなのかもしれない。
JO1とJAMが離れそうになるたびに
引き戻す声になると思った。
最後の「またね」がまた明日も会えそうで
うれしくもあり、切なくもあった。
けご
つくづくけごは陽キャだ。
「クリスマスを全部あげる」なんて
陽キャの極みの発言だ。
無理だとわかっていても信じたくなる。
けご自身が本気で純粋に思っているからだ。
いつも純粋で、無邪気で美しい。
けごにはいつも陽キャらしく
眩しい光を浴びていてほしい。
一応クリスマスあけときますwww
たっくん
たっくんはいつも
感情を極力表に出さないタイプの
あっさりとした挨拶なんだけど
それだけに凝縮してるので
集中して聞いてしまうし、
やはりしゃべりの間合いとか
テンポがセンスいい。
しかも楽曲制作に言及して
珍しくスポったりして、
未来を見て努力する体育会系な
たっくんらしさを感じた。
期待してます!
よなさん
奇をてらわない大人の挨拶だった。
「心が満たされる」という表現。
「会いたい」「うれしい」と
いうだけでない
彼の人格が表れた
あたたかい表現だったように思う。
そしてJO1のリーダーであるというより
JO1&JAMという大家族の
リーダーであるという
絶大な信頼の中心に
彼はいる気がしてならない。
最後は純喜。
このツアー中
純喜の挨拶はオチ担当のような
位置付けになっていたが
もう挨拶のバトンを受け取った時には
おでん化していた。
JAMみんなそんな純喜が愛おしくて
赤子をあやすように
「あー…」という声が漏れる。
当の純喜はみんなの挨拶を
最後の1人として全部受け止めていたので
感情が大爆発していて
言葉を紡ごうにも
「うっ…あうっ…」と
しゃくりあげて話せない。
「お母さんが純喜の歌を
心地いいと言ってくれた」
ということと、
「今日は来ていない」くらいしか
聞き取れなかった。
100点満点の愛おしさだった。
そしてここでサプライズ。
よなさんのバースデーのお祝い。
生のアプジマヨなんて最高かよ!
ハイテンションのお祝いかと思いきや
ここでしょせがJAM作成の
スローガンを見せてきたため
よなさんの涙腺が崩壊した。
とにかくみんなよく泣くグループだ。
よく泣き、よく抱き合い、
よくお礼を言い合う。
ずっとその様子を見ていたいと思う。
よなさん、27歳の一年も
元気で、心安らかにアプジマヨ!
そして最後のウィザスが始まる。
ウィザスを聴きながら思う。
JO1はこのツアーを限りに
違うステージに上がるのだと。
シングル、アルバム問わず
今までJO1が出す楽曲や
その他のコンテンツは
JO1同士、JO1とJAMとの
絆を深めるために準備され、
世に出されてきた。
彼らのサクセスストーリーを
大きな軸にした、言葉は悪いが
“戦略的な売り方”がなされてきた。
彼らの物語に
一人ひとりが
かけがえないサポーターとして
入り込ませてもらってきた
彼らの人間性や
たゆまぬ努力は何も変わらないが
今後はJO1とJAMの関係も
今までとは違う、
もしかしたらこれまでより
少し距離を感じる方向へ
シフトしていくかもしれない。
それを証拠にスパカリは
広告がバンバンうたれ、
すそ野が広がっているのか
動画再生のスピードがえげつない。
喜ばしいことではあるし、
一番望んでいたことであるのに
一抹の寂しさもある。
「私の力はいらないのかな…?」
空の巣症候群と同じだ。
しかし、事務所が
しっかりとした戦略を練り
JO1の為になるように
していることなら受け入れたい。
ふわっと勢いだけで進められても困る。
世情を読んだ緻密な計算をして
どうか彼らが一生うれし涙を流せる環境を
作ってあげてほしいのだ。
前述のシャイナライを聴いて流した涙は
辛かった思い出の涙でもあったが、
少しだけ“おわかれ”の涙でもあった。
こんなに力強く
JAMの前でパフォーマンスしている。
あの頃のJO1はもういない。
その寂しさの涙だったような気がするのだ。
新しいJO1を迎える準備の涙だ。
ウィザスが終わる…。
私は席を立った。
突然やってきた私の夢の時間は終わり、
現実に帰る時がきた。
家族に心配をかけないように帰るには
時間ギリギリだ。
きっとダブルアンコールもあるのだろう。
だけど振り返らずに…
脇目もふらず…
もっと見たかったとも思わず…
すれ違うスタッフさんに
「ありがとう」と言うのを忘れずに…
走って走って…
有明アリーナを飛び出した。
私の夢の1日は終わった。
後日うれしい知らせが届いた。
私が会場で泣いた時
そばにいてくれたお嬢さんが
連絡をくれたのだ。
私のツィートを
目にしてくださったことがあり
会話の内容をパズルのように組み合わせて
もしや私ではないかと
思ってくださっていたようだ。
改めてお礼が言えてありがたいし、
15000分の1の奇跡で出会えたことを
大切にしたいと思った。
世の中で起こることは
当たり前といって流してしまえば
全て取るに足りないことばかり。
しかし、“奇跡”ととれば
自分の世界は奇跡であふれて
自分の世界はとたんにきらびやかになる
蓮くんはささやかなことも、
努力で手に入れたその座も
全て奇跡だと言う。
彼のそのマインドは
きっと各所で共鳴し
奇跡を信じられなかった人に
奇跡を見せているはずだ。
私もその一人でありたいし、
実際奇跡に溢れた一日を
過ごさせてもらった。
私達がJO1からもらっているものは
夢や奇跡や希望や
目に見えないものばかりだ。
しかし、形のないものこそ
大切で美しいし、
見つける目をもっていたい。
相変わらず川尻蓮が好きだ。
私を突き動かすのは今のところ彼のみだ。
まだもう少しだけ
彼と一緒に夢を見ていたい。
有明オーラスの夢はちゃんと終わらせて
また川尻蓮と夢をみたい。
永遠にステージに立つ夢を。
ツアーから7日
ペンラはもう片付けよう。
出来るだけ早く、
またこの光を届けたい。
これからも、何度でも。
何度でも奇跡の光を届けよう。
あ、ご先祖さま。
だからまた次回もお願いしますね。
まだあの子達と一緒にいたいのよ
しょうこりもないかわいい子孫より。
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