沖縄・次元の裂け目
妙な夢をみた。
キングコングのような巨大な怪獣が街を破壊していく。
みんな逃げまどっている。
動物も人も右往左往して混沌としている。
ガラガラとすべてのものが崩されていく。
ふとその右横に見えた鼠色の空の中ほどに
ぽっかりと大きな穴が開いている。
その中ではギラギラとした光がゆっくりと渦巻いている。
「なんだろう、あれは」
毒々しい美しさに思わず見とれて立ち尽くす。
この、ギラギラした光は螺鈿のような色合いで
角度によって色が変わる感じだった。
まるで龍がとぐろを巻いているかのように。
この夢はその後も出てきて1年の間に全部で3回みた。
沖縄がらみで出てくるので何かつながりがあるのだと思う。
先日ふと、あの穴が次元の裂け目だったのだと思いつき
やっと腑に落ちた。
そして10年後の今夜、沖縄から始まるあることで
おそらくこの裂け目が通じると感じている。
10年前、3人で見た夕日。
波音だけが響く世界で満たされた時間を過ごした。
今、現実世界で起きている出来事と
連日テレビで語られる言葉が
まるで自分に対しての言葉のようにリンクする。
違う次元でもせめぎ合いが起きているようだ。
どんな未来を創りたいのか。
それを自分に確かめにいく。
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