クロスメディア#はじまりました
2024.11.4(月)から映像空間ⅣB(クロスメディア)が始まりまりました。
2024年度の新カリキュラムから新設された授業です。
週2日、6週の演習授業となります。
授業は映像学科2年生と3年生が受講可能な専門家科目。
いわゆる選択必修です。今年の受講生は2、3年生が半々くらいです。
2、3年生の割合は授業によってばらばら。半々くらいの方が学年を超えた交流も適度に生まれて良いのでは?というのが実感です。
今回、授業を主に指導してくださるのは佐藤雄介先生です。
雄介先生(佐藤さんが多いので記事ではそう呼ばさせてください笑)は映像空間ⅠB(ディスプレイのある部屋)も指導していただいていました。
ディスプレイのある部屋では様々な領域の先生が複合的に関わっていただきました。
今回のクロスメディアでは、雄介先生のこれまでのクリエイティブディレクター、CMプランナーとしての活動から還元される授業になる予定です。
広告ってエンターテイメントになるのかな?という素朴な疑問も浮かぶかもしれません。広告ってもしかしたら、飛ばしてみたり、本編の間に流れる「なくてもよい」「余計」「無関心」なもの。(だからこそ、クリエイティブの力が問われるのかもしれませんが)そんな広告をエンターテイメントにするとは?
そんな疑問も雄介先生の過去の実績紹介で氷解します。(実績は権利問題でnoteへの掲載がむずかしいのが残念。)
愛のある異常なまでの熱量を注ぎ込む。その広告には無関心な人のこころを奪い、関心を抱かせ、ファンにしてしまう。エンターテイメントがありました。
ただ、ムサビの映像学科はエンターテイメントを志向する学生ばかりではないかもしれません。ではアートを志向する作り手に、エンタメは不要なのか。無関心な人をふりむかせる雄介先生の手捌きは、アートを志向する学生にも、きっと有効である。そう強い予感があります。
この点別の記事でも書いてますのでよかったら〜
講義後半では、企画アイディアのワークショップを実施。
エナジードリンクの企画アイディアをその場で投稿してもらい、その投稿に対して、雄介先生が打ち返していきます。(まるでラジオスタイル)
アイディアの考え方については別途記事にできればと思います。
雄介先生の打ち返しが、「なるほど」の連続。
この企画のここが面白い→こうすればもっと面白くなる。
そんなやりとりで初日は終了しました。
この授業では企画から実際に映像にまで落とし込み、最終的には別のメディアへの展開も構想します。その辺りも後日記事化できると!
(山崎連基)