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姓名判断ー相性診断11、総運3
はい、ということで、今回は相性診断11回目、総運の解説では3回目ということで、引き続き総運を使った相性について、解説していきます。
前回のおさらいを兼ねて、ここまでのお話を簡単に解説すると、総運には、総運同士のみで見る相性と、総運と他の運との関連で見る相性の2つがあり、1回目では総運のみで見る相性について、前回は総運と他の運との関連を見るために、人運と総運を例に、他の運が絡む場合の相性の見方について、お話していきました。
今回は、前回に引き続き、この、他の運が絡む場合の見方について、お話していきます。
2、総運ー比和、相手の運との関わりについて
ということで、今回もまた、いくつか例を挙げてみます。
前回でもそうでしたが、ここで人運を挙げているのはあくまでも一例で、この部分は他の運に置き換えても同じです。また、総運も水属性で見ていますが、これも相生、相剋、比和の関係が同じ形になるならば、他の属性に置き換えて読むことができます。
総運ー水、人運ー水、相手の総運ー金、相手の人運ー金
総運ー水、人運ー水、相手の総運ー水、相手の人運ー水
はい、比和については、まずは、この二つの形を例に見ます。
上の例では、総運ー人運はお互いに比和で、自分と相手の相性が、相生相剋が現れるケースが上の例、そちらとも比和になるのが下の例です。
この形は分かりやすく、相手との総運同士、人運同士の相性の良し悪しが、そのまま、トータルでの相性の良し悪しとなって現れます。
上の例では、どちらもが相生となるため、相性としては良好で、人運、総運ともに支えられる形になり、下の例では、全てが同じ水となり、運気の上下はどこにも発生していません。
特徴としては、まず、上の例の場合、比和という関係上、相生であるとはいえ、関わる全ての運が同じ方向から支える、支えられる形になるため、複数の運が絡むことから、通常より、支える側に負担が大きくなる点、相生の関係性としては、基本的に生じられる側が強い立場になるため、生じる側に無理を強いる可能性がある点に、多少の注意を要します。
これは、誤解してはいけないところなのですが、相生の関係は、生じる側は良い修行になり、生じられる側は運気の向上という、お互いに恩恵を受けられる、居心地の良い関係を構築することはできますが、あくまでも、生じる側が生じられる側に惹かれ、支える立場にいるだけで、絶対に離れることがない関係、というわけではありません。
今回の例のように、人運ー総運など、生じる立場が複数重なる場合、修行の重みも当然増しますから、このような場合では、生じられる側は、生じる側が修行に耐えられなくなれば、投げ出してしまうことはある、ということを、意識しておく必要が出てきます。
また、このような場合は、関係性をリードするのは、ほとんど生じられる側になりますから、こちらが女性だったりすると、良い雰囲気のままいつまでも進展しない関係、なども出来上がることがあります。
と、いくつか注意はあるものの、基本的な相性が良好であることは違いなく、複数の相生がある分、惹かれる度合いも大きくなりますので、人運や外運など、主要な運と上の例のような形になる場合は、基本的にはうまく付き合っていくことができます。
逆に天運など、影響の弱い運が重なる場合は、引き合う力が弱くなる反面、相手への負荷も減るため、お互い助け合う仲間、成長できる友人などとして、無難に付き合っていくこともできます。
そして、下の例のように、全てが比和になる場合ですが、運気の上下こそ発生しませんが、特徴的には、各運の比和の特徴、属性の特徴が強化され、そのまま現れることになります。
例えば、今回の例のように、水の人運で比和の場合は、人運での特徴である、性格的にわかりあえる、波長が合う、考えがわかる、付き合いやすい相手、という部分と、水の特徴である情緒、感性の繋がり、芸術家肌な要素が現れてくるため、何となく相手の感じていることがわかる、情緒的に理解できる、言葉の要らない相手などとなり、運気こそ上下しないものの、友人的に付き合うには良好な相手、となります。
各属性の特徴が現れるところから、傾向としては、比較的穏健な性格の木、水は無難な付き合い、仲の良さが現れますが、主導権争いの勃発しやすい土、喧嘩っ早く頑固な金などは、やや距離を置きたくなるかもしれません。
そして、どちらの例にも言えることですが、自分の中の総運ー人運では比和というところから、総運ー人運が相生だった前回と比べて、自分の中で運を補佐する働きが弱く、相手との相生相剋の影響も、強く現れやすいため、お互いの画数の吉凶の度合い、性質が大切になってくる関係でもあります。
では、比和で別の形の例を挙げます。
総運ー水、人運ー水、相手の総運ー火、相手の人運ー土
総運ー水、人運ー水、相手の総運ー木、相手の人運ー金
自分の総運ー人運は変わらず比和ですが、相手の総運が別の属性で相剋、人運も相剋になるのが上の例、同じく、相手の総運が別の属性で相生で、人運も相生になるのが下の例です。
本来であれば、相手の総運が火、人運が金、もしくは総運が木、人運が土など、一方が相生、一方が相剋という例もありますが、同じ相生ー相剋の組み合わせでも、木と火なら相手の総運ー人運で相生、金と火なら相剋と、相手の中での運気に組み合わせが生じ、話がややこしくなるので、ここでは省略します。
例に挙げた2つの運では、相手の中では相生相剋があり、自分に対する相生相剋に、変化が現れてくる点が、前の2例との違いになります。
これがあることで、自分に対する相生相剋にも変化が現れてきます。
まず、上の例では、相手の中では相生が生じ、その強化された属性で、自分の側の運気を剋する関係となるため、比和における相性としては、最も悪い形になります。
総運火、人運土の上の例以外に、総運土、人運火でも同様の形が発生しますが、火生土から、前者では人運、後者では総運が強化される対象となり、前者の場合であれば、人間性、考え方、能力など、後者であれば運気全体が害される関係になるため、相性という面で見れば、やはり運全体に害が及ぶところから、後者の形が最も悪くなります。
前者の場合、人運や外運であれば、自分の感触としては、圧される感覚や苦手意識を強く持ちやすく、天運など、影響の弱い部分であれば、剋されはするものの、比較的穏健な相性となります。
そして、下の例ですが、こちらは人運、総運の双方が相生ではあるものの、相手の中では木剋金となり、木に当たる運気の働きが弱くなっているため、例に挙げた総運木、人運金の形では、人運は合うものの、総運の恩恵はやや弱くなります。
これも先の例と同様に 総運金、人運木の形もありますが、総運が剋される形の方が、運全体への相生が阻害される点から、恩恵が弱くなるため、相性としては、総運金の形の方が良くなります。
ただし、この形の場合、自分の属性が相手の相剋の中間に位置し、相剋を中和する関係になることから、相手の木への相剋も弱まり、お互いに恩恵の強い相手となるため、人運、総運がともに相生という関係では、比和で最初に挙げた、同じ方向での総運相生、人運相生もありますが、それと比べても害となる要素もなく、比和の相性としては、最高の相性と言えます。
ということで、やっぱり長くなってきたので、今回はこれで終わりにします。
ここまで随分長くなってしまいましたが、さすがに次で書ききれると思いますので、次回に最後の締め、相剋の関係についてお話して、相性の解説を終わりとできたらと思っています。
ではまた♪
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