現代のアーティスト２ーホロスコープから見る有名人

ということで、今回も現代の有名人の方について、ホロスコープを紹介しますので、誰のものか当ててみてください。

今回は、一応アーティストと名前は付けましたが、実際は俳優業やモデル、バラエティやCMにも出ていますので、必ずしもアーティストでは考えない方が良いかもしれません。

では、早速ホロスコープを載せていきます。
まずは円盤です。

はい、年齢は49歳、男性です。昔から活躍されている方なので、やはり少々年齢は高めですね。
アスペクトは少ないながら、ハードアスペクトは木星ー冥王星のわずかに一つで、れんが今まで見た中で最少です。ここまで少ないのは珍しいですね。

では、次にチャートを載せます。

先にお話ししておくと、このチャートでは月と冥王星にアスペクトがありますが、便宜上１２時に設定して見ているので、時間によって、０時だと水瓶２度、23時59分だと水瓶の１４度まで移動し、早い時間であれば海王星、冥王星のアスペクトが強くなりますが、遅くなれば金星、土星で風のグランドトラインが生じ、海王星、冥王星のアスペクトは消滅してしまいます。

まず、全体を通して見ると、蠍は太陽のみですが、金星、火星、天王星、冥王星に天秤のオーバーロードがあり、水星、海王星には射手座と、いわゆるモテる星座をこれでもか、というほど詰め込んだ配置であることが見て取れます。

特に金星の天秤はドミサイルに当たり、水星とセクスタイルを形成するところから、天秤のスマートさに射手のワイルドさ、男らしさ、行動力などが加わり、見た目もさることながら、言動も活発化し、とても格好が付いてきます。

土星に双子座があるところから、話術に試練があり、太陽が蠍で、土星とはセスキコードレイトで当たる点からも、口数が少ない、話下手な印象を与えやすい、セスキコードレイトの特性から、本人にそれを自覚しにくいという難があり、演技をしていても、土星双子らしく、キャラクターを使い分けるのが不得手、といった印象を与えます。とはいえ、金星の天秤とトラインで、社交性には優れ、そこから話術も補助が入るので、バランスは取れ、格好も付きます。

海王星の射手は、幻想、変容の海王星に哲学的、世界思考、研究者肌、行動力の射手が加わることから、恐れ知らず、チャレンジ精神旺盛で突破力があり、いわゆる、こいつなら何かやってくれそう、といった印象を与えやすい世代になります。
この方の場合、これに冥王星の天秤がセクスタイルで絡み、何をしていても様になる、格好が付く、誰とでも世界を超えて好かれる、といったように、活動の幅広さ、人気の高さを感じさせます。

そして月の水瓶ですが、これは感情の月に個人主義、博愛主義の水瓶が加わることで、誰に対しても平等な、けれど独自の自分主観の感情を持つ、という性質になります。

これが、海王星、冥王星のアスペクトを持つ場合、感情面で世界と繋がるため、どの世代、国の人と接していても、心から繋がり、他国のファンからも多大な応援、人気を得ることに繋がります。
これはこの方の人気の高さから、妥当な影響とも思えるので、個人的にはこちらのアスペクトはあってもおかしくないかな、と思っています。

金星、土星とグランドトラインを形成する場合、天秤のスマートさを好む、という点を起点に、双子の話術への試練に、水瓶が自分独自の視点で答えを得て、外に発信、そこから更にカッコよさ、スマートさを目指す、といったサイクルができるため、グランドトラインの特性を受けて、どこまでも上昇していくことになります。
実際を見ると、そこまで上昇のサイクルは見えないので、こちらは薄そうですが、参考になれば。

なお、木星に山羊があることから、上昇志向が膨らみ、芸能界における地位的には、かなりの高みまで到達しましたが、冥王星の天秤はスマートさから離れることを許さないため、泥臭い活動は苦手で、山羊の目的のために手段を選ばない、といった面とは衝突し、紆余曲折やこの方針の違いもあって、グループとしての活動は停止してしまっています。

ということで、解説はここまでで、いくつか補足しながらまとめていくと、次のようになります。

まず、天秤が非常に利いていて、低すぎる世代からの評価はわかりませんが、年代を問わず、台湾や中国、韓国など、世界すら超えて人気のある、いわゆるイケメンさんです。
結婚はされていますが、その後も変わらず人気を保ち続けましたから、結構スゴいのではないでしょうか。

天秤同士の距離があるため、この方の中で合になる天体はほとんどないのですが、逆にこれだけ広いと、人とのアスペクトでは、牡羊を除き、男性星座であればどんな角度でも、どれかの天秤とセクスタイルやトラインを形成することになりますから、人との関わりには非常に強いことになります。

射手と天秤の絡みから、活動の幅が広く、歌手、俳優、モデル、バラエティと色々なジャンルに挑戦し、活動をしています。
とはいえ、木星山羊と冥王星の天秤の衝突、土星の双子から、色々やっているわりに、キャラクターの幅が狭く、何をしても同じような役になりがち、泥臭い役割は請け負わない、プライドの高さなど、マイナス面も存在しています。

そして、月の個人主観の強い水瓶もあって、グループの方針では衝突、分解、活動も停止していて、今はソロでしか動いていません。歌手活動も再開する可能性は非常に低いと思われます。

ということで、今回はアスペクトが少ないので、特徴もさほど多くはないのですが、結構大きなヒントもありますし、わかる方にはわかる内容だったのではないでしょうか。

では、答えはまた次回に。

でわ🎵