姓名判断ー48画

はい、今回は48画、5回目の陰金について解説していこうと思います。

厳しい環境で劣化が続き、前回では本体から欠け落ちたことで、新たな使い道を得た陰金ですが、では今回はどう変わったのか、見ていきましょう。

48画 吉数、大吉数
呼び名:参謀運、有徳運、人徳運

分離した金属ー多くの活用法


金属は、分離したことで多くの人の手に渡り、新たな活用法を得て、より広く、価値を高めていきます。

多くの人に、多様に活用されることから、自己主張をしなくても人から頼られる、能ある鷹は爪隠す、財運、金運、強い幸運、あらゆる分野と繋がる広い交際範囲、人柄の良さ、才能、向上心、努力家、女性は才色兼備、良妻賢母といった要素を持ちます。

人柄と才能、努力の心を併せ持ち、広い交遊を持つことから、総運、人運、外運、社会運にある時に強い吉性を示し、総運では何をしてもうまくいくような幸運に恵まれ、人運では人から頼られ、有徳謙譲の人として高い評価を得られます。
外運でも知識人から財界人、学者や芸術家まで多くの人脈に恵まれ、成長の大きな助けになってくれます。社会運ではこの人脈、人柄、向上心などから、早くに出世し、高い地位を得るでしょう。

家庭運では、財運や金運から、裕福な家庭を作ることができますが、男性よりは女性で強い吉運を発揮し、才色兼備、良妻賢母の資質から、旦那さんにとってなくてはならないパートナーとして愛され、必要とされます。


相生相剋としては、まず土生金では、土が努力家の48画に協力し、物事を成し遂げていく、好相性です。

土は仲間意識が強く、努力向上する相手には自然と力を貸し与えたくなります。48画は更に人柄もあり、能力がある分、土も自分を向上させる努力が必要になりますが、結果として土も成長するため、お互いに得るものがあります。

金生水では、人柄、才能に恵まれた48画ですが、水は凶数が多く、感受性の強さで人の感情に翻弄される、情に流されるなど、48画からは理解が難しいところも多く、近付きがたさを感じつつ、放ってもおけない、扱いの難しい相手です。
運気としては、そうした自分にない性質を理解する、受け入れ視野を広げるといったように、48画を成長させてくれる相手で、好相性ではあります。

48画は人柄の良さから、水の凶体質を放っておくことができません。しかし社会的成功に強い適性がある48画に対し、情や感性での判断を基本とし、凶要素の多い、全く反対の気質を持つ水は理解が難しく、戸惑ってしまいます。
大吉数の29画であっても精神性重視、物質社会性軽視の傾向が強く、難しい相手である分、48画が創意工夫を重ねることになり、成長に繋がります。

相剋としては、火剋金では、火の行動力、勢いに押され、48画の存在感が霞む、悪相性です。

人柄、能力、向上心と多くを兼ね備えた48画ですが、周りから人が集まる分、自分で意識して人を集めることは得意ではなく、多くの人が集まることで幸運を得られることから、人付き合いが得意で行動的、目立つ存在である火は、自然と48画から人を引き離し、運気を削減してしまいます。
陰火であっても、周りの人に対し、48画の不備に目を向けさせるため、やはり運気を阻害します。

金剋木では、順調に物事を進め、幸運にも恵まれた48画が木属性の障害となる、悪相性です。

47画と同じく、能力も幸運も周りの協力もあり、努力して早くに上昇していく48画は、独立独歩で物事を進める木にとって、大きな障害となります。
陰木の場合、48画の人柄から、マイナスに作用しないこともありますが、陽の火と木、両面相剋となる陽木にとっては、運気を下げる、大きな要因になってしまいます。


ということで、今回は48画、陰金の解説とさせていただきました。

48画は人柄の良さがあげられますが、幸運が強く、何をしてもうまくいくことから、不幸や悲惨さ、孤独といった苦労を知らない故の人柄であり、いわゆるお坊っちゃん気質であるため、水の苦労、突発的な不幸体質に接することは、48画の人間性や人生を大きく広げる、良い機会をもたらしてくれます。

最初こそ戸惑うことも多いと思いますが、人生の深さを体験させてくれるので、水の人との縁は持っておくと良いと思います。
ちなみに金生水で書きませんでしたが、恋愛面では、この水との体験を重ねることで、深い愛情を感じ、一生の苦楽を共にする、良いパートナーとなります。

では、次回は49画、5回目の陽水の解説に入ります。

ではまた🎵

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renkard
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