【婚活恋愛失敗談】恋愛市場おっさんの価値
『男性だって女性に甘えたいし頼りたいよね！』
甘えたがり男子専門コーチ/恋活婚活アドバイザー/レンタル彼女PREMIUM店長＆指導教員/小説家の中村千花(@chika_rkt)です。
『おっさん』の使用例として、『おっさんずラブ』『三匹のおっさん』等があり、私も今回は親しみを込めて『おっさん』と呼びますが、この呼称には、相手を軽視する意味も込められているようです。
おっ‐さん
《「おじさん」の音変化》中年の男性を親しんで、また、軽くみてよぶ語。「隣の―」「―くさい格好」
デジタル大辞泉
自分より年上の人を軽視するというのはあまり考えられないから、軽く見られてしまう相手は本人よりも若い人でしょう。
年長者は敬うという文化にも関わらず、時としておっさんの肩身は狭い！
誰ともすれ違えないKALDIの通路くらい狭いのです。
なぜって、芸能人ですら20歳程歳の離れた女性と結婚すると、女性からは『気持ち悪い』と言われますからね。
芸能人がダメなら、一般人はもっとダメでしょう。
男性諸兄は若い奥さんを『羨ましい』と思うかもしれませんが、女性は高確率でドン引きです。
さて、結婚相談所における、なかなか成婚しない男性は、自分の年齢を顧みずにとにかく若い女性を好む人というのは定説ではありますが、これは結婚相談所だけでなく、リアルな恋愛やマッチングアプリでの出会いでも言えるかもしれません。
こういう人との会話で何度も繰り返したのが……。
男性「出会いがないんだよね」
私「職場に女性はいないんですか？」
男性「いるけど、おばさんしかいない」
私「おばさんって、いくつくらい？」
男性「35歳くらいかな」
私より若いじゃないか……。
しかも、男性本人は40代。
私「じゃあ、いくつくらいがいいの？」
男性「やっぱり女は20代でしょう！ 女だったら、30までには結婚しないとね～」
と、なんだか不思議と偉そうでもある。
はい、ちょっと聞いてください。
結婚相談所内での20代女性なんて、争奪戦ですよ！
自分だけが『若い（可愛い）女性がいいな』と思っているのではなく、会員男性のほとんどがそう思っているのです。
『マックのポテトは揚げたてがいい』と思っているのは、あなただけじゃないんです！
そんな中で40代が勝ち上がる確率ってどれくらいのものなんでしょう。
マックのポテトとは違って、タイミングが良かったり早い者勝ちでありつけるわけではないので、そのままで戦おうとすると勝率は低いです。
婚活市場の20代女性なんて売り手市場でもあるので、女性側があえておっさんを選ぶ理由がないんですね。
でも、まったく打つ手がないというわけではないので安心してください！
あなたが結婚相談所に入会しているとしたら、カウンセラーさんは少しでも多くの女性会員から興味を持ってもらうために、改善策を提案してくると思います。
そのほとんどは、見た目をより良くしようという提案でしょう。
以前もnoteで書きましたが、恋愛において容姿は良いに越したことはないので、そこは素直にカウンセラーさんの提案にしたがって、容姿のアップに努めてください。
その上で男性の多くが気づいていないことがあります。
それは、40代なら40代のあなたで戦うこと。
決して20代に合わせて若ぶろうとしないことです。
…というお話をすると、『オレ、ポケモン好きだし若い子と話が合う』とか『甘いもの好きだし、カフェ巡りも好きだし、感性が一緒なのが20代なんだ』と言ってくる人もいるのですが、その『話が合う』『感性が一緒』というのは、勝手に思う分には問題ないですが人に言うのは止めた方がいいです、今すぐに！
無理をしているのではなくて、本当に『話が合う』とか『感性が一緒』だと思っているのなら、なおさらです。
本気で20代と『話が合う』とか『感性が一緒』と思っているおっさんがいるのは分かります。
その人たちは、自分が年を取っている自覚がないんですね。
中には、『年齢より若く見られる』という人もいますが、若く見られているというよりは、子供っぽく見られているんです。
この違いって、大きいですよ。
高校生や大学生の時から好きなものや趣味が変わっていなかったり、習慣が変わっていなかったり、交友関係が変わっていなかったりすると、どうしても感覚的には高校生や大学生のままです。
だからこそ、自身も20代を求めてしまうし、実際に話も合うんだろうことは分かりますが、決して自分と20代を同列に並べないでください。
それをやってしまうから、『え、おっさんが何言ってんの？』と、特に若い女性からドン引きされるのです。
（※これは女性にも同様のことが言えますね）
それなら、どうすればいいのかというと。
『僕は若い子の好きな趣味が分かるから、話していてきっと楽しいよ！』
といった姿勢ではなく
『僕はおじさんですけど、おじさんにお茶を奢ってもらう気分で会いに来てください』
と、謙虚さや誠実さを全面的に出していきましょう。
下手に出るなんて『カッコ悪い』『恥ずかしい』と思われる方もいるかもしれませんが、若い女性に下手に出られるのが、大人の余裕なんです。
若い女性からしたら『僕と会ったら楽しいよ』と、なんだか自信満々でぎらついている男性よりも『よかったらどうぞ』という控えめな方が安心できます。
そして、『ご飯でもどうですか』『お茶やスイーツでもどうですか』と、言ったのなら、ちゃんとごちそうしてあげてくださいね。
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最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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