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⟬レンタル彼女失敗談⟭取材を受けた時のお話

『男性だって女性に甘えたいし頼りたいよね!』

甘えたがり男子専門コーチ/恋活婚活アドバイザー/レンタル彼女PREMIUM店長&指導教員/小説家の中村千花(@chika_rkt)です。

先日、デイリースポーツの取材を受けました。

その取材記事はこちら。

取材は若手のキャストに出てもらっているんですが、『レンタル彼女』という仕事の現実を知りたいとの要望があって、今回は私がお話することに。

きっと読者の大半は、見るなら若い子がいいと思っているでしょう。

それなのに、若い子じゃなくていいんだ!?

事前に質問事項のラインナップを送ってくれるような、気が利いていて仕事のできる人なのに、本当に一番年長者の私でいいのかと考えてしまいました。

そうそう、レンタル彼女とは関係のない情報なんですが、志摩スペイン村の記事を書いているのも同じ記者さんです。

かねてから志摩スペイン村に行ってみたいと思っていて、「この日なら休みが取れる」と勇み足でサイトを見に行ったら、その日は滅多にない臨時休館日だったというオチがついたこともあって、スペイン村の話題には敏感なんです、私。

そのスペイン村に注目して記事を書くくらいなんだから、きっとできる人なんだ松田さんは。

ビバ松田!

その、松田さんとの会話の中で、こんなやり取りがありました。

松田「既婚者の利用もあるんですか?」
私「多くはないけれど、ありますよ」
松田「ええ~! そうか、レンタル彼女だから浮気にはならないんだ」

事前にいただいていた質問事項から逸れた雑談になります。

私「浮気どころか、奥さんにレンタル彼女とデートをするってお話している人もいますよ」
松田「えー、奥さん知ってるんですか?」

ええ、 奥さんどころかお子さん(成人済)も知っています。

これが、健全なサービスでは無かったらさすがに話せないと思うんですが、レンタル彼女だったら、後ろめたいことはないですからね。

それと、このご家庭が家族に依存しあうことがなくて素敵な関係性を築いているから可能なんだと思います。

私が子供の頃は『核家族』なんて言葉があったけれど、夫婦や家族って、お父さんやお母さんを中心とした小さな集合体です。

初めは他人の関係だった者同士が夫婦となり、やがて子供が生まれたら『チーム・家族』になります。

当然のことながら、夫婦二人だけの時と子供ができて以降は関係性も変わってきて、恋人同士とは違った感情が生まれてきます。

他人同士からスタートした夫婦が、家族という共同体の中で同志になっていくのです。

家庭を守るため、家族を守るため、子供を守るため、時には親類縁者、学校、PTA、子供自身を相手に共闘するのですから、いつまでも甘い関係ではいられませんよね。

おそらく、子供が全員成人になるまでは、ある種の緊張感はなくならないでしょう。

かといって、子供が無事に成人を迎えたとしても、途端に恋人同士だった頃に気持ちが戻れるわけではありません。

人の気持ちって、スイッチ一つで切り替えられるわけじゃないから、何年も長い年月をかけて築き上げた関係性は、なかなか変えられないんですよね。

しかも、共闘状態だった相手に、再び甘い関係を求めるのは難しいだろうなぁ…。

だってね、戦場でお互いが生き残るために協力し合っていた相手に対して、『はいはい、戦争終わりましたよ』の瞬間から、異性として意識し合ったり、異性として扱ったりできないでしょう。

昨日までは女芸人みたいな扱いだったのに、今日からは全く違う態度で、「疲れた」なんて一言言ったなら、「大丈夫?」と不安そうに顔を覗き込んだり、マッサージをしてくれてご飯を作ったりなんかしてくれたら、悪い気はしないんでしょうけれど、なんかちょっと居心地は悪そうですよね。

「そんなキャラちゃうやん!」
って、ツッコミは入れることでしょう。

と、一度も結婚したことのない私が豪語しておきます。

まあ、でも既婚者のお客様のほとんどは家庭を壊したくないと思っているし、浮気がしたいとかいうのではなく、異性にときめきたいと思っているのは確かです。

と、そんなインタビュー中の雑談から、思わぬ話題が生まれました。

これが、読者層にもウケると思ったんでしょう。

見出しは
『「彼女、お借りします」で注目の「レンタル彼女」。現実では既婚者の利用も』
と、既婚者のワードがでかでか踊っています。

そうそう、できる松田さんは、最後に大事なことは忘れませんでした。

松田「この集合写真上の、右の若いキャストさんの宣材ください」

インタビューは受けていないけれど、若くて可愛いキャストの写真をご所望され、あろうことか短縮版の記事では、インタビューを受けた私の写真ではなく、そのご所望された若くて可愛いキャストの写真だけが掲載されていました。

やっぱりできる男だ、ビバ松田!


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