【婚活恋愛失敗談】男性諸兄！ 『お茶』とはスイーツを含む！
『男性だって女性に甘えたいし頼りたいよね！』
甘えたがり男子専門コーチ/恋活婚活アドバイザー/レンタル彼女PREMIUM店長＆指導教員/小説家の中村千花(@chika_rkt)です。
休日の午後の落ち着いた喫茶店。
小さなテーブルに向かい合って座るのは、やや緊張した面持ちの男女。
男性はコーヒー、女性は紅茶を時おり口にしながら、お互いの身の上をぽつりぽつり話している。
こちらは、初対面でありがちなお見合いの風景です。
お見合いのメッカとされるカフェがいくつかありますが、この間いくつか視察に行ったところ、どのテーブルも冒頭の描写のようなやり取りを繰り広げていました。
結婚相談所に登録をし、やっと会えた相手との初の顔合わせですが、『嬉しさ』や『楽しさ』は微塵も伝わってきませんよね。
唯一伝わるのは緊張感でしょうか。
それに、『楽しさ』を感じさせるのに、圧倒的にあるモノが足りません！
デートに誘い慣れた人なら、すぐに分かるはず。
足りないのは、そう、スイーツです。
どのテーブルも、不思議とお茶だけ。
どのテーブルもですよ！
私の座る隣のテーブルに至っては、男性がメニューを独占しながら女性に「何にする？」って聞いています。
何にするも何も、メニューはあなたが持っているから、コーヒーか紅茶しか頼めないよな …。
おそらくはどの結婚相談所も、お見合いは『お茶をする』ということだと説明しているとは思います。
けれども、お茶って、コーヒーとか紅茶とか、オレンジジュースとかコーラとかの水物のことではないんです。
ビジネスシーンで『打ち合わせがてらお茶をしましょう』と言って喫茶店に入ったならまだしも、男女としてお茶をするのであれば、スイーツはセットで考えてください。
お見合いのメッカの喫茶店のショーウィンドウには、自家製っぽいスイーツがたくさんありましたよ。
それを一緒に見ながら『あれ美味しそう』『へー、生クリームよりカスタードクリームの方が好きなんだ』『モンブランは外せないんだよね』みたいな会話を弾ませてください。
もしもあなたが女性との会話に慣れていなかったら『この中で何が好きですか？』と、女性に好みを聞いてみましょう。
女性がなんと答えても『いいですね』と言ってぎこちなくでも笑えれば、それだけで少し場がなごみます。
ケーキ一つで注文前からこんなに自然と距離が縮むのです。
安いものじゃないですか。
それに、女性は女性であれば男性からご馳走様していただく機会があるので、喫茶店でお茶だけだと、過去の男性との扱いと比べてしまいます。
そんなところで会ったこともない相手と、比べられたくないですよね。
結婚相談所へ入会されると、皆さん苦労するのがお見合いです。
お見合いでお会いした異性にお互い好意を抱いたら仮交際→真剣交際へと進展していくのですが、このお見合いから先になかなか進まないという人も多いのではないでしょうか。
なぜ二度目がないかというと、それはあなたとの時間が窮屈だったからの他に理由はありません。
冒頭のお見合いのような空気が2時間も続いたとしたら、あなたがキチンとしたいい人だということがアピールできたとしても、次に会うのは躊躇われますよね。
そもそも、お互い恋愛に慣れていない男女が緊張して会うのだから、自然と楽しくなるはずがないのです。
でも、ガッカリしないでくださいね。
それなら自分で何とかしようとせず(なんともならないので)、自分以外のモノの力を借りましょう。
お見合いに使われる喫茶店を選んでいるので、場所の力が大事なのはお分かりだと思います。
それ以外のモノ……それはスイーツなんです。
『僕は甘いもの好きじゃないから、女性にだけ注文してもらって…』はナシですよ。
一人でスイーツを食べるなんて、逆に気まずい空気が流れてしまいます。
喫茶店のケーキなんて、二人分でもたかが知れているので、1,000円ちょっとでその場の雰囲気が良くなるのであれば、喜んで出しましょうよ！
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