プロ野球選手を目指して実業団で30まで活躍した恩師からの言葉〜弱点をキャラにしていく生き様
関西大学に在籍しているのだが、登校中、坂道が多いというのが生徒の不満だ。
そんなきつい坂から少しでも気を逸らすために、考えごとをする。
コンプレックスをどうしようか。トラウマをどう克服しようか。未来でなにができるのか。
そんな心の中には、大学の恩師が最高のクロスファイヤーを差し込んでくれた。
悩み、トラウマは治す必要がない、それを持ちネタにキャラクターにできれば最大の武器になる。
弱点を纏った生き様を見せてやれという。
例えば、トムクルーズは学習障害で、台本を読むことができないはずなのに、独自の方法で今やスーパースターとなっている。
トレンディーエンジェルの斎藤はハゲを持ち前に人々を笑顔にしている。ハゲは一般的にうわぁとなってしまう対象かもしれないが、斎藤の場合は見てて気持ちがいいのだ。
弱点おれもってんだよね!ニカっ!!
て笑っとけば、問題にならない。
と言うか、そういうやつが何故か憧れの対象になるし、なぜかとんでもない何者かになるのだ。
そして、悩んだ奴は悩んだほど、優しい。
人の痛みがわかるからね
と先生はいう。
先生はこれまで波乱な人生を闘い続けた。
俺らがテレビで見ている野球は、甘いものではない。今俺が言葉で表してはいけないくらいの地獄と天国がそばにある環境で先生は生きてきた。
その先にある優しさと強さだ。
そうなると、人は優しくなるために生きていくのかなと世界の人生のあり方の根本を感じてしまうがの如くだ。
自分は外食で全く緊張して飲み込めなくなったり、おえってなったりするのが悩みだが。
恩師は、実業団の試合前なんて、一流のやつほど、トイレに篭っておえおえしてるんだ。
外食は食えなくて問題ない。みんな大人だ、できないことは、できないっ!!て笑っとけ。みんなとくにきにしない。他人と比べなくてもいい
そう言われた。
また憧れる人が増えてしまった。最高にかっこいい恩師だ。
俺も生き様を、みせてやる
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