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これで分かれ! 新機動戦記ガンダムWストーリー解説【意味不明】【概要編】

新機動戦記ガンダムWといえば、言うまでもなく有名です。
デデン!お前を殺す…! 宇宙の心は彼だったんですね。任務了解。
尖ったビジュのキャラにイカした(イカれた)名言の数々、そしてかっこいいガンダム5機。ここらへんはほんと文句の付けようがありません。

しかし…ストーリーを知っていますか? たぶんほとんどの人が全くといっていいほど知らないんじゃないかと思います。

ファーストガンダムなら、連邦対ジオンに巻き込まれたアムロがWB隊として戦い抜くなかでニュータイプとして覚醒していく……
くらいは結構多くの人が知っていると思うんです。ですが知名度に対しガンダムWのストーリーを知っている人は異常に少ない

その証拠に、ネットを見ても分かりやすくまとまったガンダムWのストーリー解説って見つからないんですよね。wikipediaの説明も意味不明だし…(本当に意味不明なのでぜひ見に行ってみてください)。
まあちょっと古いアニメだし、4クールモノだからね…いや本当にそれだけでしょうか?

私が見たガンダムW

私が思うに、ネットにガンダムWのストーリー解説が落ちてないのは、ガンダムWを見た人でさえストーリーを分かっていないからだと思います。
などと偉そうに言っている私自身も、分かりませんでした。

そもそもの話として、理解の対象としてのストーリーが存在したのかどうかさえ怪しいというのが、私の見解です。
もっともガンダムWは戦争を題材とした作品ですので、情勢は刻一刻と動いていきます。
そのような点からのストーリーについて、次節で説明してみることにします。

それから、マクロ視点だけだと主要キャラの動向が分からないので、ガンダムパイロット5人,ゼクス,トレーズ,リリーナ様あたりで印象的な部分だけ粗く補足をつけました。
ヒロインズは本質的には本筋に関わらないので紹介しません。個人的には、キャスリンみたいなお姉ちゃん欲しいですけどね。

ガンダムパイロット5人、ゼクス、トレーズ、リリーナの名が出ますので、知らない方は適宜そこだけググってください。ほかは知識0でも読めるはずです。

情勢から見たストーリー崩壊

1.地球連合 vs スペース・コロニー

まず物語冒頭で、地球連合(地球圏統一連合)がスペースコロニーを圧倒的な武力で支配しているという世界情勢が語られます。

地球vs宇宙というガンダムシリーズ定番の対立ですね。水星の魔女では宇宙が優位でしたが、ガンダムシリーズでは基本的に地球が優位な支配者で、
宇宙が弱者・被支配者として描かれます。ガンダムWでも地球側が支配者です。

これに対し、コロニーの抵抗勢力が秘密裏に、地球に5機のガンダムを送り込みます。これがオペレーション・メテオです。
ガンダム達は地球連合の施設を破壊して回るのですが、その施設は全て地球連合の中でもタカ派、OZ(オズ)と呼ばれる組織のものでした。

ガンダムの目的はOZを排除することなのですね。
序盤で、ガンダム vs OZ という基本的な対立軸が出てきました。
ではこのままストーリーはガンダムvsOZで進んでいくのでしょうか?

この頃のキャラ動向

  • ガンダム5人衆は別個に地球潜入していて、お互いの存在すら知りません(初見では敵だと思って攻撃するくらい知らない)。OZを標的とした活動を行う中でお互いの存在を知ります。

  • リリーナ様はOZに父を殺され、自身がかつて完全平和主義を掲げて滅ぼされたサンクキングダムの王家、ピースクラフト家の最後の子孫であることを知ります。

  • トレーズとゼクスはガンダムという遊び相手が出来たので楽しそうです。


2. OZ vs 地球連合

さあ地球連合の危険分子OZを排除すべく暗躍していたガンダムたち。
しかしガンダムたちはOZの情報操作により、味方とするべき地球連合の穏健派に対して、致命的な攻撃を行ってしまいます。
そしてこのチャンスにOZはクーデターを敢行し、地球連合を乗っ取ることに成功しました。

さらにOZはガンダムに対し、コロニー本国に銃口を突きつけることで降伏を迫ります(この野蛮な方法に対してトレーズの「ことはすべてエレガントに運べ」という有名なセリフが出るのです)。

結局、コロニー抵抗派がガンダムに代わって降伏し、ガンダムによる組織的な抵抗活動は沈静化しました。
(このあたりはガンダムたちの獅子奮迅・八面六臂の大活躍が非常にかっこよく、ストーリーもガンダムの活躍とOZの陰謀との二本柱でかなり面白いです。次はどうなるのだろうかと毎回ドキドキします。まさに神アニメです。)

さてこの辺りから、世界情勢の中心は地球連合残党vsOZとなっていきます。
というのも、ガンダムはもう吹いて飛ぶような脇役になってしまうからです。もちろんガンダムとパイロットたちはストーリーの主役ではあるのですが、世界情勢的には豆粒のような存在感になってしまうのですね。

これは、コロニーがOZに懐柔されて戦意を完全に喪失して、そしてあろうことかガンダムたちを「ガンダムがいるからコロニーが危険に晒される」として切り捨ててしまったからです。パイロットたちは大きなショックを受け、しばらく立ち直れなくなってしまいます。
物理的にも精神的にも拠り所を失ったガンダムパイロットたちは敗走を続けます。

この頃のキャラ動向

  • ヒイロはコロニーを人質としたOZの卑劣な作戦に対してウイングガンダムを自爆させ、死にかけますが生き残ります。

  • ゼクスはそんなヒイロに戦士として興味を持ち決闘をしようと思い立ち、地位も仕事も人間関係も捨てて趣味に走って、南極で最高の決闘をします。ゼクスはOZをクビになり指名手配の身となります。

  • トレーズは真面目にOZ首領として活躍を続けます。

  • それはそれとして、ガンダムパイロット達はコロニーに見捨てられ意志が折れてしまいました。


3. OZ財団派 vs OZトレーズ派

さてガンダムも排除したOZですが、今度はバックの団体(OZのスポンサー)であるロームフェラ財団というものがOZに対する干渉を強めてきます。
具体的にいうと、財団は無人MS=モビルドールによる世界支配を主張するのですね。
一方でOZのリーダーであるトレーズはモビルドールを否定します。兵士自身が血を流して戦わないことはトレーズの美学に反するからです。

(ガンダムWでは戦士の美学みたいなのが結構しつこく出てくるのですが、正直分かりづらいと感じます。
MSは人の力を何万倍にも増幅する、機械文明の極致といえる兵器です。簡単に何百人何千人も殺せる力があります。そんなものを使っていながら、モビルドールには反対するというラインが分かりづらい。
まあ、引金を引くのがあくまで人間なのか機械なのかというラインなのでしょうが…。
ガンダムWのこのような部分を深いという人もいるのですが、私は安っぽく感じてしまいました。ただ、AIの軍事利用による倫理的な問題をアニメという媒体で世に広く問うたのは、時代的な意味はあるのかもしれません)

さてトレーズはOZの代表を降ろされ、軟禁されてしまいます。
OZ財団派の天下となってしまったのですね。

しかしトレーズ支持派もいて、OZ財団派に抵抗を行います。戦局の中心はOZ財団派vsOZトレーズ派の戦いになります。
OZトレーズ派が良い感じに抵抗してくれるので、財団派も順調にモビルドールに投資する口実ができ、戦況を優位に進めていきます。

この頃、ガンダムパイロット五人衆は自分探しの旅をしています。ガンダムを失い、コロニーの信頼を失った彼らは、戦う手段も、戦う目的もなくなってしまっているのです。
多くの人と関わり、多くの戦地を見て回る中で、平和とは何か、戦いとは何かについて考えていきます。
ある者は暴走してコロニーを破壊して周り、ある者はOZに潜入し、ある者はOZに捕まって殺されかけ…といった感じ。

文字にすると面白そうですが……正直、グダグダやっているだけです。
面白いところもちょっとあるんですが、尺が長すぎる。
2クールくらいこのパートに当てられていたように思いますが、自分にはほとんど退屈な時間でした。

そしてこの部分に対しどう感じるかが、ガンダムW全体への評価に対して決定的に重大な比重を持っていると思います。
つまり、この部分を面白いと思う人はガンダムWを面白いと思い、面白くないと思う人はガンダムWを面白くないと思うんだろう、ということです。

このあたりのキャラ動向

  • トレーズは幽閉されました。

  • ゼクスは宇宙海賊になり衛星軌道上で船を襲っています

  • ガンダム五人衆は思い思いに自分探しの旅をしています。

  • カトルは実家の財力に物を言わせて伝説のMS、ウイングガンダムゼロを建造します。これは一撃でコロニーすら破壊可能な最強のMSで、カトルはこれでコロニーを破壊して回りますゼロはヒイロの愛機というイメージですが、他の人が乗る期間のほうが長いです。確認したところヒイロが乗る期間のほうが若干長かったです。

  • トロワはOZに潜入し、ヒイロも引き入れて新MSのテストパイロットをやっています。ここで二人はゼロに乗るカトルと戦い、カトルを拿捕します。しかしトロワは機体を撃墜され行方不明に。

  • この後、ゼロを拿捕したOZが色々実験をするパートが長くあります。最高性能を誇る後半主人公機がいきなり敵に捕まってデータ解析されまくるのどうなんだろうと思うんですが…。このあたりで、ガンダム5人衆は全員何らかの形でOZに所属したり捕虜になったりして、ゼロシステムの実験体にされたり殺されかけたりします。露骨に展開がグダってますね。

  • なんだかんだあってウイングガンダムゼロは宇宙に捨てられます。そこに通りかかったゼクスが拾って自分のものにしてしまうのです。いや、本当にこういう展開なんです。


4. OZリリーナ派 vs OZ財団派

さてOZですが、そろそろ世界を完全支配する頃になって、サンクキングダムが邪魔になってきました。
サンクキングダムというのは、本作ヒロインでありピースクラフト王家の血を引いているリリーナ様が治めている国で、完全平和主義を標榜しています。意味わかりますか?私には分かりません。
まあつまり、完全平和主義を標榜するサンクキングダムという国があるということです。

そんなサンクキングダムですが、OZにとってイデオロギー上邪魔になってきたようです。OZは軍事力支配による平和を推進していましたが、民衆はサンクキングダムの完全平和主義に魅力を感じていたのだそうです。

そしてOZからの「ゲリラや反乱軍の残党を無制限に国内受入しているサンクキングダムは国際平和上これ以上許容できないので排除する」という最後通牒があり、開戦します(このあたりイデオロギーというより、本当に国際平和上介入されたといっても間違いではないような気もするんですよね)。
サンクキングダムは完全平和主義を標榜しており、自衛や抵抗もできないはずです。しかし部下やシンパ、それに国内に寄留しているゲリラ(本当にいるやんけ!)なんかが「完全平和主義を標榜するリリーナ様を守るために戦う」という無敵理論で戦います。このあたりもうダメダメです(深いという人もいますが…)。

さてサンクキングダムは敗北し、リリーナはOZに自ら身柄を委ねます。この行為にカリスマ性を感じた財団派は、なんとリリーナを財団の女王として迎え入れたのです。トレーズにかわるカリスマ性のあるリーダーを欲していたのですかね。
リリーナは完全平和主義に基づき、すべての国の国境や政府などをなくす世界国家構想を世界に宣言…というか実行します
そうしてしばらくすると、リリーナは本当にカリスマ的人気者となります。財団上層部でもリリーナ派が優勢となり、財団派を追い出してしまいました。今回の政権交代は平和的ですね。

このあたりのキャラ動向

  • ヒイロとカトルはなんだかんだあって、サンクキングダムに行きます。

  • しかしヒイロは出張して色々な戦争に参加します(意味わかりませんけど)。その中でトレーズと出会い、ガンダムエピオンを託されます。エピオンは最初に乗るのはヒイロなんですね。ラスボス機なのに。

  • 崩壊したサンクキングダムに、ウイングゼロに乗ったゼクスが訪れました。ゼクスとヒイロは再び決闘を行います。そして二人は決闘を行った後、ユニフォーム交換とばかりにお互いのガンダムを交換しました。いきなり交換するのでびっくりしました。


5. OZ新トレーズ派 vs OZリリーナ派

さてリリーナ率いるOZ世界国家が誕生したのはいいのですが、一方で宇宙では今まで負けたすべての勢力、つまりコロニーと地球連合とOZトレーズ派とOZ財団派が合体して宇宙革命軍ホワイトファングを結成します。
意味わかりますか?私には分かりません。

一見すると敗残兵の集合体ですが、超巨大宇宙戦艦リーブラをOZから強奪することで一気に軍事的に優位に立ちます。これに対して世界国家は完全平和主義を唱えていて身動きが取れない状況となりますが、幽閉されていたトレーズが立ち上がってOZを再び乗っ取ります。
意味わかりますか?私には分かりません。

このあたりのキャラ動向

  • リリーナは女王として、OZをうまくまとめるように頑張ります。


6. OZ新トレーズ派 vs 宇宙革命軍ホワイトファング


ここから急に、逆襲のシャアが始まります。

まず仮面の男ゼクスが世界に正体を明かします。
彼はリリーナの兄にしてピースクラフト王家の末裔、ミリアルド・ピースクラフトだったのです。
そんなゼクスがホワイトファングのリーダーとなって、地球勢力の排除と宇宙の自治を宣言し、コロニーやら戦艦リーブラやらを地球に落下させて地球を壊滅させようとするのです。

地球の人たちもこれには黙っていられないので、トレーズを中心に大軍団を編成して討伐に向かいます。ついに地球vs宇宙の最終戦争が始まるのです。

一方でこの最終盤で、ついにガンダムパイロット5人がチームとして初めて共闘します。熱い展開です。
この最終戦争を止めようと奮闘して……結構頑張るのですが戦争自体は起きてしまいました。

さてガンダムチームの活躍で、トレーズは討取られ、ゼクスはガンダムエピオンごと爆散、リーブラは地球落下寸前で消滅します
これによって両軍の指揮系統の乱れが起きたのか、戦争はウヤムヤのうちに終結しました。
こうして、みんなが「うーん、戦争ってみんな死ぬし、人類も滅びかけるし、嫌だなあ」という気持ちになって平和が訪れたのでした。
それこそがゼクスとトレーズの真の計画だったのです。

取って付けたような感じがしますが、多分本当に取って付けた展開なんだと思います


このあたりのキャラ動向

  • ゼクスがいきなり地球破壊宣言をします

  • トレーズが地球軍をまとめて宇宙に出撃します。

  • ガンダム五人衆はようやく揃ってチームとして戦うことになります。

  • リリーナは捕虜にされていましたがヒイロが救出します。

  • 正直、このあたり露骨にキャラがブレるので結構見ていて悲しいです


理解はすべてエレガントに行え

前項でも4クールアニメをめちゃくちゃ簡素にまとめましたが、更に要約すると次のような感じです。

地球連合に支配されているコロニーから、抵抗の武力として地球にガンダムが送り込まれる。一方で地球連合内ではOZトレーズ派がクーデタを起こして政権を奪取し、地球とコロニーはOZに支配される。OZトレーズ派からOZ財団派が実権を奪う。OZ財団派はOZリリーナ派に政権を奪われ、OZリリーナ派に対してクーデタを起こしたOZ新トレーズ派が世界国家を掌握する。宇宙ではコロニーと地球連合とOZトレーズ派とOZ財団派が合体して宇宙革命軍ホワイトファングを結成し、OZ新トレーズ派と最終決戦を行う。ガンダムが決戦に介入し、戦争は終わる。

わかりますか?私は分かりませんでした。

製作の乱れの噂

ガンダムWといえば、必ずと言っていいほど話題に上がるのが監督交代の話です。

  • 当初監督だった池田監督が、宇宙世紀のファーストからVガンダムまで(ファースト,Z,ZZ,逆襲のシャア,F91,Vガンダムの6つ)を繋げたようなストーリーを構想してシリーズを構成した

  • 池田監督の構想変更により途中から構想を逸脱したストーリーとなる

  • 製作が逼迫し、池田監督は監督を降板する

  • 高松氏が監督として入り、当初案に近い、逆シャアのような終わり方になる

というようなところのようです。ソースはwikipediaですが、wikiの出典元の監督インタビュー記事までちゃんと読める状態なので、信頼しても良いと思います。

インタビューを読む限りだと、33,34話あたりから新監督のようです。「孤独な戦場」「その名はエピオン」あたりでしょうか。
ヒイロがエピオンをトレーズからもらい、ゼクスがゼロを拾い、サンクキングダムが崩壊して、ゼクスとヒイロがガンダムを交換して、リリーナが財団を掌握して世界国家が誕生し、ホワイトファングのトップとなったゼクスが地球排除を宣言して、トレーズ派が再び復権して最終戦争に向かうのが33話から40話くらいまでの流れです。文字に起こしても相当ですが、実際視聴してみても異常なテコ入れ力を感じます。

ともかくエピオンを早く出さなければならない。ゼロも動かさないといけない。バンダイからはそういう圧力があったようです。
しかしキャラ位置や立場を考えるとゼクスがエピオンを回収してヒイロがゼロを回収して…という展開は物理的に不可能です。なのでともかくヒイロとゼクスそれぞれ近くにある方のガンダムを入手させて、それから交換させたということなんでしょう、おそらく。このあたりだけ取っても、製作の迷走と逼迫が相当だったことはなんとなく分かります。

ストーリーだけ見れば「失敗作」?

内幕はどうあれ、ガンダムWはストーリーに関していえば褒められたものではありません。32話あたりのどうしようもないところから1クール半で話をまとめきった高松監督の手腕には感服しますが、やはり全体として見たら失敗作でしょう。

キャラを楽しめば「名作」?

では結局、「ガンダムWはキャラを楽しむ作品」なんでしょうか。
しかしストーリーの大幅なブレは当然、キャラクターの行動及び行動原理にも大きな影響を与えます。特にゼクスとトレーズなんかの行動変化はひどいと思います。「二人の思想や美学が…」というのをネットではよく見ますが、実際は単なる脚本の都合による行動なんですよね。
…などと言っていると長くなりますし、ストーリーの簡単な紹介という本記事の趣旨ともずれるのでこのあたりで切り上げます。
ただ、一つだけ言いたいのはガンダムWのキャラクターの美学や思想を本気で考えるのはナンセンスだということです。

最後の理解者

以上、本編では4クールアニメを短くまとめ、前節ではさらにそれを圧縮しました。本節では更にもう一段階圧縮して終わりにしようと思います。

  • ガンダムWのストーリーはひどい。ぐちゃぐちゃ。理解しなくて良い。

  • キャラの思想・美学・行動原理などもストーリーぐちゃぐちゃに巻き込まれ実はぐちゃぐちゃ。理解しなくて良い。

アンチみたいになってしまったので、ストーリー解説とは関係ないですが、良い面も書いて終わりにしようと思います。

  • それはそれとしてキャラの魅力はすごい

  • 序盤1クールは本当に面白い

  • 中盤のガンダムパイロットたちの自分探しの旅は面白くないが試みとしては面白い。ある種の日常アニメとして見ることも可能で、キャラにハマった人が見ればかなり楽しめる可能性はある。

  • この4クールを見ることで、神アニメであるエンドレスワルツで本当のカタルシスを味わうことができる。逆に、エンドレスワルツを見ることでこの4クールの長い戦いが記憶として浄化される

結論

ガンダムWは意味不明です。
でもエンドレスワルツの前提としては、この50話はこの50話でなければならなかったように思います。




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