世界遺産検定ってなに??
みなさん世界遺産検定というものがあることを知っていますか?
「そんな検定があるの?」と思う方は、
少なくないのではないでしょうか?
「世界遺産検定を今後受けてみたい」
「世界遺産について勉強するきっかけにしたい」という方、
いっしょにみていきましょう!
世界遺産とは
世界遺産と言われたら、
日本では、姫路城、富士山、屋久島などが思いつきますね。
そもそも世界遺産とは何かまずみていきましょう。
日本ユネスコ協会連盟には、以下のような記述がありました。
世界遺産は、1972年の第17回UNESCO会議で採択された世界遺産条約の中に定義されています。2018年12月現在、世界遺産は1092件(文化遺産845件、自然遺産209件、複合遺産38件)、条約締結国は193カ国です。
人類共通の遺産として守らなくてはならないことが分かりました。
2019年世界遺産の数は、1121件となっています。
世界遺産の数の多さに驚きますよね。
そして、ほとんどは文化遺産なんですね。
複合遺産というのもあり、
これはあまりなじみがないように感じます。
ちなみに日本にある世界遺産は、23件みたいですよ。
世界遺産の種類
世界遺産には、「文化遺産」「自然遺産」複合遺産」の3種類があります。
文化遺産
文化遺産には、人類が生み出した記念物、建造物群、文化的景観が当てはまります。
(例)姫路城、原爆ドーム、厳島神社、
自由の女神(アメリカ)、ケルン大聖堂(ドイツ)、万里の長城(中国)、など
自然遺産
自然遺産は、地球の生成や動植物の進化を示す、
地形や景観、生態系などがこれに当たります。
(例)屋久島、知床、小笠原諸島、
グランドキャニオン国立公園(アメリカ)、グレートバリアリーフ(オーストラリア)、など
複合遺産
複合遺産は、文化遺産と自然遺産の両方の価値を兼ねそろえているものです。
(例)ウルル=カタ・ジュダ国立公園(オーストラリア)、マチュ・ピチュ(ペルー)、など
以上が世界遺産の種類です。
複合遺産というものがあり、これは、文化遺産と世界遺産の両方の要素を持つものとは、知らなかったですね。
世界遺産検定
世界遺産検とは何かみていきましょう。
2006年に始まり、20万人以上に人が受験しているそうですよ。
検定は年に4回開催されています。
検定の級は、マイスター、1級、2級、3級、4級があります。
マイスターが最も難しく1級を認定されていないと受験できません。
1級の受験も2級の認定が必要なので、
まずは4級~2級の中から受験することになります。
出題範囲で共通しているのは、日本の全遺産が範囲に入っていることです。
まずは、日本の世界遺産を覚えることから始めていきましょう。
そして、級が上がるごとに
覚える世界の遺産の件数が増えるといった構造です。
おわりに
世界遺産と世界遺産検定の概要はつかめたでしょうか?
世界遺産検定を通じて世界遺産を学ぶというのは
いいきっかけになると思います。
検定という目標があると覚えられそうですよね。
また、世界遺産を多く知っていれば旅行が楽しくなりそうですよね。
クイズ番組でも世界遺産のクイズが出るので
そこでクイズが分かるのも良いですね。
世界遺産検定3級の範囲は、
日本の全遺産と世界の代表的な遺産100件なので、
初めて受験するには、このあたりが良いのではないでしょうか?
世界遺産いっしょに覚えていきましょう!