今、子どもたちにとって大切なこととは
昨日の朝イチは、広島県教育委員長を務める平川理恵さんが出演されていた。
横浜市の民間人校長として採用され、教育現場の改革に取り組んでられた方。
2018年からは広島県教育委員長に。
仕事に行く前の時間、見入ってしまった。
「アクティブラーニング」能動的に学習する。
「イエナプラン」子どもひとり一人の個性を尊重しながら自律と共生を学んでいく。
子どもたちが思考し試行錯誤を繰り返しながら自ら自分を表現していく。そのためには、どういった環境が大切なのか?
そこにフォーカスすることで、子どもたちはイキイキと成長することができる。
45年も前の話、私の受けていた教育というものは、トップダウンのやり方で、教える人と教えられる人という感じ。
そのやり方は今でもほとんど変わってない。
そういうやり方で育ってきた人たちがやるのだから当然それが普通だと思っていても不思議はない。
それは単に画一化された規格に合ったものを作っているというイメージ。
人はそれぞれ個性を持っていて、一つの物事に対しての理解の速度や考え方の方向性も違う。
「尊重する」とか「個性を大切に」とか言われる時代であるのに教育現場や職場ではほとんどのところでは、いまだ昔と変わらないやり方をしているのではないだろうか。
閉ざされた空間の中で行われていることは、ある意味洗脳に近いことのように思える。
広島県教育委員長の平川理恵さんの取り組みは、子どもたちファーストである。周りの大人は子どもたち自らが成長したい方向性を見つけるサポーターであり、お手伝い。
子どもたちが何に興味をもち、関心を持ち、学ぼうと思うかどうか。
まずそれを発動することが大切なことだと思う。
自分の頭で想像し、そして創造する。
自分の頭で思考し、そして試行する。
それが出来る環境や、興味の種を準備することが大人にできることなのではないだろうか。
「自己を認識し自己の人生を選択し表現することができる」
平川理恵さんが朝イチで言われていた言葉。
「自分であることの大切さ」
子どもたちにとって大切なこととは、自分の道を自分自身の足で歩くということ。
そのために私ができることを私は考えていこうと思う。
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