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「ここは楽しいから」
みなさんこんにちは。チャイルドコーチングアドバイザー&コーチングアシスタントの荒木です。
昨日はFree Smileの日でした。なんと昨日の参加者は14人!
その中でワイワイガヤガヤとやってました。
子どもも大人も混じって声をかけ合います。
「◯◯君のお父さんやろ!」「◯◯君、一緒に打と!」
…と遠慮なく声をかけられる雰囲気があります。
「ちょっとここ、助っ人お願い〜」
「メンバーチェンジして〜」などと、声が飛び交い誰かがその声の方へ走っていきます。
ファミリー4人で参加してくださったEファミリー。ママさんは観戦だけでしたが、終始笑顔でいてくれました。
少しお話しさせていただいて、ママさんの
「ここは楽しいから、行きたいって子どもがいいますよ。」
というありがたい言葉をいただきました。
私は、一年生の女の子と一緒にやっていました。私のバドミントンはその子と同じくらいのレベルで。(^^;)
一年生の女の子はSちゃん。
ついこの間まではシャトルをラケットで掬い上げるような形で打っていたのですが、今日は何度となくラケットをあげて頭の上で打とうとしました。
上で打つよ、と私が言ったわけでもなく、誰も教えているわけでもないのですが、Sちゃんが自分で考えてチャレンジするんです。シャトルが打てても打てなくても私は
「Sちゃん、ナイスチャレンジ!」と笑顔で声をかけます。
だんだんと上で打てるようになってくると、シャトルが飛んでくると、下でとるか上でとるかの2つの選択肢ができて試行錯誤するSちゃん。
「どっちで取るか悩んだやろ?」
…という私の問いに笑いながら
「うん。」と答えるSちゃん。
なかなか休憩すると言わないので私の方が
「Sちゃん、ちょっと休まへん?…」
と頼み込む。
そうすると
「まだやる!」と、休ませてくれない。
結局何回かした後に私の方が
「お願いします、ちょっと休ませてください。」
とお願いして。
「うん、いいよ〜」
と休ませてもらいました。(笑)
Sちゃんのママが迎えにきて、
「そろそろ帰るよ」と言われてSちゃん
「え〜〜やだー」
と、拗ねてみせてくれました。
こちらとしては、嬉しいこと。
楽しい場所を作りたかった。そしてそこからバドミントンがもっと上手になりたいと思ってくれたら嬉しいこと。
そうじゃなくても、来たいと思ってくれる場所になれること。
魅力的な場所作りを、来てくれた人たちに協力してもらって作っていきたいと思ってます。
そういえば、、
片付けが終わった後には、お菓子タイムがあって、子どもたちのお楽しみタイム。
カゴの中から好きなお菓子を選びます。毎回何個にするかは「今日は何個にする?」と子どもたちに聞きます。
そうすると、こどもの数を確認してお菓子が大体どれくらいあるかを確認して、
「今日は何個!」と声が上がります。
昨日は袋のお菓子を三つと小さなお菓子(飴とかガムとか)を二つと決定。
そこからみんなが頭をくっつけながらお菓子選びが始まります。
すぐ決まる子、ずーっと悩んでる子。
ずーっと悩んでる子は最後に「ねぇねぇ、袋のお菓子二つでいいからちっちゃなお菓子を増やしていい?」
と交渉が始まったり、綿菓子が二つしかなかったのでどうしようか、と話したらある男の子が
「じゃあ今日はやめてこの次まで置いておこう!増やしといてね。」
などと言いながらお菓子を入れてきた袋の中に綿菓子を片付けたり。
「自分たちで考えたこと」を口に出し、それを肯定されたり言い合ったり。
子どもってホントにいろいろと考えてます。
そしてそういう子どもの姿を周りの大人は笑顔で見ています。
「ここは楽しいから」
Eママさんが言ってくださったこの言葉を大切に大事にしようと思います。
これからも笑顔でいられる居場所でいたいと思います。