パソコン好きだけどオタクではない
蓮華ちゃんだいです。
先日久しぶりにパソコンを新調しました。
そこで今までのパソコン遍歴を辿っていこうと思います。
話は今から20年くらい前まで遡ります。
当時高校生だった僕に、親父が「これからはパソコンくらい使えた方がいいだろう」とパソコンを買ってくれることになりました。
めちゃくちゃ貧乏って訳でもないし、めちゃくちゃ裕福って訳でもないけれど、そんな親父の一言は、今振り返ってみてもありがたったです。
親父の言うパソコンくらい使えた方が、というのは、恐らく今考えれば、WordなりExcelなりと実社会で役に立つものを指していたと思うのですが、当時の僕はとにかく外見やカッコよさしか考えておらず、親父にねだったパソコンは1999年発売のiMac DV slot loadingの中古パソコンでした。
1998年に発売され、一世を風靡したスケスケiMacに僕も漏れなく魅了され、WindowsやMacOSの違いもよく分からず、とにかく外見のグラファイトカラーに心を奪われ、親父に買ってもらったのでした。
今までの人生を振り返っても、あんなに所有感が満たされた記憶はなかなかないです。
しかしながら当時のMacOSはとにかく曲者で、独特なUIはもちろんのこと、高校生が扱いきれる代物ではありませんでした。
よくあんなにiMacって流行ったもんだな。
Officeソフトをインストールしようにも、Mac版のOfficeはWindowsより割高だったし、DVDは再生できてもCD-Rへの書き込みは出来ませんでした。
アイ・オー・データの外付CD-RWドライブを後日買ったのを覚えています。
しかしこのiMacは僕にインターネットの楽しさや、結局インストールしたOfficeソフトの基本的な使い方、今は亡きAdobe PageMillでのホームページ作成など、いろんな事を教えてくれました。
その後、大学に入った後もHDDの換装やメモリの増設などをして粘り強く使っていました。
初めての換装は、同じマック使いの大学の先輩を自宅に呼び、二人で胡散臭い静電気対策グッズをこれでもかと身につけて緊張の中やりました。
汗だくでした。
ちなみに本体自体は昨年引っ越しをするまで持っていたんですよね。
20年以上所持していたことになります。
最期は引っ越しの際にハードオフで処分となりました。100円でした。
いつか中身を全部ぶっこ抜いて、水槽にするか、ハムスター小屋にする計画があったんですがあきらめました。引っ越し大変だったんだもの。
大学時代は自宅のiMacと並行して、基本的にレポートや小論文は大学の中にあるパソコン室での作業がメインとなっていました。
結局Windowsって必要になるんですよね。
そこで自宅用のWindowsパソコンを調達することにした僕は、もちろん新品でパソコン買うお金なんてないので、リサイクルショップを回ることにします。
そこで出会ったのが、これも今は亡きCompaqのオフィス用デスクトップパソコン。
(懐かしのコンパックロゴ)
デスクトップと言っても、いかにもオフィス用途であるスリムケースに入ったオフホワイトカラーの筐体。リース落ちだったんでしょう。
Windows2000搭載で、確か本体のみで2000円くらいだった気がする。
当時Windows Meが酷評されていた時代で、Windows2000はサーバー用途にもなる安定感抜群で信頼のおけるOSだという認識を持っていました。
(間違ってたらごめん)
そこにジャンク品で転がっていた19インチ液晶を1000円くらいで買ってきて接続。
なんかよく分からないけど、使えた気がします。
若さって勢いなんですね。
そこから大学の先輩が使っていたGateway製のお古パソコンをもらったり(タワーケースにリムーバブルケースがめっちゃついてる謎仕様)、
お前パソコン好きだよな?って卒業する先輩が、優しさ(処分するのが面倒)で押し付けてきたWindows98搭載のIBM製Thinkpadノートをもらったり、
高校生からの友人が使い倒したSONY VAIOノートパソコンをもらったりと、
とにかく新品のパソコンには全く縁の無いパソコンライフを送っていました。全部捨てた。
大学卒業してからは、バイト先の上司が自作パソコンフリークで(オタクとは言わない)自作パソコンに出会い、当時最新鋭のIntel Core 2 duo搭載のWindows XP機を作成。
今まで半分壊れたようなパソコンばかりを改造したり直したりしていたので、自作パソコンには何の抵抗もありませんでした。
むしろ新品のパーツを開封する方が緊張したくらいです。
新品のメモリ差すの固いんだよな。
そのパソコンではAdobe illustratorやPhotoshopを覚え、メイプルストーリーなどネットゲームも少しやってました。
グラボ増設して、リネージュ2とかもやってたな。
でもゲームにはあんまりハマらなかったなぁ。
2010年、当時コールセンターでバイトしていた僕は、芸人としての仕事の無さに鬱屈し、コールセンターでお客さんからの電話を待つこれ以上とない不毛な時間に思いを巡らせ、よしネットラジオをやろうと急に思い立ちます。
バイトが就業するとすぐに電車に乗り込み、その足で秋葉原へと向かいます。
ネットラジオ→音楽編集→Mac、という超短絡的思考に身を委ねた僕は、ソフマップのMacCollectionに足を運び、その場でMacBook(Late 2006)を購入。
中古で6万くらいだった気がします。
4年の型落ちなのに購入したのは、何よりこれが今ではレアな憧れの黒Macbookだったからです。
(白かシルバーのイメージだったMacbookのイメージを一新したモデル)
今見てもかっこいい。これだけは捨ててない。
結局ネットラジオ「レンゲラジオ」のスタートはその1年後となるので、単にバイトに嫌気がさして散財したかっただけ疑惑が今でも拭えません。
そのMacbookはネットラジオ以外にも、久しぶりのiMovieを使った映像編集など、愛機として活躍してもらいました。
iMovieで何本友達の結婚式映像を作ったことか。
こいつにもHDDを換装したりメモリ増設したり、限界まで戦ってもらいました。
システムやハード的な不具合はなかったのですが、唯一電源周りに難を抱えており、コンセントから火花吹いたり、何度もMagsafeアダプタを断線しては買い替えての繰り返しでした。たぶん保管方法が悪かった。
ともあれ購入時点で4年落ち。
すぐにスペック的な限界は訪れるのでありました。
別に普通にネットしたりなんかはもちろん出来るんですが、当時はすでに2010年とか11年とか。
忍び寄る大動画制作時代に太刀打ちが出来るマシンではありませんでした。
そもそもイラレとかももうきつかったもんな。
ごまかしごまかし使っていましたが、ちょうどその頃、イベントのチラシやらポスターなどの制作仕事を発注してくれる方がいてくれて、パソコンを新調しようと決意しました。
そこで購入したのはASUSのK53SD-SXBLACKです。
2012年春モデルで、CPUはCore i5 2450M/2.5GHz/2コア、メモリは8GBです。
前のMacbookがCore 2 duoだったので、初のCore iシリーズ。
初のWindows7。
何より新品の既製品パソコンを買うのが初めてだった。
結構外の打ち合わせも多くあったのでノートPCを選び、当時はWindowsノートがかなり値崩れしていた時代で、これも6万しないくらいで買ったと思います。ヨドバシで即決購入持ち帰り。今じゃ信じられん。
AMDのCPUが勢いを増していた頃でしたが、それでも僕はインテル入ってるというわけで、Core iシリーズを選びました。
前のMacbookからかなりのスペックアップなので、快適そのもの!
今までのストレスが嘘のように無くなり、制作に楽しさを感じていたのもこいつのおかげでした。
Adobe Premiere Elementsをインストールして動画編集も楽しくなりました!
かなりの満足でしたが、ほんとはMacbookPro欲しかった。
このASUSノートとはその後3年ほど苦楽を共にします。
長くなったので、後編を書きます。
最近新調したパソコンの話を書こうと思っていたのに!
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