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無知
伏見稲荷大社に行ってきた 観光客で溢れていた
私は、信仰心も全くなく無宗教だ
独身時代から知らない土地をぶらぶら歩いてて、ふと吸い寄せられるように歩いていった先には、古びた神社があって、そこに必ずお稲荷さんがいた
古びてるから、耳が欠けたり、顔も分からないようなのもあったりしたけど、不思議と落ち着いたし、誰もいないから、撫で回したり話しかけたりしたて
落ち着くから、おにぎりとコロッケ買ってそこで食べてぼんやりと景色眺めたり、目的もない先の人生を憂いだりしていた
結婚して9年いた転勤先にも、偶然見つけた近所の公民館の裏にお稲荷さんがいた
勝手に縁を感じて、ふと思い立った時や、なにかの折に稲荷寿司を作って備えてた
信仰心はないし、歴史もよく知らないけど、お稲荷さんが守ってくれてると感じてたのは事実
少し前に、信仰心がとても強い人に何気なくその話をしたら、諭された。お稲荷さんは、とても強い力を持つから軽い気持ちで祀ってはいけないと
まして、写真を撮ったり撫でくり回したり、あり得ないと
私は何も知らなかったから、なんて無礼を働いていたんだろうと、涙が止まらなかった なぜ涙が溢れたのかは分からないけど、あんなに好きだったのに、知らないがゆえに不躾な振る舞いをしてきたこと、真剣に信仰してる人に対して、失礼極まりない行動をしたことに、申し訳ない気持ちでいっぱいになった
だから総本山に行ってきちんと謝りたかった
人が多くて列も凄いから、ゆっくりはできなかったけど、謝ってきた
横にあったおみくじを引いた
二十七番
「このみさとしは、礼儀作法をわきまえず、驕慢強情で、世の中をあまりに甘く見すぎて、他人にうとんぜられる兆である。自己反省と万事に慎みが肝要と知るがよい」
ドンピシャ かなり落ち込む 見上げたお稲荷さんが怒ってみえた
確かに、強情なとこはあるか
調子に乗りすぎて羽目をよく外してしまう 大した苦労もしてないくせに、世の中を甘くみてる 慎まやかでは、ないな
なんの努力も実績もないくせに、偉そうに上から目線で、根拠のない自信があったり、本気出したらいけるわ、みたいなところも、すごくある
本当に、気を付けなければいけない
発言の一つ一つ 振る舞い
過去の振る舞いを悔やむけど、落ち込んでも消せないから
これから、気を付けていこう
知らなかった、では済まされないんだから
行きに急に重くなった両肩が、帰りは少し軽くなった
霊とかスピリチュアルとか、半信半疑だけど
昔、飼い猫が亡くなって棺の前で母と妹と泣いていて しばらくしたら、カーテンの一部が亡くなった猫のカタチになってて ビックリするくらい、くっきりと 3人ともハッキリみたから、幻覚ではない よく隠れていたあの場所に転写したみたいに
あとは私自身、廃車するほどの事故を2回
ちょっと間違えてたら、死んでたよねってな経験をしてるから、そんなときは、見えない何かに「守って下さりありがとうございます」とは無意識に言ってたな
その何かが、先祖なのかお稲荷さんなのか、宇宙や地球なのか、私自身が分かってないんだけど
「何か」があって、その見えない力はこの世に働いているんじゃないか、とは感じる 人には話さないけれど
人の縁もそうだと思う 偶然の重なりで出逢う人、出逢わない人
「何かの縁だから」って言葉、私は好きだな
さて、今日は学校だ
頑張って学ぼう 落ち込んで、知って、成長しよう!