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自己開示

先週の終わりに、互いの中のわだかまりがあった彼女と今日が最後のセッションだった

彼女が職場での振り返りや、テーマについて話すという時間

さぁどうなるやら、と思いながら開始すると、彼女の方から私がこの仕事に関わることになった経緯を知りたいと、、、

なんと!予想はしていなかった展開だ。
このセッションの趣旨に沿わないかも知れないが、まぁ最後だしいいかと、私は、ありのままを語った。

なぜ、キャリアコンサルタントを取ろうと思ったのか

今までの、全くと言っていいほど先々を考えずに行き当たりばったりで生きてきたことや、結婚して子供を産んだことによっての自分の中での大きな変化、生き甲斐、大切にしたいこと、子の成長、環境の変化などなどを

彼女は真剣に聞いてくれていた

そして、自分の価値観や思いも話してくれた

あんなに苦痛と感じた30分が、あっという間で、互いに「初回でこうなっていたら、流れは変わっていたのに」と
私は自分のスキル不足を、彼女は公私ともに多忙中での余裕の無さからくる失礼な態度を悔やみながら

私の浅い経験なんて聞いても、バリキャリで芯の強い頑張り屋の彼女には何の役にも立たないだろうと思ったのだが、人生においての様々な変化や、物差し、考え方や、母としての子を思う気持ち、愛などを聡明な彼女は汲み取ってくれたようだ

私が語ったこと、踏み出して歩き出そうとしていることに影響を受ける人はいるし、私もその一人だ、という事まで話してくれた

投げ出さないで良かった、、、

初回の不一致、2回目のブッチ、3回目の回線の不具合による行き違い、4回目のブッチ、、、
正直、私は平常心でセッションは厳しいと感じていた。
共感や歩み寄りは、信頼関係の構築以前に厳しと。
ハキハキ物怖じせずに話し、自分をしっかり持っており、大きなお金を動かす仕事を自ら契約してくるようなバイタリティ溢れた彼女にとって、会社から言われた具体的な指示のない外部研修は意味が無さそうな、タイパ重視なのに、苛立ちを隠せないのは理解できたから

本音を話す、というのはやはり大切だな

耳障りのいい言葉をいくら並べても、相手には響かない
むしろ、不信感を抱く
不思議だ  やはり人間も動物なんだな 肌感で伝わるのではないかと

心を込める 「今」に集中する

忘れてはいけない

今回のセッションは、本当に勉強になったな、と感じた

面白い 
もっと、もっと、学ばなけれならない



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