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知らない天井から

9月も終わろうという頃に、急な発熱に見舞われた。38度を超える高熱が5日間続き、不安と共にタクシーで病院へと向かった。

発熱があると伝えると直ぐに隔離され、コロナとインフルの検査を受けた。どちらも陰性だった。

血液検査と心電図検査とレントゲン検査を受け、クタクタになりながら結果を待った。
血液検査の時点で歩けなくなり、車椅子での移動をしていた。

結果は肺炎だった。それとは別に心不全の疑いもかけられた。
肺炎の薬を処方され、しばらくは自宅で療養することになった。

10月16日
心臓の再検査を受ける。
心電図とレントゲンとCTの検査だった。
検査の結果は非常に悪いらしく、すぐに入院だと言われた。
ベッドに寝かされて、点滴を打たれ、鼻に管を入れられ、心電図を常に付けられた。
1人ではトイレにも行けないような状態だった。

10月17日
今日も検査を受けた。
ベッドから動けずにひたすら寝て起きて検査を受けた。
何よりもつらいのは風呂に入れない事だった。

10月18日
母が面会にきて家から必要なものを届けてくれた。
今日も検査を受けた。
今日から少しずつリハビリをするらしい。
そんなことよりも風呂に入りたい。

10月19日
今日も検査。
今日も風呂には入れなかったが、洗髪をしてもらった。

はやく退院したい

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