62.さて私はどうする
NPOレジリエンスの講座 最終日でした。昨年からずっと受けてきた講座が一区切り。ここぞと、またまた備忘録代わりにnoteを利用するレンです。
今回はLGBTQ当事者で且つ集まれる場所を運営している方や少年院長さんのお話を聞けました。
どちらも興味のある分野で、大変有意義な2日間でした。参加者から出た質問に、真摯に答えてくださるその姿がとても印象に残りました。
最終日の講習のメインテーマである性被害については、本来であれは、加害行為をした方が恥を感じるべきだか、今の社会は逆になっているからそこを変えなきゃなとも思うと同時に、、、
かといって、一方で加害者の子たちも、加害者であり被害者でもある。ほとんど全員が何らかの暴力や虐待を受けているから。
どうやったら、少年院(女子含む)を出た子達が、社会で生きていきやすいか、にも関心がある。
少年院(女子含む 以下同)って一般のイメージは、怖い所。しかし、実際は“(親密な関係の人から虐待を受けていた少年少女達が、そこから離れ)安全な所にいる“という雰囲気だそうだ。
少年院にいる間に、資格を取らせたり、IT技術を勉強させたり、色んな選択肢を選べるようになるといいなという思いや、動機付け面接(MI)の手法について学びました。
少年院長さんと、レジリエンス代表との対談が最後に聴けたのですが、“子どもたちが自分の価値を感じられる場面を増やせたらと思う。自尊心というか、自分のことをどう思っているか。褒められた経験が極端に少ないと、自分の価値を見いだせていないままなんだと思う。そして、信頼できるオトナがいなかった子が多いから、相談するというチカラが弱い。“というのも刺さりました。
ああ、この子達が、守られた環境にいる間に、少しでも気づきが得られますように。ご自身の人生を幸せなものにしていけますように。
彼らが出院したときに、受け入れる側の社会も変えていかなければ、また彼らは生きづらいだけだ。
さて、私はどうする。
怖いからってずっと隠れていていいのか?
動き出そう。
今年は見たい景色を見に行く。
人生は1度きり。笑って顔をあげ、精一杯美しい日々をつみかさねて、寿命を迎えたい。
またまた超絶備忘録にお付き合い下さったかたがいたとしたら、ありがとうございます。
私達が、決して楽しいことばかりではない「生きること」を、それでも精一杯喜んで楽しんで体験している様子が、この空気が、次の世代を担う子ども達に伝わってくれたらいいなと言う想いです。