クラブは3K?
「ナイトクラブ」
パッと聞いた時、
みなさんはどんなイメージを持ちますか?
・短パン男がギャルをナンパ
・最新の音楽に出会える
・お酒片手にダンス
色んなイメージがあると思います。
この質問。筆者が所属する早稲田大学でも聞いてみたんですね。※20代の若者約50人にアンケート
そしたら...
「怖い・暗い・汚い」etc...
8割以上がBadイメージを持っていたのです!
「怖い・暗い・汚い」
なんだ。
クラブは「3K」だったのか(悲しい)
でもまあ。仕方ないのかもしれません。
ニュースで「ナイトクラブ」を見るのは、発砲やドラッグやレイプ。やたら物騒な事件が多いですから。
そこまでハードじゃないにせよ、
映画でのワンシーンやクラブ通いしている知人が実際チャラかったりすると、いつの間にか「クラブ=3K」になってしまうのかもしれません。
さて、そもそも一括りに「ライトクラブ」と言っても、実際はどんな種類があるのでしょうか。
様々なカテゴリーがありますが、クラブ好きな筆者は
『チャラ箱』 と 『音箱』 の2種類
に分けています。
※以下、筆者の独断と偏見によるものです。
* * *
まずは『チャラ箱』
これは世間一般がイメージする「The クラブ」です。場所は渋谷の道玄坂や六本木の中心街のきらびやかな繁華街にあり、多くの男女が出入りする場所となっています。
「チャラ箱」という名前の通り、主たる目的は「出会い」。テキーラやレッドブルを一気飲みし、ひたすらナンパしている光景は印象的です。
加えてチャラ箱は「大箱=キャパ数百人~数千人の箱」が多い。料金は男女で異なり、男性がより多くのエントランスフィーを払い、女性は安い、場合によってはタダということも。
流れている音楽もコアな音楽というよりは世界で流行しているわかりやすいパーティーミュージックが多いように感じます。先日惜しまれつつ亡くなってしまったアヴィーチのようなEDMが好きな人は、チャラ箱・大箱のほうがグッとくるパーティーシーンに出会えるかもしれません。
* * *
続いては『音箱』
これは筆者が好きなタイプのナイトクラブです。
場所は渋谷の路地裏や青山の奥地など中心街から少し離れた位置にあり、「音箱」という名の通り、コアな音楽好きが集まる場所となっています。
20代がメインのチャラ箱に対し、音箱は30-40代が比較的多く、大人が音楽を楽しみ、ふとした出会いやお酒を楽しむ空間。いわば、サードプレイスになっていると感じます。
音箱は「小箱=キャパ数十名の箱」がメジャー。厳密に言うと「ナイトクラブ」ではなく「ミュージックバー」や「DJバー」にカテゴライズされることもあります。料金は男女一緒でチャラ箱に比べ比較的安価なことが多いです。
DJも誰もが知っている有名人よりかは、地道に長年やってきた味のあるDJが主流で、コアなハウス・テクノを中心とした音楽を流してくれます。
* * *
いかがでしたか。
「クラブ=3K/怖い・暗い・汚い」と思っていた方も上記の違い、そして「音箱」の存在は知らなかったという人が多いのではないでしょうか。
筆者は「音箱」を愛してやまないので、若干「チャラ箱」について批判的な表現が多くなってしまいましたが、もちろん「チャラ箱」はチャラ箱の良さと文化性があります。クラブ音楽のメインフロアはより「チャラ箱」に、アングラはより「音箱」に集まったりしますしね!
あっ、実は先日。
クラブの良さを感じてもらおうと、この「音箱」に
マジメな大学生50人
を呼んでみました(笑)。
抱くイメージはまさしく「クラブ=3K」。純粋な彼らの運命はいかに!? つづく。
にっしー