3ステップで幸福感が高い人生に変わる
あなたはどんな時に幸せを感じますか?
今からお話する3つのステップは、小さな幸せを積み重ねて人生を明るく楽しくする方法です。
お金持ちになりたい、いい仕事に就きたい、オシャレな家に住みたい、素敵なパートナーとめぐり会いたい。
望みは人それぞれあって、叶うと嬉しいものです。
夢や希望を持つことはとても大切。
でも、その願望がなかなか叶えられないと、叶うまでは自分は不幸だと、自分にレッテルを貼って、いま感じられる幸せに気づかなくなってしまうこともある。
努力しても報われず疲れきってしまうのは、限られた人生がもったいない。
毎日小さな幸せを感じながら、より大きな幸せへ向かっている。いつも幸せを感じる、それは幸福な人生ではないでしょうか。
人生というと大げさに感じるかも知れませんが、1秒、1分、1日をどのように過ごしてきたかです。つまり幸福な人生にしようと思ったら毎秒、毎分の自分を変えていくことです。
さぁ、この瞬間から変わりましょう。
ペンと紙を用意して、ひとつめのステップをはじめてみませんか?
ステップ1 モヤモヤの言語化
まずは自分の頭の中にあるイメージを言葉に変換します。
考えや思いを言葉にする。私たちは人と話をする時に自分の考えや感想を言います。日記や手帳に書き残す人もいるでしょう。
もし何をすれば幸せになるか明確になっているなら、次のステップ習慣化へ進みましょう。
パッと浮かばない時は、悩んでいること、モヤモヤした気持ち、何に幸せを感じるのか、改めて見つめ直してみてください。
そうは言っても、実はわたしはこれが苦手でした。モヤッとしても、うまく言葉にならないまま心の中に残ってしまうのです。
たとえば2年前、わたしはモヤモヤした日々を送っていました。モヤモヤを感じているけど、何も解決しないまま時間だけが過ぎていく。
もし幸せですか?と聞かれたら
「いいえ、幸せの実感はありません」
と答えていたでしょう。
どのような状態だったかを言語化すると
勉強・仕事・家事、やることが多すぎてイライラしたり、不機嫌になる
夫婦仲が悪い
給料が安い上に、上司への不満
諦めモードでため息ばかりついている
物足りなさを何かで埋めようとYoutubeで現実逃避
どこかにお金儲けの話はないかなぁと思うだけで何もしない…
将来への漠然とした不安
このモヤモヤの言語化は、幸福感を高めるためのすごいヒントが隠されているのです。
言語化すると、どうすれば幸せを感じられるのかが見えてきます。目指すところへ確実に近づけます。
たとえ現状に不満があったとしても、これまでとは違って、自分自身に揺るぎない軸ができます。
そして、あなたをどんどん幸せ体質へ変化させてくれます。
まずはノートを1冊用意します。
そしてノート見開きの左側に、今の自分について書きます。
たとえば、次のような事です。
・いま取り組んでいること
・興味があること
・いつかやろうと思ってまだ始めてないこと
現状に不満や不安といったネガティブな思いがあるなら、それもどんどん書き出します。
わたしはこんなことを書きました
・英語が上手くなりたい
・転職したいがスキルがない
・自分の時間がほしい
・資格を取りたい
ノート見開きの右側には未来を書きます。
1年後、3年、5年後、幸せな自分がなにをしているのかを具体的にイメージしてください。
もし、こうなりたい!というものがあるなら、それを思う存分書いていきます。未来のイメージがわかない時は、どう変化したら自分が納得できるのかを書きます。
最初は上手くかけなくても大丈夫です。ふわっとしたイメージでOK。
書いていくうちに、どんどん浮かびます。
わたしは5年後のぼんやりしたイメージをこんなふうに書きました。
人に役立つ仕事をしていて、喜んでもらえている
仕事に役立つスキルがある
家族と将来のことを楽しく話している
2~4時間/日 自分の時間がある
副業がある
健康的な食事や生活
清潔でシンプルな部屋
自然が豊かなところで暮らしている
鏡をみると楽しそうな自分が映っている
毎日ウキウキしながら仕事をしている
家族や周りの人と仲良く過ごしている
1日が充実している
疲れがたまっていなくて体がスッキリしている
英語が得意になっている
書き出したら次のステップに進みましょう。
ステップ2 具体的な行動を習慣にする
ステップ1でなりたい自分のイメージを書き出したら、次になにをするか決めます。
たとえばこんな感じです。
腹筋20回→引き締まった体になるため
朝10分勉強する→資格をとるため
記事を100文字書く→ブログで稼ぐため
未来のイメージの自分になるためにやることをいくつか書き出して、そのうちの1つを毎日の習慣にしていくのです。
毎日の習慣にするのが目的なので、できるだけシンプルにします。「歯磨き」ぐらいの簡単なものです。
ほとんどの人は毎日歯磨きをすることにそれほど負担を感じていないと思います。
めんどくさいけどできる、忙しくてもできる、スキマ時間でもできる、この感覚です。
新しく始めることは1つだけです。そして誰かにやったことを報告します。報告時間も含めて、数分から数十分くらいで終わるようにします。
何分やるか、いつやるかは必ず決めてください。これが決まっていると継続率はグッと上がります。
無理な時間を設定すると挫折してしまうので、負担にならない程度がポイントです。
おすすめは、数日タイムログをとって普段どんなふうに時間を使っているかを確認して、スキマ時間を見つけることです。
タイムログをとるアプリは色々ありますが、わたしは操作が簡単なこのアプリを使っています。
a Time Logger
1日数分でも、継続すると変化を感じることができますので、スキマ時間をぜひ活用しましょう。
やることを決めたら、21日以上、毎日続けてください。21日続けると習慣になると言われています。
21日以上続けた後は、そのまま続けてもいいし、入れかえるように別の新しいことをやってみるのもいいです。
新しい体験は、たくさんの発見や気づきがあって、それによって目指すイメージが具体的になることもあります。
せっかく習慣になったのにもったいないと思ったらその習慣はぜひ続けてください。継続すればするほど得られるものは大きいからです。余裕ができたら次に習慣にすることをプラスしていきます。
気をつけて欲しいのは、21日やったら終わりではないという点です。
21日は習慣化の目安であって、自分が幸せになっていく習慣を増やし続けるのです。
たとえば、わたしがやったことは
・勉強20分→スキルをつけるために簿記2級をとるため
報告はみんチャレという三日坊主防止アプリやTwitter、FacebookなどのSNSを使っていました。
最初はたった20分勉強するのもやっとでしたが、60日続けると、40分、90分と長く勉強できるようになりました。390日継続して、簿記2級に合格しました。
勉強を習慣化できたことで、TOEICの点数をアップさせたり、BATICのアカウントレベルも取得しました。
今はヨガインストラクター資格を取得中です。
忙しさは以前と変わらないのに自分の時間を持っている実感があり、言語化したことは少しづつ達成しています。
また21日以上続けた後に1度やめたものも、やり方が身についているので、やろうと思った時にすぐに行動できます。
たとえば勉強習慣の他にやったことは、こんなことです。
2分の腹筋トレーニング
20分のウォーキング
玄関とトイレの拭き掃除
45分の瞑想
カフェインを摂らない
朝30分自分の時間をつくる
このようにして、なりたい未来の自分に近づくことを増やしていくのです。
過去の自分よりも今の自分は少し成長しています。自分自身の変化を喜び、もっともっと変わっていけることを感じてみてください。
幸せな自分に近づいているこの瞬間、なんとなく感じる幸せ、今すぐ手に入れられるこの幸せに気づくこと。そしてこの先に目指す未来にも幸せがあること。
この幸せループに入ったら、もう他人と比べて自分の人生を不幸だということはなくなっていきます。
ステップ3 やっていることを振り返る
未来の自分(ゴール)を言語化したものを地図だとしたら、ゴールに向かって1歩1歩、幸せを積み重ねる習慣をつくるところまできました。
次にすることは、現在いる地点の確認です。
客観的に見直すための指標となるのは、数値です。数値は評価しやすいからです。
客観視すると、軌道修正ができるだけでなく、自己肯定感(自分を褒めて認めること)を高めるので、行動し続ける原動力になります。
毎日の報告にアプリやSNSを使っているなら、何日、トータル何時間継続できたことを確認できます。これも客観的に自分を振り返る指標の1つです。
さらに数値として表せるものとしてこんなものがあります。
資格試験の勉強なら模試や試験の点数
英語なら覚えた単語の数
ダイエットなら体重の記録
運動なら回数、距離、消費カロリー
ブログなら記事の数や文字数
もし可能なら同じようなゴールを目指している人と情報交換するのも有効です。他の人の体験談から気づくことも多いからです。
このようにステップ2の習慣化とステップ3の振り返りをループしながら続けると、毎日少しづつ成長する自分を確認できます。
思うように進まない時でも、落ち込む必要はありません。毎日の行動は、なりたい自分になる変化そのものです。その事実をしっかりみてください。
変化はとても小さいので実感できないだけです。毎日やり遂げるたびに、なりたい自分へと変わっているのです。
今日もやり遂げた!この瞬間にフォーカスしましょう。
あなたの幸せな人生を心から願っています。
最後に…
「やる気がわかないな〜」と、まだ行動できないでいる人に向けて、ちょっと背中を押したいと思います。
脳の専門家である東京大学大学院准教授の池谷裕二先生はこう言っています。
”モチベーションは待っていても上がらない"
たとえば、朝起きるのが苦手という人は、目が覚めるのを待ってから起き上がろうとする。
脳と体の仕組みでは、布団から出て、顔を洗ったり、トイレへいったり、体を動かすことで脳が「起きた」と信号を受け取って、目が覚めていく。
つまり行動が先。
脳のスイッチは行動してONになる。
まだ行動していないので、脳は省エネモード。めんどくさいのです。
つまり何をするかを具体的にして、体を動かすとやる気が出てきます。
さぁ、ペンと紙を用意して書き出しましょう。
言語化して行動する。
これだけです。
やってみると驚くほど簡単に自分を変えることができます。
幸せループがスタートします。
そして明るく楽しい幸せな人生を手に入れてください!
まとめ
3ステップで幸福感が高い人生に変わるポイント
① 今→未来を言語化する
② 小さな行動+習慣を増やしていく
③ 行動の記録を数値化して客観的にみる
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