恋愛は薬物

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処女の守るべき恋愛十誡(1942年)

主婦之友社編輯局編「世渡りの秘訣千ヶ条 : 漫画入り」(主婦之友社)より抜粋 第1誡(かい) 自分一人を恋したと自惚(うぬぼ)れるなかれ 商品を買う客が、そこここの商店で、品定めをするように、男が恋人を選ぶときも、あの人この人と、品定めをした挙句の場合が多い。自分を最初に、恋したのだなどと、自惚れてはならぬ。夢中に嬉しがってはならぬ。胸の高鳴るこの場合こそ、婦人一生のうちで、一番慎重を要する大事な大事な「場合」である。 第2誡 恋愛の試験時代を忘るるなかれ 安物の土瓶

    • 恋愛成功の心得(1935年)

      三井善太郎「夫婦和合家運繁栄の秘訣二百十ヶ條」(普及社)より抜粋 第一條 恋愛は一生涯の事業である 年に二回、陽気の変わり目ごとに行われる猫の恋の如きものは恋愛ではない。恋愛の花には結婚の実が結ばれなければならない。だから恋愛は一生涯の事業だと云うのも、決して奇を衒って云うわけではない。その恋愛、果たして成功なるや、不成功なるやは、二人が死して、いよいよ棺を蓋(おお)って後に判断すべきだ。 第二條 恋愛は盲目なるべからず 昔から「恋は盲目」だと云う。黒ん坊の奴隷が女王