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わたしは恐れている

大人になるに連れ、
人に嫌われることへの
免疫が強くなる一方で、
人に好かれること、
特に
異性に好かれることに対しては、
疑心感が強くなったと感じている。

それは、
私にとって異性に好かれることが
メリットではなく
デメリットに作用してることの方が
多い人生だったからかもしれません。

私が人間関係を築く第一条件は、
「好き」ではなく
「嫌いでない」こと。

性格の良し悪しは
関係ありませんし、
上品であろうが
下品であろうがウェルカムです。

歳の差だって、異性だって、異国の人だって
私にとっては全てが魅力でしかないからです。

私たちの常識は18歳までに身につけた
偏見のコレクションでしかないと
アインシュタインが言ったように、

自分自身だって、
誤解と偏見でしか生きていません。

だからこそ、
社会が決めた普通や、
みんな一緒病にとらわれたくないし
個性や違いを認め合いたいだけで、

「毒にも薬にもならないような奴と付き合うな」
と言われて育ったような気もしますし、
しないような気もしますが、w

「好きになる人はいつも変わってるね」

と、
もしあなたも言われたことがあるなら、
きっと私と同じで、

その人の中にある特別な
何かを見つけられる人なのだと
思います。

見た目が可愛いことや、
かっこいいことに
越したことはないかもしれません。

でも、
それはきっかけにしか
過ぎません。

もっと知りたくなる
「何か」がその人の魅力であり、
その「何か」を知りたいと思うことは
あなたの中にも同じ「何か」があるからです。

人を知るというのは、
自分を知るということで、
その人をきっかけに
まだ知らなかった自分の
一面やホンネを知ることもできます。

結局私たちは、
人の間で生きている
人間なので、
いくら一人が気楽でいいと思っても
所詮そんな喜びも楽しみも限られていて、

嫌なことも、
辛いことも、
悲しいことも、
ムカつくことも、
理不尽なことも、
全てコミコミパックな人生です。

傷つく日もあるし、
傷つけられる日もあり、
傷つけてしまう日もあって当然です。

「どうして?」
「なんで?」
のこたえがわからないことだってあります。

でも、
いつも正しいことが
正解ではないということ。

嘘をつかないことが
正直だということではないということ。

優しくなるには、
やっぱり強くなる必要があります。

強いというのは、
力が強いことでもなく、
メンタルが強いことでもなくて、

人の傷みに気付こうとすること。

それは、
人に関心を向けること。

人と目を合わせること。

そこからはじまります。

今日こそ、
あの人に優しい言葉をかけてみるか・・・w

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