言葉じゃなく愛なんだよ。
言葉が大事。
言葉が大事と言う
言葉だけが大事にされている。
しかし、
言葉なんてぶっちゃけ
どうでもいいと思っている。
だって、
言葉が大事と言っている奴に
ろくな奴がいただろうか?
思い出せなかったら
答えは簡単。
だから
もうとっくに
気づいているはずだと思う。
大事なのは
言葉なんかじゃない。
言葉遣いなのだ。
誰かの言葉にいちいち
傷ついたという人がいるが
それを
受け入れたのは
紛れもなく自分自身なのだ。
文句言っても
仕方がない。
そんな人に限って、
自分の言葉で
誰かが傷ついているなんて
思いもしないように
我が物顔で
生きているのだから。
気にしたって
仕方がない。
因果応報ってことで
よろしくと言わせてもらうよ。
そのためには
まずその言葉について
知る必要がある。
「敵を知り、己を知れば100戦して殆(あや)うからず
と孫子の中で最も有名な教訓の1つであるが、
まず言葉というものが
どのように扱われているのか?
どのような言葉が適切なのか?
瞬時に
言葉の空気を読むことが
必要になってくるにも関わらず
温度も感じない言葉を反復するだけの
会話に何の意味があるのだろうか?
私は時折
違和感を抱く人がいるのだが、
話し言葉は親しげなのに、
書き言葉になった途端妙によそよそしく
冷たい物言いの人だ。
(ちなみに逆のパターンはほとんどない)
なぜそうなるのか?
それはこちらの読解力のせいなのか?
と思わざるも得ないが
そうとは限らない。
その理由は1つしかない。
圧倒的に、
言葉が足りていないのだ。
要するに、
「配慮」というものだ。
ホリエモンは電話は相手の時間を奪う行為だと
言ったがメールであろうがラインであろうがそれは同じだと思う。
会話は全て
前置きが重要であって内容ではない。
だから突然始まる会話だと、
今から何を言われるのであろう恐怖を
感じてしまうのだ。
だからタイトルというのは大事。
会話のきっかけを見つける時も
役に立つ。
晴れた日が続いてますね。
と言われたらどんな鈍い相手であっても
天気の話がはじまることがわかる。
また会話のオチを求められることの多い大阪でも
前もって今からする内容は何かと伝えることで
「ホンで?」と訴求されることから逃れられることもできる。
会話が下手クソだと思われるほとんどの人は
論点がズレていっていることに気づかない。
また会話は流れていくものだとさえ
思い込んでいる場合があるから厄介だ。
まず、何について話しているのか。
そしてそのゴールや
意図するものは何か?
常に意識しなければ
着地がゆるい。
いや着地さえできていない
可能性がある。
そのためには
ワンセンテンスを
短いものにするのも
おすすめだ。
いい映画はセリフが少ない。
だから
いい女もいい男も
恋の始まりは
喋り過ぎないのだ。
しかし時代が移り行く中で
男性が女性に対して
コミュニケーション能力を
求めている事実を最近
目の当たりにした。
だからと言って決して
内面的なものだけで女性を
判断しているわけではない
と言うのは容易にわかる。
なぜなら、
容姿端麗なことが
前提とされてしまっているのだ。
その上で
いかに機転の効く会話ができるか?
という
二段構成でようやく
恋愛のステージに登る事ができる。
そう思うと
女性の方が男性には寛容だ。
盛り上がるような会話をしなくとも
彼は寡黙な人だからと言えてしまう。
それが女性の優しさだとするなら
男性の優しさは
無神経さであって欲しいと願う。
お互いにとぼけ合える
余裕さえあれば
難しいことは考えず
愛し合えるのだ。
疑いや憎しみの感情から
得られるものなんて
何もないのだから。
なるべく
穏やかに。
たおやかに。
ニコやかに。
歳を重ねるほど
バカでいられる男女関係を
築けるかで人生の豊かさも
愛しさも何倍にも膨れ上がるはず。
では今日も
ご機嫌に♡