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令和6年秋の古本まつり/主催 京都古書研究会

少し前に、京都の「秋の古本まつり」に行った。
今年の開催は、10/31〜11/4。
京都の百萬遍知恩寺に、12〜13店ほどの古本屋さんが集まっていた。

古本まつりの存在はもちろん認知していた。
しかし、実際に訪れたのは今回がはじめて。

普段、本屋さんに出向くときの胸の高鳴りとは異なる、緊張感があった。
そんな緊張を吹き飛ばすくらい、古本まつりは凄かった。本当に凄かった。

まず、集まっている本の数に圧倒された。
古い日本の文学作品を中心に、中国文学、ヨーロッパ文学、哲学書や歴史書などなど、幅広い分野の古本が一挙に集結している様子は、凄まじい光景だった。

これでもほんの一部。ほんだけに。

そして、集まっている人の数にも驚いた。
年齢層は比較的高く、しかしもれなく全員が目を輝かせながら古本をみていた。
「ここにいる人たちみんな本好きなのだ」と思いながら人と本に囲まれている時間は幸せだった。
この雰囲気を味わえただけでも、古本市に行った価値があると思う。

滞在時間は1時間ほど。購入した本は絵本一冊だけだったが、とても満足している。

宮西達也著『あいしてくれてありがとう』

ついでではあるが、知恩寺で御朱印を購入した。
とても良い秋の思い出。


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