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友達に戻ること、気を許していくこと

「友達に戻ろう」
人生で2回目に聞いた言葉。
私は知ってる。この言葉の生ぬるさを。
あなたは私のことを嫌いになったわけではなく、
気を許していて、今は話しやすい存在で、人としての関係は繋ぎ止めたいと思っている。

でも“別れる”には変わらない。
何ヶ月かして良い人が現れたら何の躊躇もなく、会えなくなる。
友達なんて一時的な関係で、何の未来のない関係。
たくさん会ってたら復縁できるのか?
友達ってなんだろ。卑屈だろうか?

だけど、私もあなたにどう接するのが正解だったのかわからなかった。
いつも落ち着いていて、心の距離が縮まってないようで、恋している言動や笑顔がわからなくて、反応も薄くてどうしたらいいのかわからなかった。

「めちゃくちゃ話しやすいね」
最初はそういって徐々に気を許してくれて、友達や恋人のように仲良くなって、
段々当たり前の存在になっていく。
短所やマイペースな所が出てくると「どうしてこうしないの?」と遠慮なく言ってくるが、こちらの言い分が理解できて、聞いてくれる人、ちゃんとこういう状況だったんだ、こういう考え方もあるんだって受け止めてくれる人とはうまくいく。
その上で詳しくアドバイスをちゃんと言ってくれる人は受け止めようと努力する。こちらも聞いた上で今後の方向性を決めたり、考え方を改めたりする。

だけどそんな簡単に口出ししないで言いたくなることもある。
宿題やりなさい!じゃないけどやる気が削がれたり、
よく知らないくせに〜!と思ってしまう。
まあでも、口出ししてくれるうちが花なのかな。興味を持っているうちが。
諦めてない、注意してくれるうちが。

というかそっとしておいてくれ〜
いつも行動が遅いんだ。