プロスポーツチームに入りたい学生に伝えたいこと
プロスポーツチームに入りたいという学生によく会います。
大抵の場合、マーケティングや広報という部署に憧れているケースです。
皆さんすごく勉強熱心でスポーツビジネススクールだとか、スポーツのマーケティングスクールみたいのに通ったりしています。
2つ言いたいことがあります。
小手先のテクニックで何とかなるほどスポーツチームのマーケティングもセールスも甘くありません。
私自身、大学卒業後はIT広告の業界で実務経験を積みました。ITや広告の力で変えられることはたくさんあると思い、ご縁をいただきスポーツチームでの仕事に携わらせていただきました。蓋を開けてみると、確かに一部変えられることはあっても大きく結果に結びつく施策をスキル経験から捻り出すことはできませんでした。
意外にも活かされたことは、ビジネスパーソンとしてのベースの考え方や基礎能力でした。課題発見能力や、課題に対してのソリューションプロセス、進捗管理の方法、アイデア発想を広げるコミュニケーション力。そしてチームでことを成し遂げるというマインドです。
これらもスキルと言えばそうかもしれませんが、ただ単にマーケティングを学んでいるだけでは養えないことでした。
つまり、仕事への姿勢、チームで何かを進める協調性とコミュニケーション能力が重要と言うことです。
断言しますが、学生のうちにマーケティングや営業のHOWをどれだけ学んでも意味がないです。(実務経験がないとどうしても机上の空論になってしまうため)少なくとも私はそのような学生を採用したいとは全く思いません。
もう一つは、なぜスポーツチームに入りたいのか?スポーツチームに入ってなにをしたいのかということです。
チームや選手に憧れを持っているというのであれば、それはスポーツチームに入るのをとどまった方が良い。ファンでいた方が幸せなことはたくさんあります。
スポーツ業界に問わずどんな職業に就いてもそうなのですが、そこで自分が何を実現したいのか?を明確にしないとやりがいは得られません。
そして、そこにはチームが目指すビジョンと個人が目指すビジョンの交わりが必要です。プロスポーツチームは勝つために事業をしていますが、その裏側で掲げている目的、目標はチームによって異なります。
自分はスポーツチームで何をしたいのか?その先に誰のどんな課題を解決するのか?それが実現できるチームなのか?こういう基準で考えていかなければいけません。
私たちはスポーツを通して社会課題を解決する動きを加速させるべく「Sports for Social」と言うメディアを運営しています。
昨今の業界の流れでは、スポーツを社会課題解決の手段にしようという動きがあります。創業期からこの分野に取り組んできた私たちとしても嬉しいことであり、その姿勢はとても良いことだと思います。
でも、本当にそう思ってやってるのか?思っているのであれば持続できる経済システムになっているか?という点ではいささか懐疑的な部分もあります。
もちろん、明確な目的とホンモノの志を持って取り組んでいるスポーツチームもたくさんあります。
私たちがこの11月に開講する「U-30ホームタウンサロン」は、明日現場で使える本当に教えたいことをプログラムに凝縮させていますが、それ以外にも
イノベーションへのチャレンジできる人材の育成を掲げています。
これまでのスポーツビジネスを学ぶ場は、年齢の制限がないものが中心でした。ここでは、30歳以下の制限を設けています。学ぶにとどまらず、これからのスポーツビジネスを背負う人たちとの新しいつながり、コミュニティにしていきたいと考えています。
学生に夢を見させてお金を搾取する気持ちはありません。
お金をとるかわりには学生の将来に対して責任を持ってコミットしたいと思っています。
そんな話に興味がある方は是非、ホームタウンサロンの扉を叩いてください。
U-30ホームタウンサロン
◆プログラム構成
プロスポーツチームの社長や責任者レイヤーが講師として自チームの活動をベースにお話いただきます。
◆説明会の案内
詳しい情報を知りたいという方向けに事前説明会を実施しています。一人ひとりと向き合うために各界最大5名様の制限を設けさせていただいております。第1回:9月25日 19:00-19:30(募集終了)
第2回:10月2日 19:00-19:30(募集終了)
第3回:10月16日 19:00-19:30(残りわずか)
第4回:10月16日 20:00-20:30
第5回:10月23日 19:00-19:30
第6回:10月23日 20:00-20:30
第7回:10月30日 19:00-19:30
詳細は下記リンクからご確認ください。
https://peatix.com/group/9511418
◆受講料
一般:33,000円(交流会の参加費は含まれません)
学生:16,500円(交流会の参加費は含まれません)
◆申し込みフォーム
◆プレスリリース
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