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私とコミュニケーションのお話
人と話すのが、苦手だ。
対面、オンライン、バーチャル関係なく、人と話すということが、どうしようもなく、苦手だ。
今、眼の前にいるその人は、私なんかに時間を取られて、迷惑じゃないか。
面白い話も、楽しい話題も持っていない私なんかが話しても、きっと楽しくないだろう。
そんな事を思いながら、言葉を絞りだしている。
沈黙が、怖い。
きっと退屈なんだろう、そう思ってしまう。私の反応がどこかズレていて、会話がしにくいのかもしれない。
だからつい、逃げてしまう。
そんな私の弱さで振り回してしまい、申し訳無さしかない。
グループでの会話は、少しだけ楽だ。
自分が喋らなくても会話が回る。
自分がそこにいなくても機能するから、気負う必要はない。
そして帰り道、自分はあの場に必要がなかったのだと、自覚する。
VRCでは、JOINが苦手だ。
私が会いに行くということ、それ事態が迷惑なのではないか。
そもそも、その人は私とフレンドになりたかったのだろうか。人の感情など汲み取れない私には、どうやったって理解できない。
だから、誰にJOINする時も、勇気がいる。
プライベートにいる人に会いに行くことなど、できるはずもない。
目的もなく、ただ寂しいからと人に会いに行けるほど、私は度胸もなければ価値もない。
例えフレンドがプライベートにいなくても、大人数の中に入るのは、気が引ける。
私なんかが入って輪を見出したら友人に迷惑がかかるのでは?そもそも仲の良いメンバーだけの集まりではないのか?
そんな事を考えると、途端に動けなくなってしまう。
目的のある行為は、楽だ。
その言葉には目的があって、その行動には理由がある。
その時だけは、何をするにも身軽になれる。
利他、ではない。外部からの理由がなければ動けないだけだ。
書けば書くほどめんどくさい人物だと思う。
ただひと言、話したい、会いたい、構ってほしい、触れてほしい。そのひと言すら言い出せない。
価値がないからと言い訳をして、一歩下がって風来坊を決め込んで、ホントの気持ちに蓋をする。
そんな私が誰よりも、キライだ。