応用情報技術者|試験概要とポイントを文系出身の独学合格者がサクッと解説
・応用情報技術者試験は、ITパスポート・基本情報技術者の上位資格であり、スキルレベル3に位置付けられる試験です。
・筆者は非IT系サラリーマンであり、基本情報技術者すら持っていませんでしたが、スキマ時間を活用した2ヶ月の独学で一発合格できました。
・今回は、応用情報技術者試験とはどんな試験なのかを、ポイントを含めてサクッと解説したいと思います。
試験概要
受験資格
特になし。
試験日時
春期試験:4月の第3日曜日
秋期試験:10月の第2日曜日 の年2回
→ちなみに、基本情報技術者以下の試験はCBT方式(全国に設置された試験会場のコンピュータを使って受験)なのに対し、応用情報技術者は試験会場でのペーパー試験となっています。
→申込時期は約2ヶ月前までです。申込忘れする方がそこそこいらっしゃるので、注意が必要です。
試験形式
午前試験:多肢選択式(四肢択一)150分
80問全てを解答
午後試験:記述式150分
大問11題中5題を解答
(情報セキュリティのみ必須)
→基本的には完全な暗記試験です。午後試験では記述もありますが、問題の型と解答パターンを覚えれば合格点には届きます。
→午後試験は、勉強スタート開始時に、どの分野で受験するかを決める必要があります。文系の方は、必須の情報セキュリティの他は、経営戦略、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、システム監査などがおすすめです。
合格点
午前試験 60点以上/100点
午後試験 60点以上/100点
※各時間区分(午前・午後)の得点が、すべて基準点以上の場合に合格
合格率
20ー25%程度
→合格率がかなり安定していることから、絶対評価ではなく相対評価だと思われます
→受験資格はないとはいえ、殆どがIT系人材または基本情報技術者合格者だと思われますので、その中で上位20%というのは結構、難易度が高い試験と言えますね
必要勉強時間
基本情報合格者:200ー300時間
初学者:500ー600時間
※予備校のホームページ等を参照
・ITについて、広く浅く出題があるので、用語や略語に普段から接している方はかなりアドバンテージがあるといえます。逆に、カタカナ語が苦手な純文系受験者にとっては、かなり相性の悪い試験です。
・日々試験領域が拡大している試験なので、テレビや新聞で触れたIT用語などに興味を持って接するということも重要です(メタバース、NFT、ブロックチェーンなどはそろそろ出題されるかも?)
その他事項
→午前試験については、試験時間が足りなくなるということはあまりないと思います。午後試験も、そこまで時間的にタイトなイメージはありませんが、「1題では最大25分」などのように決めておいても良いと思います。
→日常のあらゆる隙間時間を使って、「復習の回数」を確保するようにしましょう!!
以上、非IT系の独学合格者が解説する応用情報技術者の概要とポイントでした。参考になった方は、いいね・フォローをお願いします!!