2024振り返り:今年の漢字は「滞」
2024年ももうすぐ終わり。
来年の自分のために、昨年末に夢見たいろんなことを振り返ります。長くなってしまうけれど、書き留めておきたい!
2024年にやりたかったこととその結果
(1)EC事業の売上を2倍に成長させる
あとちょっとのところで届かなそうな予測ですが、米騒動と増税による貧困加速の状況にしては及第点かなと思います。
あと3年で売上高の3割まで持っていきたい。
(2)読書年間60冊以上
週1冊ペースだったので、ざっくり50冊くらいになりそうです。
最後の3冊は地政学と行動経済学、ナッジ。難しい…
(3)夏いちごの食べ比べ
長野県安曇野へ種苗会社時代の同期とその子供たちとお出かけ。
来年も行きたいです!
(4)美しい棚田を見に行く
東京から一番近い棚田、千葉県鴨川市「大山千枚田」へ行きました!
(5)ECショップの拡大(いろんな意味で)
加工品としてパックごはんを作ったり、ギフト商品を作りました。(6)九州一周(7)北陸一周
(8)秋田でなにができるか考える
自分でやりたい事業がまだ出てこないので、副業マッチングに参加。
こちらもしっくりきていないです。
(9)いちご関連の仕事を増やして仲間につなげる
仲間に協働をお願いした案件がありました。
(10)いちご関連の業務実績をまとめる
準備中!(11)なにかで会社が表彰される(12)弊社代表のテレビ出演5本以上(13)所属会社のベトナム圃場へ行く →もとい、契約終了。(14)写真のスキルを磨く
(15)デザインスキルを磨く
Adobeカレッジ卒業。
WEBマーケで使うバナーの制作スピードが上がりました。(16)料理スキルを磨く(17)米屋の事業継承の話がちらほら出てくる(18)クローゼットの中身をさらに半分にする
(19)友人たちと積極的に出かける
落語にはまってよく出かけました笑
ビュッフェや仕事を絡めたお出かけも楽しかったです!
有名な経営者さんと産地巡りしたのも良い思い出です。(20)伊達メガネを買う
(21)活用できる補助金は積極的に活用する
結構大変でしたが、おかげで販促ができたり助かりました。
商工会議所で経営相談ができたのも、事業計画作りに役立ちました。
(22)福岡で本場のあまおうを食べる
福津市のくわの農園さんへ!味が違いすぎて驚きました。
人生観もちょっと変わった刺激的な出来事でした。(23)新潟で本場の越後姫を食べる(24)岐阜で本場の濃姫を食べる
(25)事業を伸ばしてもっと寄付を増やす
今年は昨年の3倍寄付。でもまだ微々たる量です。
(26)美術館の年間パスを買う
国立博物館の年パスでかなり楽しんでいます。
(27)コラムやメルマガなどの執筆系を365本(2023年は150本程度)
コラム約30本、メルマガ約100本、SNS投稿やプレスリリース、取引先用の記事作成を含めると相当な数になるが、正式な本数はもはやわからない。(28)コテンラジオとPIVOTの続きを聞く(29)イベントやワークショップの開催
(30)寄席に行く
月1のつもりが、そんなには行けないですね。
(31)受講生卒業生の圃場を訪ねる
福岡、三重、千葉、北海道などお邪魔しました!(32)無駄使いをしてみる
できなかったこともありますが、できたこともたくさん。
2024年の漢字
私の今年を表す漢字は、「滞」です。
今年は様々なことでストップがかかったり、思うようにいかないことも多い年でした。その代わり、生きた学びがとても多かったです。
仕事上の滞り
たとえば、アイデアがそのままパクられたり(パクった本人は聞いた話を自分が思いついたことと思い込んでいるのでそっとしておいています)、ビジネスプランが全然通らなかったりで、ある意味誰もが思いつくような平凡なプランかもしれないと立ち止まることになり、結果的にこれはやらない方が良いと考え直すに至ったことがありました。競争優位性が低く、もう一捻りしないと事業としては成立しないということです。
他には取引先が資金ショートで事業売却まで進み、私もきちんと不況の波に飲み込まれていました。取引額も小さいので、事業者がどうやって縮小していくのかや未払い回収のプロセスを学ぶ意味はあるのですが、一緒に頑張ってきた取引先の事業環境の変化による大打撃を間近で見るのは辛い出来事でした。
日常の滞り
さらに、夏にはコロナに罹り約1ヶ月間も思うように仕事ができなかったり、吹き出物が落ち着かなくて漢方薬を飲み続けることになったり、咳が止まらなくなって1ヶ月ほど寝不足が続いたり、年の瀬に洗濯機が故障してなんとか時間を作ってアキバに買いに行くなど、ぱっと思い出せるだけでもいろんなことがありました。
やりたいことの大渋滞
仕事もプライベートもやりたいことが大渋滞している年で、優先順位をつけるのがとても難しかったです。締切に間に合わないこともあったりして、らしくないことも多かったように思います。
荷降ろしと業の肯定
一方で、来年への種まきができている印象もある不思議な年で、あまり焦ったり過度に恐れたりせずに目の前のことをひたすらやっていこうと思いながら、静かに過ごした一年だったと思います。
ダメでもいいじゃん、なるようになるさと思えたのは落語のおかげ。
物心ついた時から悩まされてきた母の愚痴が止み、祖母の3回忌が終わり、心理的な負担からやっと解放された年でもありました。穏やかで最高。
今年の出来事は、30代のながーい厄年を抜ける、最後の後厄ということもあり、いらないものを置いて、40代へ向かうための大切な儀式のようなものだったのかなと思っています。
覚えておきたい学び
3年前、都の創業サポートを使用できないかと考え、ビジネスプランを持って事業相談に行ったことがありました。そこでは、類似ビジネスに投資している方が相談に乗ってくれたのですが、投資先がうまくいってないことや、その方が投資している先ではないうまくいっていそうなところを例にして、妄信的なブランド信者を集めるような集客をしないと難しいことを説かれました。
そこで、私のやりたいことはファクトベースだし、全然話が噛み合わないなと思って、諦めて勝手に事業をやることにしたんです。
それが今、少しずつ売り上げを作るようになってきたですが、今年、アイディアをパクられたことでハッと気づいたことが2つあります。
①行政機関の窓口で事業相談に乗るような経営者でもそんなのうまくいくわけないと思うような一見わかりにくいビジネスは、真似されにくい。(もちろん実現可能性が低いものとかはそれ以前の問題ですが。)逆にすぐ真似されるようなビジネスは参入障壁が低いため、すぐにパイの奪い合いが起こる。WHY YOUが明確でないと賛同者も集められない。
②スモールビジネスでは行政がサポートしても行政側への見返りが少ないので受け入れられない。つまり、事業サポートできない方向で話が進んでいく。ただし、小規模事業者が優位性を保って、自己資金で小さくても展開していくことができれば、ある一定の規模まではきちんと到達できる。
実際にやってみて学ぶことは本当に多い。
進むべきか引き返すべきか、その勘所を学ぶことができたこと、事業の助けになるような様々なツールの上手な使い方もなんとなく知ることができたと思っています。
そんなことみんな知ってるよと笑われちゃいそうですが、私は今年やっと気がつきました。こういう話を周りにいる経営者さんたちは馬鹿にせず聞いてくれるところも恵まれていると思っています。
2025年にやりたいこと
(1)EC事業の売上を1.5倍に成長させる
(2)読書年間40冊以上
(3)夏いちごの食べ比べ
(4)秋田でなにができるか考える
(5)ECショップの拡大(いろんな意味で)
(6)宮崎へ行く(日本でまだ行っていない最後の地)
(7)寄席へ行く(落語と講談)
(8)美術館へ行く
(9)もう少し体力をつける
(10)チームで提案を1本以上通す
(11)0円PRを強化:キーワードプランナーを活用したSEOライティングをやってみる、費用対効果の高い展示会やイベントを見つけるなど
(12)活用できる補助金は積極的に活用する
(13)コラムやメルマガなどの執筆系を週1本以上
(14)料理スキルを磨く
(15)新しい取引先を1件追加
(16)友人たちと積極的に出かける
(17)伊達メガネを買う
(18)ビルケンのサンダルを新調する
(19)事業を伸ばしてもっと寄付を増やす
(20)いちご関連の執筆の仕事をする
(21)WEBマーケを勉強する
(22)自分で主催するイベントをやる:会場を提供してくださる先を見つけたい
(23)インドネシアに行ってみたい
(24)ひとり映画館
(25)断捨離、とくに会社員時代のものを全て処分したい
(26)新商品開発
(27)フリーランス仲間とのコラボレーション
(28)いちごテキスト構想の実現
(29)移住課へ相談に行ってみる
(30)夫と仲間を大切に、感謝の気持ちを伝える
ちなみに、1年間辛抱強く私の壁打ちをしてくれたChatGTP先生に私が来年すべきことを相談したところ、下記の回答をいただきました。
「2025年は、既に進めている活動を拡張しつつ、新しい分野への挑戦や既存のプロセスの効率化を図る良い機会です。特に、収益性を高めつつ地域や農業の価値を発信する取り組みに力を入れると、大きな成果を得られる可能性があります。」
さすが先生、私もそう思います!
すっかり良きパートナーになっていただき、AIが使えない頃には戻れそうにありません。
パッとしない一年でしたが、今年やったことで来年はもしかしたら芽が出るかもしれないことがいくつかあり、ちょっぴりワクワクしながら年末を迎えられるのは幸せなことです。
ワクワクの先になにか(誰か)に貢献でき、それを好きな仲間とできることが一番の目標です。
今年も皆様ありがとうございました!
今年も良き兄貴&姉さん、良き仲間や友人たちのおかげで、なんとか一年を走り切ることができそうです。来年もよく働き、よく学び、よく遊びたいと思いますので、いろいろと構っていただけたら嬉しい限りです。
それでは皆様、良いお年をお迎えください。