見出し画像

日本有数の山岳リゾート 白馬村旅行記 -前編-

2021年の夏。
世の中はコロナ禍真っ只中で、世の中の働き方が
大きく変わっていた頃。
我が家も働き方が180°変わり、毎日2歳の娘と
朝から晩まで夫婦共に過ごしていたのだが、
やはり人間、子供とずーっと家にいると
どうにもこうにも詰まってくる。

ソーシャルディスタンス、ワクチン、アクリル板だという世の中では、マスクも出来ない小さな子連れでは外食なども難しく、
たまにの気分転換に出かけようにも、大型のショッピングモールでさえ休業中。

自粛、自粛でとても旅行などという雰囲気ではなかったものの、ここまでずっと仕事に行かなくていい時間なんて人生で取れないかもしれないと奮起。
結果、白馬村のロッジを借りて少々長い旅行をしたお話です。



どうして白馬村だったのか?

まず我が家の探していた条件がこちら

1.緑の多い場所であること
2.公共交通機関を使わず、自家用車で行けること
3.子供の遊び場が多いところ
4.食事の満足度が高いところ

これが満たされていた事が決め手になりました。
そしていつかコロナ禍が去り、また旅行をしようとなった際に、白馬村に行く&遊ぶには
かなりの日数が必要で、5日位の短い夏休みしか
取れないと、もう行けないなぁと思ったのも大きかったです(ちなみに最終候補まで残ったのは、福井県越前市でした)

白馬村に出発。まずは八ヶ岳へ

二歳の娘はお昼寝を2時間するので、それに合わせたスケジュールで出発。
車は好きなので、ご機嫌にチャイルドシートに乗ってくれて助かります。
海老名でお昼ご飯を食べた後、車の中でお昼寝をさせて八ヶ岳倶楽部へ。

外にもお店があります。駐車場もたくさんありました。緑が多くて気持ちがいい!
レモンのパウンドケーキ。レモンカードが添えてあるのが素晴らしい
アールグレイを頼んだら、下に蝋燭を点けて下さってずっと温かく飲めました。

ここには森の中の遊歩道があって、娘は旦那とずっとお散歩して遊んでいました。
私も緑に囲まれてお茶を飲めて幸せ。ここから一泊めの宿泊地はすぐそこ。

ロビーにある子供の遊び場。ロデオにおままごとプラレール、沢山のおもちゃにおおはしゃぎ。
絵本は部屋に持っていってもいいそうです。子連れには有難い。

宿泊したのは、八ヶ岳ロイヤルホテル(2024年4月より「グランドメルキュール八ヶ岳リゾート&スパ」へリブランド)
ホテルの周りには散策路があってリスも見かけるそうですが、一周30分と聞き断念。娘は抱っこマンなのです。
余談ですが、ロビーのおじさまが娘の名前を覚えてくださり、滞在中ずっと呼んでくださいました。娘もいつも笑顔で手を振って大喜び、こういうホスピタリティ素晴らしいです。最近、接客業に関わる機会がなかったので心に沁みる。。

ディナーはバイキングのプランを選択。朝も夜もフルーツがめちゃ旨で、さすが山梨というクオリティ

バイキングも一通り満足出来る品は揃っていましたが、あくまでも家族むけ。ホテル三日月と同じような感じかな。でも我が家は十分です。

夕食後の露天はやはり混んでいましたが、入り口に混雑状況が書かれていてとっても便利!混んでいるのが嫌な人たちはチェックインしてすぐがオススメです、
そして露天風呂の前に昔ながらのゲームセンターがあって地味に遊べます。笑
大人が結構楽しんでしまいました。一日目はここで終了!おやすみなさい。

二日目、清里高原テラスへ

ここからリフトで5分で頂上です。
2歳の娘も怖がらずに足をぶらぶら
この椅子は30分交代制。予約表とかは特になく、30分くらいで退いてねって感じ

おー!ガイドブックで見た風景です。風が気持ちいい。

娘もじーっと風景を見ています。2歳でも気持ちがいいのわかるみたい。
頂上のカフェはパフェやビールなど沢山。この青い富士山メロンソーダが名物です。
トウモロコシのジェラートも。

この日、7月の真夏日でしたが頂上はやはり少し肌寒いです。薄い上着があると安心かな。ただこの景色を眺めているだけで幸せな空間でした。ここはまた来たい!

野辺山高原を見渡す標高1900mの風景
ロープウェイの乗り場の横に少しだけですが、お家や滑り台があります。
2歳の娘は結構遊べました。
八ヶ岳ブルーを堪能して、ここらでお昼です。

小作のほうとう

山梨県に8店舗、長野県に1店舗あります。

ほうとうと言えば。とまず名前が上がるのが、こちらの小作さんだと思います。
モチモチとした食感を出すために試行錯誤をしたと言われる、自家製麺を頂きに来ました。

清里店にあった水車。他の店舗もあるのかな?
店内はとても広くて、子供椅子も完備

11:30着でこの様子でしたが、あれよあれよと12時には満席に。休日や連休は並びそうですね。

スープは全て同じ。入ってる具で選びます。
一番人気の南瓜ほうとう

頼んで直ぐに熱々のお鍋ごと運ばれて来ました。前菜も兼ねて頼んだ馬刺しを堪能する間もないほど早いです。笑
ほうとうってあまり食べたことがなかったのですが、モチモチで意外にしっかりしているスープとの絡み方がちょうどよく、夏でもスルスルと食べてしまいました。2歳の娘もお代わり!ここからまた長時間ドライブなので腹ごしらえは大事です。

白馬村に到着!

目的地である宿。白馬パウダーマウンテン

長坂ICから中央道を通って安曇野ICまでは50kmちょい。そこから下道で50km行くと白馬村に到着です。
下道50kmって首都圏在中者からするととんでもなく時間がかかりそうに思えますが、信号がほぼなく、真っ直ぐな一本道なので2時間弱で着きました。

2ベッドルーム+ロフト付き

2ベッドルームで4人まで泊まれます。
もう一つ小さなお部屋でも良かったんですが、空いていなかったので広いお部屋で。わんちゃんは1泊1000円の追加料金で泊まれます。

冷蔵庫、電気コンロ、電子レンジ、トースター、炊飯器、コーヒーメーカー 鍋、フライパン、グラス、食器類 調味料:塩、砂糖、しょうゆが完備
お風呂場には、シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、バスタオル、フェイスタオルも。
Netflixも見れる大型テレビと、空気清浄機も

長期滞在で一番ネックとなるのが洗濯物だと思います。こちらのロッジは地下の共同部分に洗濯機と乾燥機が置かれていました。洗剤も柔軟剤も無料で使えます。時間制などではなく、空いてる時を見計らってという感じですが、タイミングが合わなかったのは滞在中1度だけでした。ハンガーは各部屋に常備されています。

目の前がゲレンデなのでスキーヤーには堪らないであろう立地。
毎年3/1にグリーンシーズン、9/1にウィンターシーズンの予約開始です。
創業約40年。白馬の中華料理の名店。
(2021年にはHOTEL WOHNENの中で営業されていましたが、2023年11月よりシエラリゾート内で営業されているそうです)

着いた日の夕飯は、こちらでいただくことに。
予約の取れない名店です。

中にはオーナーさんこだわりの家具がずらり
他にも豚肉、鶏肉、牛の炒め物も一通りありました。

中でも絶品だったのがこちら。

鶏肉の唐揚げ特製ソース

いわば油淋鶏なのですが、ソースが絶品で堪らない美味しさ。

五目焼きそば

こちらもパリッとした麺と濃厚に絡むあんかけがもう美味しくて美味しくて。
まさかのテイクアウトで一皿追加で持って帰りました。夫婦の夜食用。

無添加リンゴジュースと、ジャスミン茶

食後に南瓜のアイスと、イチゴのアイスをいただいてお会計。
本当にどれをとっても最高に美味しくて、感動ものの中華でした。家のそばにあったら散財してしまうレベル…
この日も夏休みではない平日でしたが、予約で満席でしたので予約は必須です。
白馬村に来たなら必ず行くべきお店です。

3日目は白馬村を散策

道の駅 白馬村

本日のお天気はどんより。山の気候って感じで霧が立ち込めています。
ロッジの窓から見えるゲレンデは山頂が見えないほどでした。長袖を着て出かけます。

ここのおやきが有名なのですが、朝イチでも売り切れ。結局このあと3回伺って、ようやく2つ食べられました。すごい人気。
朝ごはん用にお野菜とみかんを買いました。安いです。
一生懸命お話ししている2歳児。まだまだ拙くて何を言ってるやらですが可愛い

小雨が降ってきたので、アウトドアブランドTHE NORTH FACE GRAVITY HAKUBAにやってきました。アメリカ・カリフォルニアのビジターセンターをイメージした店舗で、一階がお買い物、二階はカフェになっています。
ちなみにノースフェイスグラビティは北海道ニセコと、この白馬の2店舗しかありません。

軽食も充実してますね。
ナッツや、一口サイズのスコーン
コーヒー豆やプレッツェル、置いてあるものが外国っぽくて素敵
キャンプする人とかは、とっても楽しそうな品揃えです。
2階の窓際の席で一杯いただくことにしました。
ホットドックには、ピクルスと刻んだ玉ねぎ。デカフェのアイスティーも美味しい
7月の気温とは思えませんね笑 普通に寒いです。
旦那は服を見に、娘と一階へ。ほぼ隣にPatagoniaもあるのでセットで見るのがオススメ
私はカフェの横に置いてあった国立公園のパンフレットを流し見

今まで自然が大好きでカナディアンロッキーにも行きましたし、母方の祖父が明大の山岳部だった事もあり、幼い頃から妙高、南アルプス、十和田湖なども連れて行ってもらいましたが、こんなにも日本には国立公園があるのかとびっくり(無知ですみません)
将来、イエローストーンやヨセミテも行ってみたいと思っていたけれど、日本のも制覇しなくちゃな。ちなみにキャンプと山登りは苦手ですが自然は大好きです。

森の小さなケーキ屋さん。Sweet Shot

帰りに夕食後のケーキを買うため、飯森にあるケーキ屋さんへ。
道を入った茂みの中のようなところにあって、若干迷いました。

可愛い焼き菓子も。

選んでいると、近所の方なのでしょうか。ホールケーキとロウソクを家族で買いに来ている方が。顔馴染みの方のようで、何歳になったのー?っと笑顔でお話しされていたのが印象的でした。素敵な町ですね。
今日はここでケーキを買って、夕飯はロッジで作るので、スーパーのザ・ビッグ白馬店に寄って帰ることにします。
続きは後編で。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?