行いを遺す
昨日、枕経に行ってきました
ご遺族に故人(Aさん)の様子を伺っている時
Aさんの友人(Bさん)がお悔やみに来られました
Bさんが、涙を流しながら語ります
「Aさんは、人にとても尽くして来た方です
自分が疲れているにもかかわらず
人に対していつも親切にしていました
自分も大変なのだから、そんなに無理はしないで
と、何度も諌めたぐらいです
Aさんは誰もが尊敬するお人柄でした」
このお話を聞いたご遺族も
非常に感動していました
「忘己利他」という言葉があります
他を利するために、己を忘れて尽くす
それを仏教では「菩薩行」といい、
体を使ってのお布施を「身施」と言います
布施行をして生きてきた人の素晴らしさ
「行いを遺す」ことの大切さを
Aさんに教えて頂きました(^人^)