おとなになるということ。

大人になるとは時には真剣な顔をして真面目な話をしなければならない。
大人になるということは責任を背負うということ。
大人になるということは親に頼らず自立するということ。

だと思ってた。
18歳の私が偉そうに言えることではないが、小学生の頃は中学校に行き、高校に通い、大学に通って卒業したら就職して自分の家に住んで親に頼らず生きていくのがみんなが歩む道だと思っていた。
そもそもなぜみんなが同じような道を歩むと思っていたんだろう。

でも年を重ねると現実が見えてきてしまう。
全員大学に行くわけではないということ。
大学でも学部があり、色々な分野を学ぶことができること。
小学校みたいにみんな同じようなことを学ばないこと。
みんな違うことに興味があって、みんな違う道を歩むこと。
専門学校という道もあれば高卒で就職する人もいっぱいいること。

20歳は思ってるより大人ではないということ。
成人だから自立しているわけではないということ。
自分で自分の生活を支えるのは思ってるより難しいということ。

大人も嘘はつくということ。
汚い大人もいるということ。
大人も失敗するということ。

でも大人も楽しそうだよ。
大人だって遊んでいいし、好きなことして良いんだよ。
大人は仕事しかしてはいけないわけじゃないんだよ。
大人だって子供と一緒ではしゃぐ時だってあるんだよ。
大人だから真面目というわけではないんだよ。