東京にはkindleが合ってる

関東に越してきて1番変わったのはKindleアプリで本を読むようになったことかもしれない。関西にいた頃は紙でしか読んでなかったし、重いとは言え、紙特有の読書感には勝てないと思っていた。

電子書籍に手を出したのは電車の猛烈な混雑からである。紙の本なんてとても読めない。スマホならなんとか読める。そんな妥協から電子書籍を読むようになった。もちろんスマホすら出せないことは往々にしてあるけれど。

紙ならではの読書感にこだわってきたけれど、kindle アプリもそこまで悪くない。特にiPhone XSを使うようになってグッと良くなった。今までメインに使っていたHUAWEI P10 liteに比べて上下のベゼルが狭い。それだけで何故か読みやすい。何故かはわからないけれど。

紙の良さがあればkindleの良さもある。kindleの良さで特に気に入っているのは「マーカーが引けること」。本は大切に、という教育を受けてきたこともあって、教科書以外の本にマーカーを引くのはかなり気が引ける。ただkindleならガンガン引ける。どうせ消せるし、紙なら引かないだろう「ここ引く?」みたいなところも引いちゃう。これが意外と良くて、マーカーを引くだけで内容がスッと頭に入ってくる。新しい発見だった。

とはいえまだまだ紙の本も買っている。いかんせん物として残らないことが勿体なく感じてしまう。サブスクリプションについてnoteに以前書いたけれど、その時も物として残る残らないがキーワードだったように感じた。物として残す意味って何だろう。なんで残したいんだろう。1つ思ったのは僕が本屋に興味があって、どこかで「そのうち売れる」ことを重視しているのかもしれない。うーん、それだけではない気がする。

#日記 #エッセイ #コラム #本 #kindle #電子書籍

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