海外志向がまるでなかった自分が渡欧したいと決意したわけだ。 人は考え方が結構変わるらしい。 渡欧前に考えていたことがあった。 意外と居心地良かったりして、 永住したくなったら面白いなと。 今のところはマジでなし。0%。 そんな面白みのある人間ではないらしい(笑) まだたった4ヶ月。 さらに言語も出来ず、友人もいない状態。 当然と言えば当然。 ただもし仮に言語の壁を越え、 たくさんの友人ができ、 この国に馴染めてきても想像はつかない。 そもそも来たかった理由が違
23年間、結構器用に生きてきた。 常に人に恵まれていて、人間関係で悩んだことなど一度もなかった。 ストレスなんてほぼなかった。 そしてこの事実に気付いてすらいなかった。当たり前だと思っていたから。 もちろんサッカーが思うようにいかない。 学校の勉強が難しい。 そんな悩みはあった。 ただ 「生きづらい」 そう感じたのは人生で初めての感覚であった。 サッカーが上手くいかないなんて正直どうでもいい。そう感じるほどに生きる上で追い込まれた。 家が見つからない。 仕事がな
「何ひとつとして上手くいかない。」 今思えば極限状態のトライアウト期間も順調だったのだなと。 開幕から9試合を終えた。 途中出場2試合。 ベンチ入り出場なし2試合。 メンバー外5試合。 開幕からの2試合は途中出場したものの、インパクトを残せず終わった。 それ以降、完全に構想から外れた。 u23の試合には4部のメンバー外の選手が試合だけ降りてくる。 4部所属のトップチームは土曜試合。 6部所属のu23チームは日曜試合。 u23チームのスタメンは元4部のベテラン選手と
これは新潟県上越市にある高田城の写真。 6月中旬に地元の親友が勤務する新潟へと旅行に行った際に撮影したものである。 几帳面な性格の我々は緻密な計画を練り、 この上ないスケジュールを組んだ。 それはもう最高のグルメ旅となった。 彼と過ごした2泊3日は2ヶ月が経った今でも写真を見返す程、濃く充実した時間だったと感じている。 時間をかけてまで新潟行った理由はドイツへ行く前に彼と会っておきたかったから。 この写真の載せ方からしてどれだけ楽しかったかは想像がつくであろう(笑)
いよいよスタートした勝負の1ヶ月。 移籍の市場は7月1日〜8月31日 市場は7月1日からだが多くのクラブは昨シーズンの終わり(5月頃)から選手を集め始める。 5月の渡欧も検討したが、膝の調子少しでも良くするため日本にいる期間を延ばしておきたかった。 8月にはリーグ開幕のため、7月には多くのクラブが大体の構成を固めていた。 着いた時点でかなりギリギリの時期。 もしチームが決まらなかったらどうするのだろう。 そんなぼんやりとした不安を抱えながらの渡欧であった。 ド
ドイツに来てから約1ヶ月が経過した。 本当に来てしまった。 様々な友人に渡欧を伝えた時、キャラじゃないと言われたことは多々あった(笑) そして自分自身が最もこの状況に驚いている。 元来、SNS投稿は最も苦手とする分野だが、今回の渡欧は人生最大のビッグイベントと意気込んでいる。 いつか自分が振り返るための記録くらいの軽い気持ちでnoteを書いていきたい。 〜渡欧1週間前〜 人生初の感情だった。大体の感情は味わったつもりでいた。 自分の知らない不思議な感情が湧き出て