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「笹倉蓮の人生の登場人物🕴」 川口聖平という男

川口聖平 1994年生まれ

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↑写真左 右はレオ⚽️

川口聖平=通称ぐっちくんは関大サッカー部時代かなりお世話になった先輩の1人です!大学サッカー4年間のうち3年と11ヶ月は怪我してた?ってくらいいつもリハビリしてた先輩です!当時住民票は部室に移してて、ラッパーとして活動してた先輩です!めちゃくちゃいい人です!今は某大手飲料メーカーで働いています。

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↑写真中央下。左からしゅーとくん トキくん たくろうくん 高槻合宿にて


会えばいつもふざけた話ばっかりしていますが、一個下の後輩である僕から見た彼の尊敬するところを真面目に書くと、

「自分では無い誰か」の為に本気になれることです。(もうちょっと抽象化した言葉を借りると、「自己中心性からの脱却」ができているということ)

上述したように、ぐっちくんは大学4年間の中で怪我が多かったし、自分の思い描いていたようなサッカーキャリアではなかったんじゃないかと思います(卒業後、「東京都4部のロッペン」の異名を持つ)。

さらに関大サッカー部のリハビリ組は、他大学のサッカー部とは違いました。まず朝7時からのチーム練習のサポートが最優先。そこではボール拾いや、練習を盛り上げる声掛けを行う。自身のリハビリメニューは、チーム練習が終わってから行います。これは体力的にも精神的にもかなり厳しいものがあります。


夢を持って入部したサッカー部で、仲間は楽しそうにサッカーをして、活躍して、褒め称えられている。それに比べて自分は、みんなが練習してる時はボール拾いしたり声かけを行う。そして、練習が終わってから、地道なリハビリメニューを行なって最後に帰る。

スポーツをしてた人なら分かるかと思いますが、これは本当に屈辱的で、めちゃくちゃ悔しいです。(ボール拾いや声掛けを否定してるわけではない)


そして、このように自分にスポットライトが当たらない時、よくあるのが「悲劇のヒロイン」になって注目を集めようとしてしまうことです。

求めた場所に自分はいない。求めた場所に辿り着く見込みもない。それでも、なんとかして自分に注目して評価して欲しい。そうして、仲間を素直に応援できなかったり、ふてくされたりしてしまう。嫉妬心や自己顕示欲に支配される。競技スポーツではよくみる光景です。



けど、ぐっちくんは違いました。怪我で苦しいときも、いつも誰よりも声を張り上げて練習をサポートし、練習後、文句も言わずリハビリメニューをこなす。試合では声カッスカスになるまで叫び続ける。(その後遺症で彼はカラオケの高音が全く出ません。)

サッカーは11人しか試合に出れないので、当然チーム内でも競争があり、勝ちと負けがあります。もちろんその勝負に勝ち、ピッチの上で活躍する選手はめちゃくちゃキラキラしてるしカッコいいです。

けど、それと同じくらい、「自分ではない誰か」の為に本気になれるぐっちくんはカッコ良かった。

そして、その姿を見て何も感じない自分ではなく、それをカッコいいと思える自分でいたいと思わせてくれる存在でした。

このように僕の価値観を大きく変えてくれたのがぐっちくんだったし、一個上の代の人たちでした。20歳そこそこのタイミングでこの価値観を知れたことは僕の財産になってるし、本当に感謝してます。シュレックありがとう!


今は栃木?にいてなかなか会えませんが、コロナ落ち着いたら飲みにいきましょう!あとミスチル縛りのカラオケもまたやりましょう!笑

ぐっちくんめちゃ楽しみにしてくれてたけど、こんな感じで大丈夫?笑

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↑応援する関大サッカー部メンバー📣

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↑人生で唯一ユニフォームを着た日のぐっちくん。

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ぐっちくんの引退試合の写真📸


以上😌

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