芥川賞というお題ですから
芥川賞、直木賞なんて半年に一回あるから追えなくて。
まず収入を気にするようになり、本代もケチっていまして。
まぁ最近は多様性をテーマに賞を選んでる傾向を感じますね。
僕は「蹴りたい背中」から芥川賞に出会ってますね。
読書始めたのが大学生と遅かったので。
そして今日取り上げるのは「コンビニ人間」
コンビニのバイトのプロのような主人公の人生の
一出来事を切り取ったような作品で
恋愛も普通じゃないんですよね。
ニートかオタクの男性と同居して餌を出してやるんです。
それがまさに餌で、野菜を食べられるように炒めただけ
のものに醤油か何か調味料で味を誤魔化して食べさせるんです。
男がまさに餌だと思ったんだっけな、不満を思いながらも食す。
この一場面だけが強烈に印象に残っていて。
まぁこの2人に「子孫を残すな」と吐き捨てる同僚も
かなり刺激的な発言をしていたんだけど、
何を学んだって、レシピ通りに調理をしなくていいこと
を教えてもらいました。
卵料理、野菜炒め、カレーくらいしかレパートリーがなかったんだけど、
お腹壊さないように火を通して、焼き肉のタレでいいからかけて食べればいい。
自炊のハードルが極端に落ちて、
要は食べれりゃどんなでもいい。
調味料使ってね。
ということを学んで、自炊に自信を持ちました。
定番のマヨネーズを忘れてましたね。
とにかく自炊が出来るといえる瞬間を、
この「コンビニ人間」から頂けた、と。
でも今は嫁の買う惣菜生活で、浪費してます。
夏休みを機に自炊しようかしら、と
芥川賞からコンビニ人間を思い出して、切り取って思う今日この頃です。
いや収入を考えたら僕が自炊するのが一番いいんですよ。
食費は聞かないことにしているんですが、かなりかかってるはず。
火を通して、調味料でいいんだから。2人して「餌」を食べればいい。
一晩考えてみます。
以上が、芥川賞と聞いて思い浮かぶことですね。
芥川賞関係ねー。