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どこか素朴で愛らしい埴輪が大集合✨ | 挂甲の武人 国宝指定50周年記念 特別展「はにわ」展(東京国立博物館)

今回は、10月16日(水)から東京国立博物館にて開催されている「挂甲の武人 国宝指定50周年記念 特別展「はにわ」」についてご紹介します。

埴輪とは

画像提供:東京国立博物館

埴輪とは、王の墓である古墳に立て並べられた素焼きの造形です。その始まりは、今から1750年ほど前にさかのぼります。
古墳時代の350年間、時代や地域ごとに個性豊かな埴輪が作られ、王をとりまく人々や当時の生活の様子を今に伝えています。

展覧会について

さまざまな埴輪の中でも国宝「埴輪 挂甲の武人」は最高傑作と言われていて、この埴輪が国宝に指定されてから50周年を迎えることを記念して、全国各地から約120件の作品が集結する貴重な展覧会です。
素朴で愛らしくどこか親近感が湧く埴輪たちを会場で間近に見られるチャンスです。

画像提供:東京国立博物館
画像提供:東京国立博物館
画像提供:東京国立博物館

CHECK POINT ① 史上初「埴輪 挂甲の武人」5体勢揃い!

画像提供:東京国立博物館

埴輪で初めて国宝となった「埴輪挂甲の武人」には、同じ工房で製作された可能性も指摘されるほど兄弟のようによく似た埴輪が4体あります。
そのうちの1体は現在アメリカのシアトル美術館が所蔵しており、日本ではなかなか見られません。今回、5体の挂甲の武人を史上初めて一堂に集め、展示します。

CHECK POINT ② 国宝が大集結!

画像提供:東京国立博物館
画像提供:東京国立博物館

埴輪で初めて国宝に指定されたのが、今回の展覧会の目玉作品である「埴輪挂甲の武人」ですが、その他にもこれを含む国宝18点が集結します。
特に第1章は古墳から出土した国宝のみで構成した贅沢な展示…
埴輪が作られた古墳時代の特徴と背景を振り返ります。

CHECK POINT ③ 50年ぶり!究極の埴輪展!

画像提供:東京国立博物館
画像提供:東京国立博物館
画像提供:東京国立博物館

東北から九州にいたる約50箇所の所蔵・保管先から作品を集めたこれほど大規模な埴輪展が東京国立博物館で開かれるのは、1973年の特別展観「はにわ」以来です。埴輪の全てを知れる究極の展覧会です!

Writer's Message

最近大注目されてる埴輪…個人的にはあまり観たことがなく、気になっていたところでした😍まずは歴史や文化から学び、埴輪を観ることのおもしろさを体感したいです🌿またグッズも可愛いとの噂…🗣️見逃せません!(伊沢菫)

詳細 / アクセス

【展覧会名】
挂甲の武人 国宝指定50周年記念 特別展「はにわ」
【博物館名】
東京国立博物館 平成館
【開催期間】
2024年10月16日(水)~2024年12月8日(日)
【開場時間】
9:30~17:00
※入場は閉館30分前まで
※毎週金・土曜日は20:00まで開館
【休館日】
月曜日
【入場料】
一般 2100円
大学生 1300円
高校生 900円
※事前予約不要/当日券のみ
【アクセス】
JR [上野駅] 公園口 徒歩10分
JR [鶯谷駅] 南口 徒歩10分
東京メトロ千代田線 [根津駅] 徒歩15分
東京メトロ銀座線 / 日比谷線 [上野駅] 徒歩15分
京成電鉄 [京成上野駅] 徒歩15分

画像提供:東京国立博物館

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