【鑑賞レポ】いつの日か きみもわたしも ゴミうんち🗑️|ゴミうんち展
こんにちは!PRチームのmaayaです🦢
今回は、9月27日から21_21 DESIGN SIGHTで開催されている「ゴミうんち展」のレポート記事になります。
展覧会について
展覧会の詳細についてはこちらで詳しく紹介していますのでぜひ見ていただけたら嬉しいです!
展覧会の様子
続いてここからは、一部作品をお見せしながら、展覧会の様子を少しご紹介します🤏🏻
ゴミうんち展はすべての作品が写真・動画撮影が可能となっており、お家に帰った後も作品を見返して楽しむことができました✨
休日だったこともあり、沢山の人が訪れていました!
こちらの作品は、漆で固めた犬の糞でできた作品です。
まさかこれがうんちでできているとは思わず…解説を見て驚きました!(笑)
ちなみに臭いもありません!!
ちなみに…このほかにも、鳩や鹿などの作品もありました!
是非会場で観てみてください!
そしてこちらは、トイレ付近にあった作品。「うんち句」
いつか誰かに話したくなるようなゴミうんちにまつわる豆知識を会場を巡りながら楽しく知ることができます。
会場内には約15個もの「うんち句」が隠されているそうです🧐
是非探しながら展示を回ってみてはいかがでしょうか…!
続いて、こちらは「糞驚異の部屋」の様子です。
この部屋では、”ゴミうんち”に関するものや資料などが展示されています!
トイレであったり、不要となったもの、化石、うんちなど…
部屋全体が展示品や資料で埋め尽くされていて、とても見ごたえのある空間です!
続いて、こちらの作品は、ゴミうんち展の中で私が個人的に一番印象に残っている作品です🫧
絵画をはじめとする様々なアート作品で使用される美しい色水。しかし、その役目を終えた液体「廃液」は、やがてすべて混ざって灰色になってしまいます。
そんな、廃液をろ過することによって、もう一度その美しい色彩を取り出そうという思い付きから生まれた作品です。
液中の顔料や染料の性質、ろ紙のサイズやきめ細かさなどによっても現れる色の表情が違うらしく、とても面白いな…と気が付けば釘付けになっていました!🥺
そして、さらに進みます!
こちらには、沢山の「クソバッジ」が展示されています。
作者の山野英之さんの、安全ピンを付けてしまえば、「どんなものもバッジになる」という発想からこの「クソバッジ」が制作されたそうです。
展示台に埋め尽くされた沢山の「クソバッジ」はどれもユニークなものばかりで、実際に欲しくなるものばかりでした!
トイレに流されたものはどうなるのか…
一般的に家庭から流された水は、下水処理場へ集まり、微生物が分解して消毒しきれいになった水だけが川や海に放流されるそうです。
しかし、どうしても最後に残ってしまうのが「汚泥」。
こちらの作品はそんな「汚泥」を有効活用して作られたタイルです。
そして、最後に一句。
”いつの日か きみもわたしも ゴミうんち”
私たちも、いつかはゴミやうんちとなり、また生まれ変わる…
とても深く考えさせられた一句です。
感想
”ゴミうんち”に関連するさまざまな展示品や資料、実際にゴミうんちを用いて制作された作品を見て「循環」というものをわかりやすく学ぶことができました✍🏻
本来循環していかなければならないゴミやうんちは現在、様々な問題を引き起こし、環境問題の一つになっている中で、ゴミやうんちがとてもユニークな作品に生まれ変わっている様子がとても面白く、同時に「循環」というものがどれだけ重要であるか、深く考えさせられました!
なんでも”捨てる”のではなく、リサイクルやリメイクであったり何かに生まれ変わらせることはできないのか…これからよく考えていきたいと思いました🧐
改めて、とても身近に存在するゴミやうんちに誰もが目を向け、向き合っていかなければいけないな…と深く感じさせられる展覧会です。
最後に…
「ゴミうんち展」は2025年2月16日まで開催されます。
もし、この記事を読んで気になった方、まだまだ間に合います‼️
是非たくさんの人に行っていただきたい展覧会のひとつです。
長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます💌
next…
<勉強会レポート:コラージュを学ぶ>
お楽しみに!