リモートワークの架空の会社を作って実験してみた。
はじめまして!ダラダラ働かないためのリモートワーク バーチャルカンパニー「REMOWA」です。働き始めてから1週間経ったので「実際どうなの?」ってところをまとめてみます。新入社員募集も下の方に載せているのでご興味ある人はぜひ〜
※リモートワークを推奨する記事ではありません。働きに出かけなくてはいけない職業の方たちも沢山いらっしゃると思います。あくまでもリモートワークする際の参考までにご覧頂ければと思います。
【追記】2ndシーズン始めます。新入社員も募集してます!
<<トライアル期間好評終了につき、2ndシーズンをスタートします。応募条件などはnoteの最後に書いてありますのでご興味ある人は是非です!>>
REMOWAってなに? 〜 一人でメリハリ付けて働ける人は入社しない方がいい会社の話〜-
リモートワークに移行する会社や人が増えている中、「どうしても家だとダラダラ働いてしまう…」こんな悩みの方って結構いるのではないでしょうか。(家の方が集中できる人も多いみたいですが)
そんな中、一つの仮説を立てました。
「友だち同士で(特に喋らずに)仕事風景をずっとライブ中継していれば、家にゆるやかな緊張空間が生まれるのでは?」
そんなの絶対に嫌だ!って人の方が大多数だと思うのですが笑、これが平気という人も一定数いるはず。(そういえば、別にそれには共感しないけどmixiコミュニティで「一人は好きだけど独りは嫌い」って謎コミュニティあったな。)
仮説を検証すべく、よーし、実験だ!ということで始まったのがREMOWAです。(リモートワーク、略してリモワです。)
就業規則を作ってみる〜6つのルールと3つの役職〜
まず一つ目の課題は、「オンライン上で統率が取れるのか」です。空中分解しそうだし、やるからには馴れ合って群れているだけのような会社にはしたくない。そこで就業規則を作ってみました。
以上6つのルールを制定しました。それと会社設立のタイミングで、「社長」「会長」「コミュニティマネージャー」3つの役職を作りました。結局誰かしらが仕切って動いた方が便利。バーチャルの会社は「リーダー」を決めておくのが非常に大切だと思います。
社員にヒアリングすると特に「10時に朝礼」と「2日連続出社がない人の解雇」というのが良いらしい。
前者は朝のダラダラ起床&準備解消として機能。
後者は、出社しなきゃいけないプレッシャー&合わないから辞めたい(けど言い出しづらいという)時の退社理由として凄く機能してます。友だち同士でやってるコミュニティって、抜けづらいのものですよね。
(ちなみにスタート時20名だった社員は今16名に。ぶっちゃけもっと空中分解するかもと思ってたけど、すごい残っている!)
働いてみる 〜鼻歌誤爆に気をつけながら、黙々と働く人たち〜
REMOWAの1日はこんな感じ。
(各自仕事や準備する人)→「10時 朝礼(5分)」→「黙々と仕事する」→「ランチ休憩(30分)」→「黙々と仕事する」→「18時 終礼(3分)」
やってみた感想として社員からは、「めちゃくちゃいい!!!!」「仕事の効率が爆上がりしました」との声が多数。
社員のほとんどはビデオON、音声OFFにしている。画面上の仮想オフィスには大体常時6名ほどの社員がいて、あとは出たり入ったり。
(みんな仕事してる時大体こんな顔してて面白い。ミスって鼻をほじった社員、鼻歌を歌ってしまった社員はいる。)
朝礼ではラジオ体操を自由参加で。最初はシュールだなと思っていたが、続けてみると、この時間が意外と体を目覚めさせるのに良いという声も。
ランチ休憩は、ノンアルコールビールがリフレッシュに良いと社内でブームが起こっている。何より、在宅ワークは休憩時間を取り忘れてダラダラ働いてしまうという現象が起こりがちなので、30分意識的に休憩を取り入れるのはとても良い。
課題発生!?リモート会社を続けるための3つのアイデア
①「通知多すぎてうるせえんだよ!」→行き先ボードを作ってみた
リモートワークをしてから、REMOWA関係なく、あらゆる仕事のほぼ全てのやりとりが「メール」か「チャット」か「ビデオ会議」になった。そうすると、今までよりも通知の数が多くなって作業になかなか集中できない。
REMOWAでもいちいち退室するたびに「退室しますー」と通知が鳴ってしまうのはあまり良いことではない。会社設立から2日間ぐらいは、「通知量」をいかに減らすかが課題となった。(個人的にはリモート時代の新マナーに入れたいぐらい。)
そこで生まれたのが、Google スプレッドシートで作った「行き先表/行動予定表」。いわゆる会社にあるアレですね。
(名前だけプライバシー保護のため架空の名前にしました。ちなみに設定上、みんなREMOWAが本業なので、副業っていうのは実際働いてる会社の方です。なんだそれ。)
何か連絡事項がある人はここに書いておく。それだけで、チャット量が10分の1ぐらいになったかな。これはマジで超オススメアイデアです。
②「実際過疎ってるんじゃないの〜?ほんとに上手くいくの〜?」→参加したいという人に参加率を事前ヒアリングして参加率を高くキープする。
バーチャル組織ゆえに、参加率が低くなると空気も悪くなる。ツライ。それを避けるために、中途入社希望の人には「どれぐらい参加出来るか」を聞いてみた。これは結構いい。実際「興味あったけど、思ったよりオンラインに出来なかった」という退社した社員もいる。(そりゃ仕方ないよね)
③「知らない人と働くとか絶対嫌なんだけどw」→社員全員の自己紹介シートをつくって”初めましてスピード”を短縮する。
普通に見えるんだけどこれが結構よかった。REMOWAはほとんどお互いにオフラインでは会ったことない人たちで構成されている。中途入社の人もこれがあると一気に距離が縮まっていい。
実験!リモート○○を考えてみよう #REMOWAレクレーション
折角のリモート集団ということで、終業後やお昼休みに、リモート○○で色んなことをやってみる実験も。これは軽く紹介。
①リモートバースデーサプライズ
0時の瞬間にビデオOFFにしてお祝いするというアイデア。(誕生日の人いなかったので、サンプル(やらせ)写真を撮ってみました。)
②リモートお料理会
料理の得意な社員に教えてもらいながら料理。これも楽しかったな。離れてるのに同じもの食べてるって不思議。
③リモート運動
わかりやすい写真が無かったんだけど、運動得意な社員に筋トレメニューを考案してもらって、トレーニング。運動不足解消にとてもいい時間だった!
④リモートお茶会
美濃加茂茶舗さんが連絡くださって、リモートお茶会を開いてもらった。こういうコラボみたいな事、他でも何か出来ると良いんだけど何かあるかな。募集中です!
実際働いてみてぶっちゃけどうだったか〜社員の声〜
どんな声があったかを紹介します
<ポジティブ>
・朝10時に無理やり仕事を始められるのがいい。(準備とかもダラダラしていた)
・初めましてが増えた(オフィスでは新しい人と知り合う機会があったが今は全然知り合いが増えない)
・仕事中は雑談がない、休憩後は雑談出来るのがいい
・ラジオ体操が運動不足解消に繋がって良い
・何よりも業務効率がめちゃくちゃ上がった!集中出来る!(ほぼ全員)
<ネガティブ>
・鼻をほじれない
・鼻歌を歌えない
<<トライアル期間好評終了につき、2ndシーズンをスタートします&新入社員を募集します! 条件アリ/先着順>>
REMOWAはひとまず2週間のトライアル期間を終え、生産性爆上がりだったので、2ndシーズンを始めることにしました。
新入社員も募集中です。
応募条件は以下です。
・1stシーズンに参加していたREMOWA社員の誰かと相互フォローの関係である
・1日の就業時間の50%以上参加(ビオチャットにON)出来る
・コミュニティを良くしようという気持ちで入ってきてくれる人
応募方法は、【1stシーズンに参加していた社員へのDM】です!先着締め切りとさせていただきますのでご了承ください。
リモート期間、前向きに頑張りましょう!
以上、REMOWAのまとめでした。思ってたよりもずっと業務に集中出来てすごく良いです。リモート期間、前向きに頑張りましょう〜!