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おやつのぬか漬けとリモートワーク

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会社勤めをしていた際には、何度も断腸の思いで、駄目にした糠床にサヨナラをしたことがありました。

忙しさから家に帰ってきたら必要最低限の作業だけして体を休めていると、糠床の存在をど忘れしてしまい、気づけはリカバリ不能になってしまった糠床の菌達の前に、しょんぼり(´・ω・`)したことが何度かありました。。

ぬか漬けは大好きで、学生ぐらいから挑戦しています。いつも夏場を越えられずなど、数多に存在している落とし穴にハマっては、再出発を繰り返していましたが、リモートワークになってからは、ずっと安定してメンテナンスを続けることができているのも、リモートワークの嬉しいポイントです。(あまりにニッチな「嬉しいポイント」だという自覚はあります!)

そして何よりうれしいのは、おやつ時間のレパートリーに、糠床から出したてぬか漬けを加えることができたことです。

練ごまやすりごま、ごま油やオリーブオイル、おかかなどをパラッチョとのせて、もぐもぐ・パリポリ食べれるのは本当に最高です。ぬか漬け本体に塩味があるので野菜スティックの味付け要員として活用することもあります。(塩気よりも酸味が強めの方が好みなので、塩味は調整しつつ糠床育てています)

以下ではこの勢いで、特に好きなぬか漬けをピックアップしたいなと思います。すべてリモートワークをするようになってから挑戦したものです。それ以前はベーシックな「きゅうり」「大根」「人参」あたりを漬けるばかりでした。。

濃厚な味わいアボカド

202012_1_アボカド

半分に切り、種を取り出し、切った断面をぬか床にあてて作ったアボガドぬか漬けは、はじめて食べた時に度肝を抜かれました。濃厚でめっちゃうまかったです!上にオリーブオイルやすりごまをかけて食べたり、ぬか漬けアボガドをヨーグルトと和えてソースのようにしサラダにかけて食べることもあります。

ジューシーに仕上がるエリンギ

202012_1_エリンギ

エリンギは、最低一日は干して(適当に室内で網にひっかけて干しています。怠惰な質なので面倒なことはせず、やっつけ干しです)水分を出してから糠床にいれています。すると、その出たぶんの水分を糠床から吸収して、プルッとジューシーな仕上がりになり最高です。きのこなので、糠床に旨味を還元してくれている感もあり、重宝している一品になります。

硬さが程よいズッキーニ

202012_1_ズッキーニ

値段のコストパフォーマンス的にそこまで常用はしていませんが、ズッキーニも好きです。糠床でみずみずしさが増して、程よい食感から歯に嬉しい一品として重宝しています。柔らかすぎず、硬すぎず、じゅわっと広がるズッキーニと糠の風味は最高で、半分にして漬けたものは、あっという間にペロリと平らげてしまいます。

ブロッコリーの茎がぬか床で大変身!

202012_1_ブロッコリー

ブロッコリーの茎は、炊飯器でつくるスープなどでコトコト柔らかくして食べるなどが、かろうじてあった自分のレパートリーでした。が、茎をぬか漬けにできることを知り、一転、上のモコモコ森の部分よりも輝くポジションになりました。茎の本当に硬いところは除去しつつ、糠床でつけてみますと、甘みが増し、コリコリっとした食感でも楽しめる優秀食材に大変身します。

仕事の合間にぬか漬けおやつ

上記以外にもゴボウや切り干し大根、クリームチーズの変わり種やら、もちろん王道のきゅうり(ズッキーニのくだりでディスりましたが、安定の美味しさは確かにあります)、人参、大根、カブなども楽しんでいます。(イラスト(≒落書き)描くのが面倒だったので(ゲフンゲフン)上では取り上げませんでしたが)

ひとしきりぬか漬けについて語りましたが、そんなぬか漬けも、会社勤め時代には家で食事する限られた時間のみの利用でした。しょっちゅう駄目にしていたので、上記のような冒険をしようという気持ちすらおきることはありませんでした。

リモートワークになったことで、よく食べれるようになったというのと、メンテナスもぐっとしやすくなったということから、更にバリエーションを増やすことができました。

会社の冷蔵庫にぬか床を入れておいたり、それを仕事中に食べたりだなんて、そんなドン引きなことはまずできませんが(自分にとっては好きなニオイですが、ぬか漬けのニオイは、人によってはスメルハラスメントにもなりかねないので。。)、自宅ならばそれも自由に対応可能です。

そして会社時代にはまず考えられなかった自家製ぬか漬けをおやつタイムに堪能することができるのも、リモートワークをしているからこそだと思っています。

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